辛さ満足レベル:
旨さ満足レベル:
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韓国のラーメンメーカー『SAMYANG(三養)』が作っているプルダックラーメン(カップ麺)のキムチ味が美味しそうだったので買ってきました。
僕は本場韓国のキムチが好きなので、本場韓国のキムチ味のラーメンなら美味しいだろうと思ったのです。僕は日本のキムチはあまり好きではないのです。砂糖や糖類を入れすぎで甘ったるいのが多いからです。
最近は韓国から輸入されたキムチでさえも、日本人向けに甘い味付けがされているものもあるので油断できないんですよ・・・。
このプルダックキムチラーメンは、パッケージのフィルム包装の外に原材料や作り方の書かれた日本語のラベルステッカーが貼られているので、日本向けに製造されたものではないことがわかります。
パッケージはほぼ英語で書かれていて、アメリカ向けに製造されたものかな?
だとしたら、尚更甘くないかも! 期待できます。
プルダック(ブルダック)とは?
韓国の料理『プルダック(ブルダック)』は鶏を激辛のスパイスで炒めた料理です。
ブル=火で、ダック=鶏です。
『火を吹くほど辛い』というような意味合いでつけられたネーミングだと思います。
プルダックの歴史は意外に浅く、韓国で西暦2000年ごろに誕生し、流行したようです。
日本でも韓流ブームに伴いプルダックが流行り、本場韓国の得るダックチェーン店『ホンチョぶるだっく』というお店が進出してきた程です。(僕も行きました。)

今はもう閉店しているようですけどね。
韓国でも今やプルダックブームは下火だそうです。
しかし、韓国の有名なラーメンメーカー『SAMYANG』が、プルダックをイメージしたラーメンの売り出しに成功し、韓国は元より日本でもかなり売れているようです。
いろんな味やバリエーションがあり、日本でもコンビニやスーパーなどでも見かけるほどになってます。もしかしたら日本では辛ラーメンよりも成功しているのでは?と思うほどです。(あくまでも僕の想像です。)
ラーメン以外にも汁なしの”プルダック焼きそば”があったり

“プルダックトッポッキ”があったり
“プルダック餃子”があったりもします。
これ、全部SAMYANG社のですからね。
プルダックのブランド作りに成功したんですねぇ。
プルダクラーメンで力をつけたSAMYANGは、日本法人(三養ジャパン)も設立していますからね。
『プルダックラーメンキムチ味』を色々見ていきましょう。
さて、今回買った『プルダックラーメンキムチ味』について見ていきたいと思います。

ポギキムチ(株ごと漬けたキムチ)を持っている変な鶏は、ブルダックのキャラクター『ホチ』です。
これ、もっと可愛かったらさらにキャラクター商品も売れたんじゃないでしょうかね?
キムチは『Naturally and Artificially Flavored(天然および人工香料)』が使われていて、
ラーメンは『Artificial Spicy Chicken Flavor(人工スパイシーチキン風味)』と書かれています。
なぜわざわざ『Articicial(人工的な)』と書かれているのか? ちょっとマイナスイメージになるのに。
おそらく、このラーメンはムスリム(イスラム教徒)の為の『HALAL(ハラール)』認証済みなので、その絡みではないかと思われます。 ムスリムの食べ物の規定は色々うるさいみたいで、食肉に関してはかなり厳格な規制があるようです。 なので、この商品は鶏は使われていないというのを強調しているのかもしれません。 人工的な香料や味付けをしているから、動物は使ってないんだよ、というアピールなのでしょう。

ということで、ムスリムのあなた(誰?)も安心して食べることができますね!
これ、食べようとした時に気づいたんですが、汁なしラーメンなんですね。
英語で『Stir-Fried Ramen(炒め麺)』と書かれています。

こんな形の”BIG BOWL”なので、てっきりスープありラーメンだと思っていました。
日本だと、このカップの形状だと焼きそばではなくて、大盛りカップラーメンですよね。
よく見たら、『Stir-Fried Ramen(炒めラーメン/焼そばの意味)』と書かれていました。
でも、日本のカップ焼きそば同様、麺は湯で戻しますし、炒めるわけではないです。
“Stir-Fried Ramen”なんて書いてもいいのでしょうか?
ま、日本のカップ焼きそばも、焼いてないのに堂々と『焼そば』を名乗ってますけどね。
原材料チェック

麺に玉ねぎエキスが入っているのは珍しいです。 どんな効果があるのかは分かりませんが・・・
そして・・・ うーん・・
ソースの一番上に”糖類”が・・・・ まさか甘いんじゃないだろうな?
しかも、”プルダック”なのに鶏肉は入っていません。 味付けに使われている”チキン風味調味料”はあくまでも “風味” なので、この商品には鶏は全く使われていないと思われます。
しかも、具(かやく)は、白菜キムチのみです。
でも、本場の美味しいキムチがたくさん入っているのかな? 期待します!
栄養成分表示

エネルギーに関しては意外と高め。 これは油揚げ麺だからなのでしょう。
しかし、食塩相当量は3.25gと意外に少なめです。 まああくまでも”推定値”のようですが。
作り方。
中身は乾麺と液体ソースのみ。 キムチはどこ?

汁なしラーメン(焼きそば)なので、湯切り口が付いています。
湯切り口は、この3つの三角形のマークを箸の先などで押し破って穴を開け、そこからお湯を捨てるようになっています。

原始的な湯切り口ではありますが、この湯切り口、意外と具や麺がこぼれにくいんですよね。
最近の日本のカップ焼きそばは、剥がすだけで湯切り口が出てくる方式が各社で採用されています。あれって、結構画期的だとは思うんですが、もしかしたらこの原始的な方法の方が余計な経費がかからず済むのではないかと思ったりします。商品価格もその分安くできるのではないかと思ったり。
完成!
見た目はしょぼいです! 具がほとんど見当たらなくて、麺ばっかり。

食べてみると・・・
甘いことは甘いけど、思っていたよりは控えめです。 砂糖が味付けのトップにきていたので、めちゃくちゃ甘ったるいのを覚悟していたのですが、気になるほどの甘さではありませんでした。
そもそも韓国料理って辛い料理でも甘味をつけたりすることもありますからね。(トッポッキとか)だから日本人にも受け入れられやすいのかも。
酸味がかなりあります。キムチ味ですからね。キムチの風味はなかなかいい感じ。
ただ、この酸味は具のキムチによるものではなく、ソースに元々キムチシーズニングが入っているからだと思われます。
だって、具のキムチはめちゃくちゃ少ない!!!!!

しかも、小さい!! ↑こんな大きさのキムチがちらほら入っているだけです。これはおそらくソースの中に入っていたんでしょうね。
これは非常に残念。 具はキムチだけなんだから、もっとふんだんに入っていたらよかったのに!!
キムチは小さすぎて、キムチの食感もほぼ感じられません。
いやー、キムチはもっと大きくして、ふんだんに入れるべきでしょう。
せめてニュータッチのキムチらーめんくらいのキムチの量が入ってたらいいのにな!
でも、全体的な味のバランスはいいし、なかなか美味しいです。
結構酸味があり、酸味が甘味をカバーしている感じがしました。
もし今度食べる機会があったら、自分で韓国キムチを”追いキムチ”してみよう。(キュウリのオイキムチじゃないよ)
辛い?
辛さは、日本で言うと『ノーマルの”ペヤング激辛焼そば”』と同じくらいの辛さです。(食べ比べたわけではないので、あくまでもイメージです。)
原材料にハバネロ風味調味料というのが入っているのですが、ババネロの風味は感じられません。
というか『ハバネロ風味』ということは、あくまでも風味であって、実際にハバネロは使われていないってことかも?
ま、僕はハバネロの風味が好きではないので、これでいいんですけどね。
とは言っても、それでも日本の一般的な『辛口』商品よりは辛いです。
辛いのが苦手な人はちょっと注意です。
どこで売ってる?
これ、多分千葉県市原市にある『MEGAドン・キホーテUNY 市原店』で買ったと思うんですよ。
ここのドンキは輸入食品コーナーがあって、南米とかアジアの珍しい食品が売られています。
当然、中国や韓国の食品もあります。
プルダックラーメンに関しては日本中あちこちで売られているのですが、この『キムチ味』に関しては見たことがない気がするので買ったんです。
でも、いくらで買ったか分かりません。レシートが見つからない。
実際、ネットで検索してみても、売られてないんですよ。
でも、ドン・キホーテでは売られていた形跡はあります。

これはドンキ専売だったのか?
それとも、売れ残った商品がドンキに流れていったのか??
今度は自分で韓国キムチを追加して食べてみたいので、機会があればもう一度買ってみたいかも。
<了>
コメント
ご無沙汰しております。
こんばんは。
涼さん「韓ビニ」ってお店ご存知ですか?
読んで時の如く韓国食材を扱う専門店です。
僕の職場の近くにありますので表題の物があるか調査してみます。
なかったらごめんなさい。
後日連絡します!
では、また!
プルダック麺は色々な種類があり、普通のスーパーとかでも売られていたりしますので、韓ビニにもなにかしら売られていると多います。
でもキムチ麺はあるかどうかわかりませんけど・・・。
韓ビニは値段が高すぎて、入店はしてみるものの一度も買ったことがありません・・・
韓流ブームのせいで、日本人向けの韓流ショップの商品価格は総じて高いですね。
僕は在日韓国人向けのお店で買ってます!