辛さ満足レベル:
旨さ満足レベル:
※レベル表記方法についてはこちらのページを。
ペヤングといえば、最近は激辛焼きそばシリーズが有名で、ノーマルの激辛焼きそばに始まり、どんどん辛さレベルをアップしていき、最後には『獄激辛Finalやきそば』という、日本の激辛史上前代未聞の商品を出しました。(コンビニやスーパーで買える激辛食品の中では最高峰の辛さだと思います。)
そんなペヤングから『激辛ヌードル』なるものが出てたので買ってみました。
そういえば、激辛なペヤングはずっと焼きそばばかりで、激辛ラーメンは初めてかもしれませんね。
MEGAドンキホーテ長崎屋 四街道店(千葉県四街道市)にて購入。
価格は、税込みで192円でした。
辛さに関する注意書きが、カップの蓋に目立つように書かれています。
原材料
麺の原材料がすごい。 麺だけでも、ポークエキスパウダー、魚介エキスパウダー、酵母エキスパウダー、ビーフなどの調味料が使われています。 醤油や食塩も使われているので、麺だけを食べてもしっかり味がついていそう。
液体スープの原材料は、糖類の使用量が一番多いです。 さすがに甘ったるいってことはないと思いますが・・・。 激辛やきそばの液体調味料も糖類の使用量が一番多かったですが、甘ったるくはなかったですし。
『激辛やきそば』と『激辛ヌードル』の原材料と比べてみましょう・・・
激辛やきそば添付調味料の原材料
(糖類、たん白加水分解物、食塩、しょうゆ、醸造酢、ポークエキス、植物油脂、りんご、香辛料、トマト、野菜エキス、でん粉)
激辛ヌードル添付調味料の原材料
(糖類、食塩、たん白加水分解物、しょうゆ、醸造酒、ポークエキス、植物油脂、香辛料、トマトペースト、りんご果汁、オニオンエキス、ガーリックエキス野菜エキス)
細かいところは違いますが、基本は結構同じです! ということは、この激辛ヌードルのスープは激辛やきそばの味に寄せているということですかね。
ここでふと気づいたのは、ペヤング激辛やきそばの原材料には焼きそばに使われる重要なソース(ウスターソースとか)が使われていないという事。でも、この原材料自体がウスターソースなど焼きそばソースの原材料に近いから、最終的には焼きそばソースの味になるということ?
一つ気になるのは、やきそばの方は『醸造酢』が使われていて、ヌードルの方は『醸造酒』が使われているという事。 もしかして、醸造酢を醸造酒と記載ミスをしている可能性はあります。
『醸造酢』と『醸造酒』は、漢字も似ていますし、発音もほぼ同じですしね笑
自分で両方を口に出してみましたが、結構難しい!! 早口言葉か!!
中身は、麺と液体スープとかやくです。
かやくを麺の上にあけます。
かやくは、小動物の餌のような肉そぼろ(味付け鶏ミンチ)と、キャベツが少量。
キャベツと味付け鶏ミンチという具材って、ペヤング激辛やきそばと同じ具材なわけですね。
ちなみに、激辛やきそばの方は『味付け鶏ひき肉』という記載になってましたが、”ミンチ”も”ひき肉”も同じですから。
でも、ペヤングにしてはちょっと具が少ないんじゃないの〜?
同じような形と色をしたフェレットフードがあったなぁ・・・(僕はフェレットを二十数年飼ってました)
お湯を入れたら、昔ながらの安い油揚げ麺の香りが漂いました。
この香りがいいんですよ。 ノスタルジックです。
お湯を入れて3分後。まだ液体スープを入れる前の状態。⬇︎
昔ながらの安っぽいカップ麺のヴィジュアル!
スープを入れる前にちょっと麺を食べてみたんですが、ちゃんと味がしました。
薄味ではありますが、ベビースターラーメンのように麺に味がついていました。
このまま食べるには薄過ぎます。
液体スープを入れて、かき混ぜたら出来上がり。
醤油スープで、昔ながらの安いカップ麺の味。
けしてお店のラーメンでは出てこない、カップ麺独特の風味!
しかし、これがまたいいのだ。
この不思議な旨さは、麺に使われているラードのおかげもあるかもしれません。
そういえば、関西方面ではスタンダードな『金ちゃんヌードル』や、関東の『ニュータッチ』、九州の『サンポー』、『サッポロ一番』などの昔ながらのインスタント麺の麺にはラードが使われていますが、ラードを使った麺というのは独特な風味があるかもしれません。
でも、昔からある日清のチキンラーメンやカップヌードル、ベビースターラーメンにはラードは使われていません。でも、あれはあれで味をしっかりと確立しています。カップヌードルは色々な味のものを出していますが、スープの味が変わろうがカップヌードルらしさが出ているのはやはり麺の風味のおかげだと思います。
このペヤング激辛ヌードルも、ペヤングらしさが出ている感じがしました。
でも、『ペヤング激辛やきそば』の味がするわけではありませんでした。 原材料は似ているんですけどね。
辛さもペヤング激辛やきそば並に抑えられていて、万人受けするレベルの辛さに仕上がっています。
激辛マニアな人達には”激辛”だと認めてもらえないくらいの辛さではありますが、辛さに耐性のない人達には激辛と感じるかもしれません。 でも、常識的な、危険性のない辛さです。
唐辛子エキス系の変なクセもなく、食べやすく仕上がっています。
さすがペヤング。
普通には美味しかったけど、一回食べれば充分かなぁ。
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