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なぜ韓国ラーメンはスープと麺を一緒に煮込むのか? 三養(サムヤン)『MEP/メップ』レビューと、スープと麺を一緒に煮込む3つの理由。

メップラーメン 辛い食品の話題

『三養(Samyang) メップ(MEP)ラーメン』レビュー

辛さ満足レベル:
旨さ満足レベル:
※レベル表記方法についてはこちらのページを。

自称”韓国ラーメン通” ドラマーの藤崎涼です。
先日、韓国ラーメンについて熱く語ってしまいましたが、実は最近、少し韓国ラーメンから遠ざかっていました。

前回の記事⬆︎


今回は新しい韓国ラーメンをレビューします。 
三養(サムヤン/サミャン)というメーカーが作る『MEP/メップ』というラーメンです。

メップラーメン

味は2種類、『にんにく貝味ラーメン』と『黒胡椒牛肉味ラーメン』。 パッケージは完全に日本専用のデザインですね。日本法人である「三養ジャパン」が正式輸入しているからでしょう。

2025年4月に日本で発売されていますが、商品自体は韓国で2023年に登場していたようです。僕が買ったのは半年ほど前で、発売からすでに9ヶ月ほど経っている計算になります。 去年(2025年)の9月頃に購入したものの、気がついたら賞味期限が迫っていたので慌てて食べることにしました。

なにせ、僕の家には食べなきゃいけない食品のストックが山ほどあります。美味しそうな新製品を見つけるとつい買ってしまうので、カップ麺やレトルトカレーが全然減りません。その上、ほぼ毎日麻婆豆腐を食べているので、インスタント系の出番がなかなか回ってこないのです。

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MEP(メップ)とは、 日常のストレスを サッと吹き飛ばしてくれるラーメン。 つかれていたり、気分が落ち込んでいるときは、 MEPでエネルギー充電しよう!

『맵/MEP/メップ』とはなにか?

「맵(メップ)」とは韓国語で「辛い」を意味する言葉です。つまり、”辛さ”を前面に押し出したシリーズというわけですね。

パッケージには、辛さの種類やレベルを表すグラフがついています。
⬇︎(左:にんにく貝味、右:黒胡椒牛肉味)

若干わかりづらいですが、「唐辛子の風味は弱めだが、それなりに辛い」という立ち位置のようです。「ヒリヒリ」「メラメラ」「ピリ辛さ」の違いがいまいちピンときませんが……。「辛さ」ではなく「ピリ辛さ」と表現されているあたり、そこまで激辛ではないということでしょうか。ここから推測するに、唐辛子よりは胡椒などで刺激を出しており、辛味自体は激辛を目指しているわけはなく、程よい辛さの質を楽しむラーメンということでしょうか。かといって、花椒を入れたりして麻味などを取り入れている感じでもなさそう。

また、この商品はハラル認証(ハラルフード)を受けています。
(※ハラルフード:イスラム教の戒律に従って処理・調理された食品のこと)

まあ、私は完全な無神論者なので全く関係ないのですが……。 そう、私は自分自身を信じて生きているのです。そのスタンスで書いた曲が「歴史へと続く道」です。(話が逸れすぎました。宣伝です!)⬇︎

Aak Rowin & mi-maの"歴史へと続く道"をApple Musicで
曲・2012年・時間:5:32

原材料をチェック

左がにんにく貝味の原材料で、右側が牛肉胡椒味の原材料です。

比べてみると、麺の材料は同じですが、スープの構成は全く異なります。ダシの系統も別物ですね。

『にんにく貝味』は砂糖が多めに使われていますが、韓国のラーメンのスープは甘ったるいものは少ないので、そこまで心配はしていません。 気になったのは『牛肉胡椒味』の「キャラメルシーズニング」。隠し味としては非常に珍しいですが、キャラメル味がするのでしょうか……?さすがにそれはないか! 着色料として使っているのかな?

栄養成分表示も確認しておきましょう。

左がにんにく貝味、右側が牛肉胡椒味の栄養成分表示です。
数値的にはどちらも大差ありません。

内容物と作り方

左がにんにく貝味の内容物で、右側が牛肉胡椒味の内容物です。

作り方はいずれも同じです。

500mlの水を沸騰させ、麺・かやく・スープをすべて入れて4分間煮込めば出来上がり。

麺とスープを一緒に煮込むのは、韓国ラーメンの大きな特徴です。日本のインスタント麺は「茹で上がってからスープを入れる」のが一般的ですが、個人的にはスープの味が染みる韓国式のほうが好きです。

【豆知識】なぜ韓国のインスタント麺は、スープと一緒に煮込むのか?

一番大きな理由は、麺そのものの作りにあります。

  • 韓国の麺(煮込み特化型) 韓国のインスタントラーメンは、もともと「鍋料理(プデチゲなど)」のシメに入れたり、煮込みながら食べることを前提に作られています。そのため、麺が太くて密度が高く、長時間煮込んでもコシが抜けにくいのが特徴です。
    なので、茹でる時間も4〜5分と長いのが特徴です。
  • 日本の麺(食感・喉越し重視) 日本の袋麺は、生麺に近い喉越しや表面の滑らかさを重視しています。そのため、火をつけたままスープと一緒に煮込み続けると、麺のデンプンが溶け出しすぎてドロドロになったり、麺が伸びて食感が損なわれたりしやすいのです。
    なので、茹でる時間も3分くらいで短めなのですね。

2. スープの「香り」の守り方

日本のラーメン文化において、特に重要視されるのが「出汁(だし)の香り」です。

  • 日本のスープ 醤油や味噌、魚介出汁の香りは、沸騰させ続けると熱で飛んでしまいます。「火を止めてから粉末を入れる」という指示は、スパイスや出汁の繊細な風味を最大限に生かすためです。
  • 韓国のスープ 韓国のラーメンは、唐辛子やニンニク、牛だしベースのものが多く、「煮込むことでコクが出る」タイプです。麺と一緒に煮込むことで、スープの旨味が麺の中までしっかり染み込むようにするのです。

3. 調理スタイルの違い

  • 日本: 「どんぶりに移して完成」というスタイルが主流。
  • 韓国: 「鍋(ニッケル鍋など)のまま食卓に出して食べる」スタイルが一般的。

韓国では最後まで熱々で食べることが重視されるため、煮込みながら作るスタイルが定着したわけです。


ちょっとした豆知識を披露したところで、さっそく作ってみます。

400ccの水を沸騰させ、麺とかやくとスープを同時に投入。

左がにんにく貝味、右側が牛肉胡椒味です。
具材もそれぞれ異なります。

  • にんにく貝味: ナルト(魚肉フレーク)、にんじん、わかめ
  • 牛肉胡椒味: ちんげん菜、植物性蛋白(フェイクミート)、しいたけ

出来上がったのがこちら!

左がにんにく貝味、右側が牛肉胡椒味です。 色が全然違います。
視覚的には右の『牛肉胡椒味』のほうが辛そうですが、左の『にんにく貝味』は一見、日本のちゃんぽんのような優しい色合いです。
ただ、見た目では辛さがわからないのが韓国のインスタントラーメン。 韓国のラーメンは辛いと書かれていなくても普通にピリ辛だったりします。韓国のラーメンは辛いのが普通なのです。(多分)

まずは『にんにく貝味』を食べてみます。

貝の柄のナルト(魚肉フレーク)が可愛いのですが、もっと大きくして沢山入っていてほしい!
スープはまさに「貝!」。魚介の風味がしっかり効いています。韓国の『ノグリラーメン』に似ているかもしれません。

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⬆︎これが『ノグリラーメン(ノグリウドン)』

ノグリよりも貝の個性が立っていますね。ただ、ニンニク感は意外と控えめ。ここは追いガーリックパウダーで調整するのが良さそうです。
見た目に反して辛さはちゃんとあり、ノグリと同等かそれ以上。具の少なさは寂しいですが、味はおいしいです。乾燥わかめなどを足すとさらに良くなりそう。

具の少なさが残念なところ。せめてノグリラーメンレベルで入っていたら・・・。
麺を茹でる時に、乾燥わかめ(増えるわかめ)とか乾燥椎茸を入れると良いかも!

次に『牛肉胡椒味』を食べてみます。

こちらは胡椒特有のビリビリした刺激があります。にんにく貝味よりも辛味は強め。

具材の牛肉っぽいものは、ハラルらしく大豆たんぱくのフェイクミート。

一見、牛肉に見える!

韓国ではメジャーな牛ダシですが、風味はあまり牛っぽくないかな。
コッテリ感もなく、あっさり目なところに胡椒のシャープな辛味がありますので、辛ラーメンよりはすっきりした感じかも。
辛ラーメンが好きな人なら気にいるかもしれませんね。

牛肉胡椒味のほうは、食べ終わったら丼の底に胡椒の粒らしきものが少し溜まってました。

僕は、胡椒の風味がそれほど好きではないのですが、この商品は胡椒の風味は強く感じられませんし、特定のなにかのクセもないので、美味しく食べられます。

麺はどちらもジャガイモ澱粉なしのタイプで、モチモチ感よりは日本の麺に近い食感です。「たまねぎエキス」が練り込まれているのも面白いですね。 どちらも塩分が控えめ(に感じられる)なのも好印象でした。スパイスのおかげで満足度が高いのかもしれません。

いずれのラーメンも、唐辛子の辛さではない、痺れのようなちょっと指す刺激がありますが、激辛ではありません。
しかし、ちゃんと辛口なので、辛さが苦手な人は注意。 かといって、ヤバい辛さではなく、日本の一般的な激辛レベルです。(要は激辛ではない)

辛さは、黒胡椒牛肉味のほうがにんにく貝味よりも少し辛い感じです。体感的には有名な韓国ラーメン『辛ラーメン』と同じくらいのレベルでしょうかね。

韓国でも昔に増して辛いものが食べられるようになっていて、日本と同じように激辛ブームがあり、激辛系のラーメンが出ている中、このラーメンは従来の韓国ラーメンの辛さレベルで、激辛というよりは辛さの質を楽しむラーメンとなっているのかもしれません。

「맵(メップ)=辛い」という名前ながらも、激辛ブームに流されすぎず、スパイスの質を楽しませてくれる一杯でした。

<了>

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