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アイランド食品『銘店伝説 スパイス・ラー麺 卍力(マンリキ)』

卍力 辛い食品の話題
辛さ満足レベル:
旨さ満足レベル:
※レベル表記方法についてはこちらのページを。
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『銘店伝説』のラーメンに激辛系シリーズが!?

有名ラーメン店のラーメンの味の完全再現を目指す、アイランド食品社の生ラーメンシリーズ『銘店伝説』に、激辛系ラーメンシリーズが出てました。

『銘店伝説』のロゴも燃えています。

 “アイランド食品”は、高速道路のSAやお土産店等で売られているご当地ラーメンをよく作っている会社です。箱入りで、常温で長期保存が可能なので、お土産にぴったりなんですね。
しかし、最近は有名ラーメン店の味の再現を目指す『銘店伝説』というシリーズのチルド麺を出していて、スーパーマーケットなどでも見かけるようになりました。
チルド麺(冷蔵)なので、賞味期限は短めです。

今回は、『銘店伝説 スパイス・ラー麺 卍力(マンリキ)』というのを見つけたので買ってきました。

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『スパイス・ラー麺 卍力(マンリキ)』って??

店名がなかなかインパクトあります。”卍”(まんじ)に”力” で、『マンリキ』と読ませるそうです。

鶏と豚と魚を合わせた特製スープと、十種類以上のスパイスを使用したラーメンが味わえるお店で、東京都江戸川区の西葛西と、秋葉原にお店があるそうです。
僕は実店舗は未訪問です。

説明を読む感じでは、味の想像がつかないです。 
確かに独創的な感じです。
カレーっぽい感じでもないのかな?

パッケージには『辛味、甘味、酸味、苦味』と書かれています。
『五感を刺激するスパイス・ラー麺』ということですが、『辛味、甘味、酸味、苦味』だと4つ。もうひとつの『旨味』は省略されているわけですかね。『旨味』はあって当たり前だという自信なのでしょうか。
まあ、要はちょっと昔に少し話題になった中国四川料理の『怪味(ガイウェイ、かいみ)』というわけですね。
『辛味、甘味、酸味、苦味、旨味』を絶妙なバランスで組み合わせた味付けを、中国四川料理では『怪味(ガイウェイ)』と言うのです。

“怪味”は、数年前に日本でも流行りそうな(食品会社が仕掛けた?)兆しがありましたが、空振りに終わった感じでした。『怪味ソース』とか『怪味』味の食品とか出てました。
僕も『怪味』は試してみたんですが、よく言えば『絶妙なバランス』なのですが、悪く言えばどれも中途半端な味付けという感じで、煮え切らない味でした。 
今や麻辣は空前のブームとなりましたが、怪味はほとんど話題にもならずに終わった感じがありました。

今回買ったラーメンは、要はその”怪味”を表現したラーメンという事になるんですしょうか。

本当に味の予測がつきませんが、楽しみです。

“辛さ”も売りになっているようですし。

添付の特製スパイスを入れる量によって辛さレベル(Spicy Level)が変えられるようです。

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どこで買った? いくらだった?

ディスカウントスーパー『MEGAドン・キホーテ大森山王店(東京)』にて購入。
2食入りです、価格は税込みで322円でした。
メーカーのホームページによると、希望小売価格は税込みで443円と書かれていました。

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原材料やカロリーなどをチェック

商品説明にも書いてあったように、チキン、ポーク、そして魚介系のエキス類が入っています。魚介系は煮干し、さば節、鰹節、昆布などです。魚介系(特に魚粉入り)のラーメンがあまり好きではない僕は、はたしておいしく食べられるのでしょうか?

その他にも、野菜エキス、酵母パウダーなど数々の旨味調味料が使われています。
原材料だけ見てみても、味の予想がつきません。
これはかなり複雑な味がしそうな予感!
スパイスパウダーは、クミン、コリアンダー、花椒、カルダモン、唐辛子が使われています。花椒以外はカレースパイスっぽい感じです。唐辛子の使用量が一番少ないですし、辛味調整用ではなく、スパイス風味調整用ですね。 余計な添加物は入れずに100%スパイスなのは良いです。

1食分のカロリーは404.4kcalです。推定値ではありますが、随分と刻みますね。
醤油ベースのスープということもあってか、カロリーは低めです。 
同時に、スパイスのおかげか食塩相当量の1食あたり4.1グラムと低めです。

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内容物

麺はなかなかの太麺です。麺の袋には『中太ウェーブ麺』と書かれています。
添付調味料は、液体スープと粉末スパイスの2袋が入っていました。

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作ってみます。

作り方はちょっと変わっています。
先にスープとスパイスパウダーをお湯に溶かすようになっています。
スパイスパウダーは入れる分量によって辛味が変わるようになっているのですが、初めて食べる(作る)人はスパイスパウダーを入れる量の加減がわからないでしょうね。
僕の場合は、最初から全量入れても全く大丈夫なのはわかってるので、全部入れますけど。

あと・・・・

具はなにを入れればいいのか書かれていません。

『お好みで具材をのせられますとより美味しく召し上がれます。』としか書かれていない!!!

パッケージ写真から推測するに、パクチー、チャーシュー、ブロッコリーあたりかな?モヤシも入っている?
僕はパクチーはそれほど好きではないし、その他の具材も家にはないし・・・・。 なので、とりあえずネギだけをトッピングすることにします。

作り方に忠実に作ります。

↓これが液体スープ。ちょっと複雑な香りがします。怪しい感じ。まさに”怪味”っぽい?

↓スパイスパウダーを追加します。 カレーパウダーっぽい香りがしますよ。

スパイスパウダーは、入れる量によって辛さを変えられるようですが、僕は当然全量入れます。残してももったいないし!

↓お湯を入れてかき混ぜておきます。これでスープはできあがり。

麺は3分半茹でて、湯切りをし、スープの入った丼に麺を投入したら完成です。

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食べてみます!

出来上がり!

ちょっとさみしかったので、ネギをトッピングしました。

まずはスープから飲みます。 ラーメンはスープを先に味見するのが基本です。
僕はラーメンは麺よりもスープが命だと思ってます。 どんなに美味しくて歯応えの良い麺を使ってもスープがおいしくなかったら台無しです。逆にスープがおいしければ、麺が多少食感や味が悪くてもまだマシですよね。

話が逸れました。

で、スープの味なんですが・・・・
醤油ベースのラーメンだけど、完全なる醤油味ではない。
カレーっぽいけど、カレーラーメンでもない。
僕があまり好きではない魚粉などが入っているはずなのに、魚粉の風味がないのは、スパイスがいい感じに打ち消してくれているのでしょうか?

パッケージに書かれていた通り『辛味、甘味、酸味、苦味』は確かに感じられますが、『苦味』と酸味は弱い感じです。辛味も飛び抜けた辛味ではないですし、唐辛子の辛さというよりは、胡椒や花椒に近いかな? 
甘みに関しても、確かに甘みはあるものの、良い感じにスパイスで覆い隠されている感じで、「言われてみれば甘いな」程度の甘さになっています。それほど嫌な甘さではありません。

ハッキリとした味が好きな人には中途半端に感じるかもしれません。
なにが一番特徴的か? と言われれば、『スパイシー』なことですかね。

ハッキリしない味ではありますが、良い言い方をすれば『複雑にバランスが取れた味』だと思います。 
クセもないですし、スパイス感も悪くないです。
おいしいか、おいしくないか? と言われれば、おいしいです。

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辛い?

“辛い”というよりは”スパイシー”と言った方が適切です。

だから、辛さレベルではなく、スパイシーレベル(SPICY LEVEL)と書かれていたんですね。

食べていると、麻辣感も感じられます。じんわりとですが・・・・。
なので、スパイスを全量入れたとしても、食べられないような強烈な辛さになるわけでもありせん。
辛いというよりも、ちゃんとスパイシーなので、辛味に弱い人でも食べられそうな気もします。 
唐辛子というよりは胡椒っぽい感じの辛さです。
花椒の痺れ(麻味)はあるのですが、花椒の風味はありませんし。
よく言えば上手にまとめられているのかもしれません。

スープを飲み干したら、黒い粒々が残りました。 胡椒かと思いましたが、これは花椒なのかな? 花椒にしては黒すぎる気もしますが。
まあ、スパイスであることは間違いありません。

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まとめ

確かに”スパイシー”なラーメンでした。
“辛い”ではなく”スパイシー”という表現がぴったりです。
カレーにも似ているけどカレー味ではないし。中華味とかでもなく・・・
悪く言えばハッキリしない味、良く言えば複雑だけどバランスが取れた味。 
美味しいか?美味しくないか?、と言えば、おいしいと思います。

確かに独創的だなと思いました。

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あれ? 以前にカップ麺化されてた! しかも食べてたし!

で、ここまで書いておいて、今更気づいたのですが、この『卍力(マンリキ)』のラーメンは、二年半ほど前(2017年秋頃)にエースコックからカップ麺で発売されていました。
僕は食べていました。 しかも僕はなかなかの高評価を付けてました。↓

エースコック『卍力(マンリキ) スパイス・ラー麺』 - ドラマー涼の激辛ブログ『Eat with fire!』
エースコック『卍力スパイス・ラー麺』辛さ満足レベル:☆☆旨さ満足レベル:☆☆☆☆※レベル表記方法についてはこちらのページを。東京、西葛西にあるラーメン店。『スパイスラーメン卍力』"卍"(まんじ)に"力"で、『卍力(マンリキ)』と読むそうです...

やはりこれは、いつか西葛西の実店舗にも行ってみなければ!
葛西といえば僕の故郷ですからね。 僕は東葛西の方ですが・・・。

コメント

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