辛さ満足レベル:
旨さ満足レベル:
※レベル表記方法についてはこちらのページを。
東京の湯島にある担担麺専門店『阿吽(あうん)』の冷凍担担麺がローソンに売られていました。
なんと、担担麺のエキスパートである『日清食品』が製造しています。
価格は税込みで397円。 どうやらローソン専売のようです。
『阿吽』は東京の汁なし担担麺専門店です。
2007年創業で、僕が知る限りでは当時は東京には汁なし担担麺の専門店はなかったように思います。(汁あり担担麺の専門店もなかったかも)
汁なし担担麺は、四川麻婆豆腐と共に2000年頃からじわじわと日本に浸透してきましたが、当時汁なし担担麺を出すお店はあっても、汁なし担担麺の専門店としては『阿吽』が東京初ではないかと思います。(広島では”きさく”という汁なし担担麺店が1999年に開業している。)
僕も『阿吽』の開業当時は何度かお店に行ったことがあり、とても美味しかったと記憶しています。
しかも、『阿吽』の実店舗の汁なし担担麺(つゆなし担担麺)は、化学調味料を使わない担担麺だったんです。(最近は知りませんが)
その後、2014年に経営譲渡があったようで、創業者は経営から離れたようです。その頃からは僕はお店には行ってません。
経営譲渡されてからは、積極的に支店をあちこちに出したり、カップ麺などを展開しているようですね。
以前、サンヨー食品から出ていたカップ麺を何度か食べたことがありますが、この時はすでに経営譲渡されていたんですね。(食べた当時は、経営譲渡されていたのを知りませんでした。)
最近では、スーパーマーケットのお弁当コーナーにチルド麺の『阿吽 つゆなし担担麺』も売られたりしています。僕はドン・キホーテで買いました。(”普通”には美味しかった)
このように最近の『阿吽』は積極的にブランド展開している印象です。
そして、今回、とうとう冷凍麺まで出してしまったわけですね。
しかも、作っているのは担担麺のエキスパート『日清食品』!ちょっと期待できます。
ローソン専売品のようですが、ローソン側が企画したのでしょうかね?
汁なしではなく、スープあり担担麺での発売です。
パッケージ裏面には『濃厚な胡麻のスープとシビれる花椒でリッチなひと時を』とのキャッチコピーがあります。
ローソン専売品と思われるのに、ローソンの名前はどこにも出てきません。
パッケージ側面には『阿吽』のお店についての解説があります。
原材料はこんな感じ。
ワインが使われているのが面白いです。砂糖の使用量もそれほど多くはなさそう。牛脂が使われているのも興味深い。
ちなみに、日清の冷凍担担麺と言えば『炎の辣椒担担麺』!!
『炎の辣椒担々麺』は、最近では『辣椒担々麺』と名前を変え、いまだにレギュラー商品として存続しています。 僕はたまに買っています。
栄養成分は以下の通り
カロリーも塩分も若干高めですが。 これは仕方ない!
担担麺に減塩とローカロリーを期待してはいけません。
袋の中身はこんな感じ
炸醤(肉味噌)付きの冷凍麺と、液体スープと花椒パックのセットです。
スープは、あらかじめ250ccの熱湯で丼に溶かしておきます。(スープパックは凍っているので、パックをあらかじめ熱湯で温めておくと良い)
スープの中に、電子レンジで温めた麺と具を入れて完成。
青梗菜が少ないように見えてますが、実際は下の方からもっと出てきました。
少なくとも、パッケージ写真と同じくらいの量の青梗菜は入っています。
確かにすごく濃厚なスープです。 充分すぎるほどのゴマ感。
甘さも控えめだし、濃厚クリーミー担担麺としてはハイレベルな美味しさです。
さすが日清。
というか、日清の『辣椒担担麺』に味がとても似ている気がします。
食べ比べたわけじゃないのですが、味の系統はほぼ同じではないかと思いました。
原材料を比べてみると、ベースは似ていますが、色々と違うところはありますけどね。
さすがに、『阿吽』としてのオリジナリティは出していると思います。
でも、やっぱり味は似ているなぁ。
添付の『花椒パック』を投入
痺れが少しだけ増強されましたし、花椒の香りも良い!
花椒パックには唐辛子も入っています。 見た目的にも同社(日清食品)の冷凍『辣椒担担麺』に使われているものと同じものが使われている感じです。(花椒と唐辛子のブレンド割合は違うかもしれませ)
スープには酢が使われているものの、酸味はほとんど感じられず、ひたすら濃厚な胡麻風味が最後まで楽しめます。 ほんと胡麻たっぷりな感じです。
花椒の痺れや唐辛子の辛さは弱めで、一般受けするレベル。
麻辣好きには物足りないと思いますが、胡麻系の濃厚担担麺が好きな人はハマるかも?
その辺のお店の担々麺より美味しいです。
最近は、冷凍ラーメンのクオリティが格段に上がりましたね。
これはまた買ってもいいかも!!!
<了>
コメント