辛さ満足レベル:
旨さ満足レベル:
※レベル表記方法についてはこちらのページを。
日本ハムの商品『名店のまかない飯 四川飯店監修 麻婆豆腐飯の具』というものを買ってきました。冷凍食品です。
冷凍食品で、豆腐も入っているので、レンジで温めるだけの手軽さが特徴です。
これまで、日本ハムはチルド(冷蔵)食品として、『陳建一監修の麻婆豆腐の素』を販売していました。この商品では、豆腐は自分で用意して調理する形式でした。発売時期は不明ですが、僕が知っている限りでは、すでに20年以上のロングセラー商品です。⬇︎

陳建一さんが監修していた頃、商品名には「四川飯店」を一切使わず、『陳建一 麻婆豆腐』として販売されていました。おそらく、四川飯店の名前を使うとライセンス料が発生するか、もしくは、陳建一さん個人の会社の売上になるといった理由があったのかのしれません。(あくまでも憶測です。ついつい深読みしてしまう僕)。
しかし、陳建一さんが亡くなった後は、商品名に「四川飯店」が使われるようになり、四川飯店3代目の陳建太郎さんの名前も併記されるようになりました。
四川飯店は、2代目オーナーであった陳建一さんが2023年に亡くなり、現在は息子の陳建太郎さんが3代目として後を継いでいます。

陳建太郎さんは、ただの名前だけの「3代目」ではなく、四川飯店グループでの修行に加え、中国の四川大学に2年半留学し、現地の四川料理店でも修行を重ねてきたそうです。これにより、お父様である陳建一さんよりも、本場の四川料理に精通しているのではないかと感じています。
今後の課題は、日本人向けにアレンジされ親しまれてきた四川飯店の味を継承しつつ、本場の要素を取り入れたり、オリジナリティを加えたりすることかもしれません。
インターネットが主流となり、情報が即座に手に入る現代。
『本格』や『本物』を求める人が増え、何か新しい要素がないとすぐに埋もれてしまい、淘汰されていく可能性もあります。しかし、陳建民さんが遺した、日本人向けアレンジの四川料理の基本は今後も廃れることはないと思います。
個人的にも、四川飯店のスタンダードな担々麺(汁あり)が好きですし。
なんて、偉そうなこと言ってる僕(笑)
言うは易し、ですね。
陳建太郎さんは、陳建一さんがご存命の頃から四川飯店の経営を引き継いでいましたが、知名度的にはテレビ番組「料理の鉄人」で名を馳せたの陳建一さんには及ばず、そのカバーが課題だったのではないでしょうか。
個人として名が知られていた陳建一さんに対して、陳建太郎さんはまだ一般的には少し弱い存在です。
そのため、『四川飯店』という名前を前面に出さないと、商品やブランドの認知度に影響が出るのかもしれません。
でも、誰もが認める後継者を目指して努力してきたであろう陳建太郎さんを僕は応援します!(実際にお会いしたことはありませんが)
何の努力もせずに息子が後を継いで、そしてその会社を潰してしまう同族企業も多い中で、陳建太郎さんは本当に頑張ってきたはずです。
買った場所と値段
ライフ豊洲店にて購入。 価格は税込みで524円でした。 冷凍食品10%割引セールの時に買ったので、通常は576円(税込)くらいすることになります。
2人前とはなっていますが、わずが80グラムが2パックのみ。
ちょっと高いなぁ。
原材料をチェック

さすがです。 味付けは豆板醤を筆頭に麻婆豆腐の基本を網羅しています。 にんにくが入っているのもいいですね。
そして甜麺醤は使用しているものの、砂糖や甘味料が不使用なのが素晴らしい。
本来、麻婆豆腐(元祖のレシピ)には砂糖や甜麺醤は使われません。ところが、日本人は砂糖が大好きで、海外から入ってきた料理はなんでもかんでも甘くアレンジしてしまうことがよくあります。そのため、日本の麻婆豆腐は、甘みが強く、甘ったるく感じることが多いんです。
しかし、麻婆豆腐本来の味は、豆腐や肉から出る自然な甘みだけで十分に成立します。砂糖や甜麺醤を加える必要はなく、そのシンプルな旨味こそが麻婆豆腐の真髄だと思います。
調理方法
中のパックはそのまま電子レンジで加熱できるようになっています。もちろん湯煎もOKです。

出来上がり!
完成!!!

しかし! めちゃくちゃ量が少ない!!!!
だって、豆腐入りで1食80グラムですからね。
僕が普段食べる麻婆豆腐一人前の1/4くらい量しかありません。
あまりにも少ないので、同じく『KK企画 四川飯店監修の冷凍麻婆』も一緒に作ってみました。
これは以前食べた時のレビュー⬇︎
右側のが今回の日本ハムのもので、左側のがKK企画のものです。

メーカーは違いますが、レシピはさすがにけっこう似ていますし、出来上がりもそっくりです。
しかし量は、KK企画のものと比べても半分しかありません。
これ2つ合わせても僕が普段食べている1人前の量になりません。 いや、僕が普段食べすぎているわけではけしてありませんから!
食べてみての感想
豆板醤はそれほど主張していません。 ピーシェン豆板醤ではないようですが、それなりの熟成豆板醤っぽい感じがします。ちゃんとコクもあり、シンプルな味わい。
肉は牛肉ではなく、豚肉です。 四川飯店グループでは麻婆豆腐に豚肉を使うことが多いですね。
最近では豚肉にまぜて『大豆ミート(粒状大豆たんぱく)』を混ぜ込んだりするケースも多くみられますが(否定はしませんよ)、この商品はちゃんと豚肉だけで作っているようで、豚肉の味もちゃんと生きています。

甘さ控えめで、 ちゃんとご飯に合います。
これを「しょっぱいだけ」と言う人もいるかもしれませんが、そう言う人は甘さに慣らされてきた典型的な日本人なんだと思います。まあ味の好みは人それぞれですのでそれはそれでいいんですが、僕は白飯にしっかり合う麻婆豆腐を求めていますからね。
というか、この商品は『麻婆豆腐』ではなく、あくまでも『麻婆豆腐飯の具』ですからね。白飯を準備して、白飯にかけて食べるのが前提なわけです。 と言うこともあって量も少なめなのかもしれませんが、それでもやっぱり少なすぎだとは思います。 ご飯にかけたとしても、ラーメン屋の小麻婆丼レベルの量です。せめて倍の量はほしいところ!(じゃあ2袋作って食べろと?)
一般的な日本の麻婆豆腐の中では、かなり四川式に寄せて作られている感じがします。
豆腐は冷凍なので食感が少し劣るのは仕方ないですが、それでも最近の冷凍技術が上がったのか、気になるようなレベルではありません。
豆豉が入っているのがわかりますね。 豆豉は麻婆豆腐にはなくてもよさそうに思えて、しかし実は重要な原材料です。

麻婆豆腐って、豆腐、豆板醤、豆豉、大豆油など、豆を使いまくる『豆料理』でもあるんですよ、実は。
辛さは?
麻辣は弱いです。 辛味はピリ辛程度で、花椒の痺れ(麻味)に関してもそれほど感じられません。でも、一応麻辣ではありますが、麻辣好きな人には完全に物足りないかもしれません。
ということは、麻辣がちょっと苦手な人にも受け入れやすいかもしれません。
添付の花椒なども付いていないので、あくまでも日本人に合う味にしつつも、本格的に仕上げていると思います。
いい具合に本格さを出しつつも麻辣は抑えてある感じです。
まあ、麻辣好きな人なら、家に花椒や唐辛子は常備しているでしょうけどね。
総評
麻辣は弱いものの、甘ったるさはなく、本格さを出しつつも日本人向けに寄せてある感じ。
豆腐も入っていますし、パックのままレンジで調理でき、手軽です。
量は非常に少ないですが、ご飯にのせてちょこっと食べる分には良いです。
ただ、値段が高いので僕の場合は家で自分の麻婆豆腐を作った方が断然いいかな・・・
四川飯店は建太郎さんに代替わりしてから、より本格的になりつつあると僕は期待しています
参考までに、これ⬇︎は僕が以前、日本ハムのチルド食品の『四川飯店監修 四川辛口麻婆豆腐』について2025年4月に書いた記事です。
僕のおすすめ麻婆豆腐の素をいろいろ紹介します。
藤崎涼がお勧めする麻婆豆腐の素を以下に紹介します。
どれも美味しい! (ただし、豆腐や肉選びにはこだわってください。ソースが美味しくても、肉や豆腐が美味しくないと味が半減してしまいますよ。肉は国産牛をお勧めします)
⬇︎『ユウキ 大辛 麻婆豆腐の素』(本場四川の麻婆豆腐の素)
⬇︎『ユウキ 四川マーボーソース辛口』(以前からある定番。)
⬇︎『ヤマムロ 陳麻婆豆腐調料』(これぞ本場の元祖!!!これが基本です。これを食べずに麻婆豆腐を語るなかれ。)
⬇︎『味の素 Cook Do PREMIUM 極 麻辣麻婆豆腐用』(今まで甘ったるい麻婆豆腐ばかり作ってきた味の素が突然覚醒した革命的商品!)
⬇︎『新宿中村屋 本格四川 極み麻婆豆腐 辛口』(日本人向けにアレンジされながらも本格的!肉入りなのも嬉しい)
⬇︎『好人家 麻婆豆腐調料』(本場四川の麻婆豆腐の素。おいしいのは言わずもがな。コスパ最高)
⬇︎『横浜中華街 京華樓 本場四川 麻婆豆腐の素』(横浜中華街の四川料理の名店! 麻婆豆腐担当の厨師がお店で調合したソースをそのままパック!)
⬇︎『ライフプレミアム 辛さと旨味がくせになる麻婆豆腐の素』(スーパーのPB商品と侮るなかれ!国産の麻婆豆腐の素の中ではトップクラスで本場に近い味。)
⬇︎『中国大明火鍋城 麻婆豆腐調味料』(福岡にある四川料理店の麻婆豆腐の素。日本製です。僕は実店舗には行った事ないですが、この麻婆豆腐調味料を通販で何回か買った事があり、美味しかった記憶があります。
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【 送料込 】福岡 人気店 大明火鍋城 監修 本格四 川麻婆豆腐
⬇︎僕(藤崎涼)が麻婆豆腐のお店を紹介してます。(お気に入りのお店は全部紹介できていないですが・・)



