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おからチゲ? それって辛いの?
韓国食材店で、韓国製のレトルトのスープを買ってきました。
『콩비지찌개(コンピジチゲ)』です。
콩(コン)は “豆”
비지(ピジ)は “おから”
찌개(チゲ)は “鍋”で
要は”おから鍋” です。
辛い食べ物ではなさそうだけど、身体に良さそうだし、買ってみることにしたのです。
でも、辛そうに見えなくても実は辛かったりするのが韓国料理。
特に韓国のインスタントラーメンは、”辛い”とどこにも書かれていなくても普通に辛かったりしますからね。
この『おからチゲ』も、原材料を見てみると・・・
原材料やカロリー
白菜キムチとか唐辛子とか唐辛子粉とかが使われています!
やっぱ韓国料理はそうでなきゃ!
化学調味料は不使用です。
なかなかナチュラルな原材料。
カロリーは100グラムあたり37kcalです。この製品一袋は570グラムなので、一袋で210kcal。
なんという低カロリー!!
これ一袋で2〜3人前の量ですが、一袋を一人で全部食べたとしても210kcalなのです。
ヘルシー!
どこで買った? 値段は?
新宿の歌舞伎町にある韓国食材スーパー『韓国広場』にて購入。
価格は、税込みで419円です。
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amazonだと高い。
韓国スーパー『韓国広場』について
余談になるのですが、僕は子供の頃に韓国に傾倒していたことがあって、韓国語の勉強をしたり韓国の歌謡曲などを聴いたりしていました。日本で韓国ブーム(韓国映画”冬のソナタ”を発端とする所謂韓流ブーム)が起こる十数年前のことです。(ちなみに僕は純粋な日本人です。)
当時はまだやっとインターネットが一般に浸透してきたような時代で、情報を得るにも苦労しましたし、ましてやネット通販なんてありません。
韓国の音楽(CD)や食材を手に入れるためには、数少ない専門店に行くしかなかったのです。
その頃から新宿にあったのが『韓国広場』でした。 当時、新宿の職安通りには韓国食材のお店は『韓国広場』くらいしかありませんでした。(もう一軒くらいあったかな?)
近くにある大久保(大久保通り周辺)も、今のようにハングルが目立つような街ではなく、アジア諸国や中東系などのお店が立ち並ぶエキゾチックタウンでした。(韓国に押され気味ですが、今もちゃんと残ってますけどね。)
そんな中でも、『韓国広場』は飛び抜けて大規模な韓国食材店でした。(今でもか)
当時、池袋や錦糸町や横浜とかに小さな韓国食材店とかがあって、そういうお店には韓国のCDとか韓国のテレビ番組をダビングしたVHSテープとかも売られていて、僕はそういうのを買ったりしていました。
だけど、日本で韓流ブームが始まったら僕の韓国熱は一気に冷めてしまいました。僕は流行ってしまうと冷めるのです。 まあ、僕が流行を先取りしてただけの話です(笑)。
ちなみに、日本でも有名になった韓国の歌手のBoAも、韓国デビュー当時(多分14歳だった)から聴いていましたが、日本デビューして日本語で歌うようになってからは聴かなくなったなぁ。
今でこそ、欲しい情報はネットですぐに手に入るし、韓国の音楽も通販どころかストリーミングで聴けるし、韓国の音楽番組もYoutubeとかで簡単に見られるし。いい時代になりました。
でも、当時色々な情報や物を努力して手に入れたからこそ楽しかったし、価値(ありがたみ)もあったのかなと思いました。
あ、余談になってしまった。
1年くらい前(コロナ前ですが)、久しぶりに大久保に行ったのですが、歩道に人が一杯で歩けないほどの混雑ぶりに驚きました。混雑や行列が嫌いな僕はすぐに離脱しました。
しかし、そんな時でも韓国広場のある職安通りは空いていて買い物がしやすいです。
韓国広場は相変わらず在日韓国人が普通に食材の買い出しに来ているし、韓流ブームの波に流されず堅実に経営している感じがします。(黙ってても恩恵は受けているでしょうけど。)
最近では韓国広場には中々行く機会がありませんが、行った時にはラーメンの新商品とかをチェックしています。特にラーメンの品揃えは素晴らしいですからね。
韓国広場は、大阪にもお店を出しているようです。凄いなぁ。
さて、前置きが長くなりましたが、作ってみます。
作り方
レトルトパックを鍋に入れて、沸騰させたお湯でで5分ほど温めるだけです。
パックが大きいので、大きめの鍋で温めるのが良いです。
もちろん、中身を鍋に出して直接温めてもいいのですが、洗い物も増えますし、鍋に開けて温めるメリットは感じられません。
できあがり
思っていたよりもオレンジ色が強いです。 パッケージ写真ではけっこう白っぽく見えたので・・・。
着色料は使われていないので、キムチ(唐辛子)による自然なオレンジ色が出ているのだと思います。
これで一袋の全量です。
僕がいつもラーメンを食べるときに使っているラーメン丼一杯くらいの量です。
この丼にラーメン1杯分入れるときよりも多い感じです。
なので、一人で食べるにはちょっと多いかな? (途中で飽きそうになる)
二人くらいで食べるのがちょうどよいかもしれません。
基本原材料がおからだからか、意外とお腹にたまる感じがします。
パッケージ写真のように、スープから顔を出すほどのおからの含有量ではありませんが、スープがドロドロになるくらいの量は入っています。
白菜キムチと豚肉はそこそこの量が入っています。
具の量はとりあえず満足できるレベル。
味付けはちょっと薄く感じました。あまり塩っ気がなく、どちらかというと薄味に感じるのは、化学調味料を使っていないからでしょうか。
パッケージには『お好みに合わせて塩、こしょう、刻みねぎ、いりごまなどを加えてお召し上がりください』と書かれています。
化調中毒(僕もですが)の人は薄味に感じられるかもしれないので、その場合は塩や胡椒を足したほうがよいのかもしれません。 (僕は足さなくても大丈夫でした)
ネギやいりごまは確かに入れたいところです。
あとはお約束ですが、好みに合わせて唐辛子(韓国唐辛子や七海涼辛子)やガーリックパウダーを入れてもいいですし、変わったところでは納豆やチーズなども入れても合うと思いました!
僕は、食べ始めは「若干薄いかな?」と思いましたが、食べていくうちにいろいろな旨味をしっかり感じられるようになりました。
白菜キムチもそこそこの固形(白菜)が入っていて、キムチ自体の味も悪くない。
砂糖は使われていないですが、おからや唐辛子などの食材から出る自然な甘みがあります。
ヘルシーだし、お腹にもたまるので、ダイエット用の食事にいいんじゃないだろうか?
満足感もあるし。
辛い?
辛さはほとんどありません。 キムチや唐辛子や唐辛子粉が使われているので、もうちょっとしっかり辛いのを想像していたんですけどね。
いや、ほんのちょっとは辛いんですけど、辛いうちに入らないくらいです。
子供でも、辛いのに弱い人でも、問題なく食べられる辛さではないでしょうか。
食べ終わった後、容器の周りにはおからの粉が沢山張り付いていました。
ヘルシーだし、なかなかおいしいし、ちょっと気に入りました。
また買いたいと思います。
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