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四川飯店の麻婆豆腐対決!?

辛い食品の話題

日本ハムのチルド食品『四川飯店監修 四川辛口麻婆豆腐』

KK企画の冷凍食品『赤坂四川飯店監修 本格四川麻婆豆腐』

の両方がたまたま家にあったので、両方を同時に作って食べ比べてみることにしました。

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どちらも過去に食べたことはありまして、それぞれのレビューは過去の記事に書いています。↓

日本ハムの商品もKK企画の商品も、どちらも『四川飯店監修』を謳っていますが、日本ハムの方は、四川飯店の前オーナー・陳建一さんの時代から続く、20年以上のロングセラー商品です。
一方、KK企画は陳建一さんご本人が立ち上げた冷凍惣菜の販売会社で、ある意味こちらの方が“本物”といえるかもしれません。

ちなみに、日本ハムの商品は「四川飯店(監修)」と表記されているのに対し、KK企画の方は「赤坂四川飯店(監修)」とされています。
この違いには、なにか意味があるのでしょうか?

もしかすると、KK企画の方は“赤坂”をつけることで、「本店が監修した」という特別感を打ち出そうとしているのかもしれません。
あるいは、単なる表記の違いで、深い意味はないのかもしれません。

……とはいえ、ちょっと気になるところです。


両方の原材料を見比べてみましょう。

KK企画 冷凍麻婆豆腐の原材料

日本ハム 冷蔵麻婆豆腐の原材料

どちらかというと、日本ハムの方が本格四川麻婆のレシピに近い原材料です。
どちらも豆板醤がメインではあるのですが、KK企画の方は醤油を強めにして、さらにオイスターソースや生姜や味噌や砂糖を使って日本式(広東風)アレンジにしている感じ。

出来上がりを比べてみましょう。

左がKK企画の冷凍で、左が日本ハムの冷蔵です。↓

同じ形のお皿に盛りつけていますが、右の日本ハムの方は2人前なので、量の差があるのは仕方ありません。
ですが、左のKK企画の方は1人前としても少なすぎます。これだと半人前レベル。前菜のような量です。

日本ハムの方は、指定通り油を大さじ2杯使いましたが、豆腐は300グラム指定のところを400グラムにしているので、その分ボリュームが出ています。

量はさておき、見た目(色合いなど)としては日本ハムに軍配が上がります。
日本ハムの方は豆腐やネギ(僕は葉にんにくを使用)を自分で用意して加えるスタイルなので、その分見栄えがよくなるのは当然かもしれませんが、麻婆ソース自体の色合いや油感など、より本格的に見えます。

KK企画の方も、見た目が悪いわけではありません。
ただ、豆腐まで入っている状態で冷凍されているため、豆腐にソースの色がしっかり染み込んでいて、一晩寝かせた麻婆豆腐のような雰囲気になっています。

味についても、日本ハムの方が四川飯店らしさを感じられる味わいで好印象です。
KK企画の方も、これはこれで美味しいのですが、四川風という感じはあまりしません。
僕は昔(20年以上前)の四川飯店の麻婆豆腐を実際に食べたことはないのですが、こちらはもしかすると20年以上前の“昔ながら”の四川飯店の麻婆豆腐の味を再現しているのかもしれません。

しかし、同じ「四川飯店監修」の名を冠していて、ここまで味に差が出るとは面白いです。
どちらも冷蔵・冷凍品なので、お店の味にある程度は近づけられるはずですが、”使っている食材やコストの違いによる妥協”があるのかもしれませんね。

ちなみに、どちらの商品も麻辣(辛みと痺れ)は控えめで、上品にまとめられています。

そして、どちらも”四川風”を謳っているものの、あくまでも”風”であって、完全に日本人の嗜好に合わせた味付けになっています。
とくにKK企画の方は砂糖が入っているせいもあるからか、甘味は強めです。僕としてはギリギリ許容範囲の甘さです。

だから、万人受けする味わいになっています。

でも、麻辣を求める場合は、どちらも追い唐辛子と追い花椒をしないと、刺激が足りないです。

ということで、僕の評価では圧倒的に日本ハムの方に軍配を上げます。
とにかく、日本ハムの方がコスパがいいと思いました。
まあ、その辺のスーパーで簡単に入手できますし、豆腐を入れたりと簡単な調理のプロセスが入りますので、主婦にとっては手抜き感を減らしつつも手軽に美味しい、しかも万人ウケする麻婆豆腐が作れるのが魅力かもしれませんね。

KK企画の方は湯煎で温めるだけですし、手軽だし、調理不要なので調理器具は不要なので、洗い物も少なく済むのは魅力です。 でも値段が高い!
贈り物にはいいのかも??

<了>

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