辛さ満足レベル:
旨さ満足レベル:
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本場イタリアの「辛旨」!CIRIOパスタソース実食レビュー
僕はイタリア産のパスタソースが好きで、新しいのを見つけたら必ず買います。
今回、新商品(?)を見つけたので買ってきました。
イタリアの老舗メーカー「CIRIO(チリオ)」の『CIRIO PASTA SAUCE CALABRIA Hot Chilli(ホットチリ パスタソース)』です。

ブランド名の下の「1856」という数字は創業年でしょうか。2026年現在でなんと創業170年! とてつもない歴史を誇るメーカーです。
CALABRIA Hot Chlliというワードもポイントです。
おそらく、イタリアのカラブリア産の唐辛子を使っているのではないかと期待します。
CALABRIA(カラブリア)とは?
商品名にある「CALABRIA(カラブリア)」とはイタリアの地名ですが、実は唐辛子の名産地として有名です。カラブリア州の人々はイタリアで最も辛い料理を食べる地域とも言われており、その唐辛子は強い辛味が特徴です。 「唐辛子フェスティバル」も毎年開催されているようです。
カラブリア産の唐辛子⬇︎
パッケージ側面にはCIRIOのパスタソースシリーズについての解説があります。『チリオと一緒にイタリアを旅しよう』をコンセプトとしてGENOVA, NAPOLI, PARMA, CALABRIA, BOLOGNAなど、イタリア各地のパスタソースを出しているようです。 全部制覇したい!

パッケージには使っている唐辛子がカラブリア産だという明記はありませんが、『be thrilled by Hot Chilli in CALABRIA(カラブリアのホットチリに興奮する)』というキャッチコピーが出てくるので、カラブリア産の唐辛子を使っている可能性はあります。
イタリアに「激辛文化」は存在するのか?
「イタリアのパスタソースでホットチリ味?」と意外に思う方もいるかもしれません。イタリアのパスタでホットチリ味って、あまり聞かない気がします。イタリアのパスタ料理で辛いものといえば、アラビアータやペペロンチーノ(アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノ)くらいしか思い浮かびません。イタリアの有名な辛味調味料としてはオリーブオイルに唐辛子が漬けてある「ピカンテオイル(オーリオ・ピカンテ)」が一番スタンダードじゃないでしょうか? イタリア産のホットソースってあまり聞きませんね。 僕が知っているのはFIRERRIくらいです。
以前、イタリアに住んでた人に「イタリアにはほとんど辛い料理はなく、スーパーマーケットなどでもホットソースなどは売っていない」と聞いたことがあります。 実際、パスタやピッツァにホットソース(タバスコなど)をかけるのは日本独自の習慣に近いものです。
イタリア料理の基本は「素材の味を活かす」ことにあるため、激辛を売りにする文化は主流ではありません。イタリアでは、唐辛子はあくまでオリーブオイルやトマトの味を引き立てる「スパイス」として使われます。激辛マニアが好むような、ギネス級の辛さの唐辛子を使ったレベルの料理はほとんど存在しません。(まあ、日本でもそう多くはありませんがw) それは「料理のバランスを壊す」と考えられているからです。イタリアにおける辛さは、「心地よい刺激(ピッカンテ)」の範囲内に留めるのが美学とされているのです。 なので、イタリアには激辛マニアが好むような鋭い辛さの料理は少ないのです。
ただ、あまり知られていませんが、イタリア(トスカーナ州)には「セブン・ポット・プリモ」という品種など、世界最高クラスの辛さを誇る唐辛子を栽培しているプロの農家も存在します。 ただ、これらはあくまで「マニア向けの素材」であり、一般的な食卓に並ぶことはありません。
まあ、日本でも、激辛ブームによって最強クラスの激辛唐辛子を使った激辛食品がスーパーやコンビニに並ぶようになったのは最近になってからですけどね。 (フリトレーの”激辛マニアスナック“が皮切りかな? 小池屋のカラムーチョが火付け役とも言われていますが、僕はあれは激辛だとは思ってないので。) 韓国の辛ラーメンやペヤングの激辛やきそばがコンビニやスーパーで普通に売られるようになりましたからねぇ。
購入場所と価格
購入店: イオンの輸入食材店『カフェランテ(イオンスタイル有明ガーデン店)』
価格: 322円(税込)
輸入者がイオン関連会社だったため、最初は「イオン専売かな?」と思いましたが、楽天やAmazonでは別の輸入会社(モンテ物産)が輸入しているものが販売されていました。
注目ポイントがたくさん!
イタリア産トマト100%

このソースはイタリア産トマトを100%使用しています。
僕はトマトを調理(煮込みやソース)にする場合はイタリア産(缶詰)を使い、サラダなどの生食には日本産を使います。
イタリア産と日本産のトマトの違いは以下のページの記事が面白いです。(イタリア人ライター執筆)⬇︎

健康指標「A」ランク

左側に書かれている『A』と書かれたメーターがあります。辛味順位とかではないですよ!
これは『NUTRI-SCORE(ニュートリスコア)』という欧州の健康指標。エネルギーや糖質など「避けるべき要素」と、食物繊維や野菜量など「推奨される要素」をアルゴリズムで計算し、A(最高)〜E(最低)で格付けしたものです。 このソースは堂々の「A」ランク! 美味しくて健康的なら文句なしです。
ただ、このニュートリスコアにも問題点があって、スコアは100グラム単位での計算となるため、ただの純粋なチーズが『E』評価になったりするんだとか。 確かにチーズを一度に100グラム食べたらカロリーや栄養の偏りは大きいですが、かといってチーズを一度に100グラムとか食べることはあまりないですよね。 まあ、ニュートリスコアはあくまでも参考程度にするべきだとは思います。
原材料を見てみましょう。

カロリーも低いんです。 1人前(パック半分170g)あたりのカロリーは約95kcal。さらに食塩相当はたったの1.53グラムです。
そして当然ながらうま味調味料不使用です。
ただ、砂糖が使われているのが少し気になります。イタリア産のパスタソース(特にトマト系)は、砂糖が入っていないことが多いんですけどね。まあ、もし入っていても隠し味程度で、日本のパスタソースのように甘ったるいことは皆無なので、大丈夫でしょう。
唐辛子の含有量が多い
原材料名を見ると、なんとトマトの次に「とうがらし」が記載されています。 通常、この手のソースは唐辛子が後ろの方に書かれることが多いのですが、それだけ贅沢に唐辛子が使われている証拠。期待に胸が膨らみます。
いいことづくめの「紙パッケージ」
トマトの缶詰には、内側の腐食を防ぐ「BPA(ビスフェノールA)」という化学物質が使われていることがありますが、それがトマトの酸の影響で缶の中に溶けて、体に有害な影響をもたらす可能性があるらしいのです。しかし、この商品は紙パック。
- BPAの溶け出しの心配がない
- 手で簡単に開けられる(缶切り不要)
- 軽くて四角いので、輸送効率が良くエコ
- ゴミ出しが楽
という、まさにいいことづくめの容器です。 最近では紙パックのトマトも多く見かけるようになってきました。僕もなるべく紙パックのトマトを買うようにしています。
紙パックの開け方は簡単!道具はいりません。手だけで綺麗に開けられます。

こんな感じ!⬇︎

しかも、こんな紙パックなのに賞味期限が長いのも素晴らしいです。
ソースもイタリアなら、パスタもイタリアだね!!
僕は、パスタもイタリア産を愛用しています。一番好きなのはルスティケーラダブルッツォ(Rustichella d’Abruzzo)です。 「パスタなんてどれも一緒」と思っていた僕の考えを一気に覆したパスタです。伝統製法で丁寧に作られていて、小麦粉の風味も最高。 食感やおいしさはワンランク上です。 amazonでも評価高い。⬇︎
だけど、ルスティケーラは高いので、茹で時間が短くて便利な『マ・マーのFine Fastスパゲティ』を使うことも多いです。笑 1.8mmのパスタが4分で茹で上がるなんて革命です! しかも無添加だし。⬇︎
作ります!
さっそくフライパンで温め、『マ・マーの早ゆでFine Fastスパゲティ1.8mm 』(結局ルスティケーラ・ダブルッツォじゃないんかい!)と絡めてみました。ルスティケーラ・ダブルッツォじゃないんかい!)
ちなみに1パックで約2人前分です。

一口食べると、トマトの旨味と程よい酸味が広がります。 肝心の辛さは、後からじんわりやってきます。激辛ではありませんが、イタリア産のソースの中では間違いなく「辛い方」の部類に入ります。日本のレトルトカレーでいうと「辛口〜大辛(要はたいして辛くない)」くらいの、心地よい刺激です。
心配していた「砂糖」の甘さも、あくまで隠し味程度。素材の味を邪魔しない素晴らしいバランスでした。
イタリア製のパスタソースは今まで色々試しましたが、まずハズレがないなぁ!
イタリアのパスタソースばかり使っていると、甘ったるい日本のパスタソースは食べられなくなります。まあ、たまには食べますけどね。 あ、スパゲティチェーン店”パンチョ”のナポリタンは大好物です。あれは別物。
でも、日本のパスタソースにも本格的なものはあって、たとえば『S&B エスビー食品 予約でいっぱいの店 THE PREMIUM』 のアラビアータにはイタリア産のトマトが使われていて砂糖は不使用で本格的な味わいでおいしいです。
あとはMCCの『イタリア好き』シリーズは、本場のレシピで砂糖も化学調味料も不使用で、おいしい!
いずれも、ちゃんと素材の味が生かされていてシンプルなのにおいしいんです。
本格パスタはシンプルなので味に飽きがくるかもしれません。
なので、僕は元の味を楽しんだ後で、色々な味付け(味変)を楽しみます。
味変を楽しむ
本格パスタは味付けがシンプルなので飽きがくるかも?
なので、僕はこういう調味料をかけたりします。⬇︎

画像には写ってませんが、シュレッドチーズとガーリックパウターは必須! 特にトマト系パスタにはチーズとオリーブオイルは必須です。
⭐️チーズ(粉チーズやシュレッドチーズ)⭐️
僕は、粉チーズはKRAFTのパルメザン一択です。国産やイタリア産とかも色々試しましたが、クラフトが一番美味しい。シュレッドチーズはよつば乳業の『三種のチーズ』が一番美味しい。セルロースも不使用なところがいい。
チーズは色々試しましたが、イタリア料理やカレーに使っておいしいのはこの二つ!⬇︎不動です!
⭐️オリーブオイル⭐️
エクストラバージンに限ります。僕はBOSCOのPremiumを愛用してます。 味が濃くて苦味も強めなのでサラダとかに使うとかなり主張してきますが、トマトソース系の料理にはちょうど良いバランスになる。
⭐️ホットソース⭐️
イタリア料理にホットソースは邪道と言われるかもしれませんが、味変には最適です。
僕はホットソースはマリーシャープスが一番好きです。 辛くないですが”中辛”が一番バランスが取れた味わいです。 タバスコも好きですけど、あれも風味を大きく変えるので味変専用ですね。
マリーシャープスは『大辛』や『激辛』も悪くはないんですが、ちょっとハバネロのクセが突出してしまうので、味や風味のバランスを考えると『中辛』が一番いい。
マリーシャープスは無添加なのも良いです。人参とかも入っていて体に身良さそうだし!
⭐️唐辛子粉末⭐️
唐辛子は粉末が一番ですね。 七味唐辛子は和風で風味が独特なので、僕は断然一味唐辛子です。手前味噌にはなりますが、僕がプロデュースした『七海涼辛子®』がおすすめ。
世界各国から選りすぐった7種類の高級唐辛子を黄金比率でブレンドした『一味唐辛子』です。

まあ、七海涼辛子®は値段が張りますけどね・・ なにせハイクラスの原材料を使用していますので・・・。
コスパを求めるなら、エスビーの『燃辛とうがらし』もおすすめです! これもブレンド唐辛子なんですが、クセが少なくて良い!
まとめ
「パスタは本場イタリア産が最高」ということを改めて実感させてくれる一品でした。 本格的なトマトの味と、カラブリアらしい程よい辛味。自宅でこのクオリティが400円前後で楽しめるのは、最高の贅沢ではないでしょうか。 安い贅沢!!素晴らしい。
ぜひ、皆さんも「紙パックのイタリア」を試してみてください!
以下はCIRIOのイタリア各地のパスタソースシリーズです。僕はカラブリア以外はまだ未食ですが、きっと本格的で美味しいはず!

