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蜀香(ユウキ食品)『大辛 麻婆豆腐の素』(こだわって作ってみよう)

ユウキ大辛麻婆豆腐の素 お勧め

辛さ満足レベル:
旨さ満足レベル:
※レベル表記方法についてはこちらのページを。

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新製品?見た事がない本場四川の麻婆豆腐の素を見つけた!

スーパーで、今まで見たことのない麻婆豆腐の素を見つけました。

パッケージには『四川特産』の文字。 本場・中国四川の麻婆豆腐の素のようです。

調理例の写真は、油たっぷり&葉ニンニク入りの本格派なビジュアル!

ブランド名は『蜀香(SHU SIANG)』で、製造は中国・四川省成都市にある「成都太和坊食品股份有限公司」となっています。

輸入はユウキ食品の関連会社「ユーキトレーディング」が担当しているようです。


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あれ?ユウキ食品って、前にも麻婆豆腐の素を扱ってなかった?

そういえば、ユウキ食品では以前『四川マーボーソース』という商品を輸入販売していました。 

⬆︎これも本場四川の麻婆豆腐の素なのですが。ブランドが『蜀香』で今回のと同じです。
ということは、パッケージ変更なのでしょうか?


⬇︎もしかしたら、今後商品入れ替えになる可能性もありますが『四川マーボーソース』は現在も販売中のようです(2025.6.11時点)

https://amzn.to/4jMrPIb


実は、僕が以前TBS『マツコの知らない世界~レトルト麻婆豆腐の世界~』に出演したとき、この『四川マーボーソース』を『陳麻婆豆腐』と並んで同率1位として紹介しました。

マツコの知らない世界|TBSテレビ
TBSテレビがお届けする「マツコの知らない世界」。マツコ・デラックスが、新しいジャンルのテーマをより身近な情報に変換。毎週火曜よる9時放送!

なぜ同率1位にしたのかというと……味の違いがなかったから!

マツコ・デラックスさんも両方試食して「同じ味だわ」とおっしゃっていました。

あとから色々調べたんですが、どうやら『陳麻婆豆腐の素』と『四川マーボーソース』は中身が同じ(製造元が同じ?)だったらしいです。 
実際、原材料もまったく一緒でした。

じゃあ、今回買った『大辛麻婆豆腐の素』の原材料はどうでしょう?

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『大辛麻婆豆腐の素』の原材料をチェック

今回買った『大辛麻婆豆腐の素』の原材料をチェックしてみると……

おやっ!?原材料が違う!!!

にんにくや砂糖が使われていて、しかも砂糖の使用量が豆豉よりも多い!

ちなみに、こちら⬇︎が従来の『四川マーボーソース』の原材料。

⬆︎この使用原材料と原材料の配合量(記載順)は、元祖麻婆豆腐の基本のものです。 


レシピ変更なのでしょうか? 今回買った『大辛麻婆豆腐の素』はアレンジが加えられています。
ただ、にんにくはいいとしても、本来の麻婆豆腐には砂糖は使われません。とはいえ、本場の麻婆豆腐にも砂糖が使われることもありますが、隠し味程度で甘味付けとして使うことはないんです。 
しかし、この『大辛麻婆豆腐の素』は豆豉よりも多い量の砂糖が使われているんです。(日本の食品表示法では、原材料は使用量の多い順に記載しなくてはいけません)

もしかしたら、日本輸出用に日本人向けのレシピで作られた可能性も?

しかし、商品説明には・・・・

口から火を吹きそうなほどの辛さが特徴の四川麻婆豆腐。その刺激的な辛さの中にも、四川省の豆板醤や豆チが織りなす深いコクと旨味がしっかり感じられる仕上がりです。本場四川の味わいを楽しみながら、日本の麻婆豆腐とは一味違う本格的な味を堪能できます。

と書かれています。 日本人向けにアレンジしてはいないようなニュアンスですね。

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購入場所と価格

東京・日本橋高島屋S.C.別館の「紀ノ国屋」で購入。
税込605円で、2人前×2袋入り。1袋あたり約300円ですね。ちょっと割高。 元祖の陳麻婆豆腐より高いとは強気です!

参考までに、元祖の『陳麻婆豆腐の素』は2人前が3パック入りで650円くらいで売られています。1袋あたり220円ほどです。 まあ、これでも昔より値上げしたんですよね。

https://amzn.to/4jSWu6I

 

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パッケージ内容

箱を開けるのにちょっと苦労しました笑

シールで封がされているだけではなく、箱の蓋もしっかり糊付けがされているので、なかなか簡単には開けられませんでした。(結局破った)
最近の日本の食品は簡単に綺麗に開けられる親切パッケージになっているのがほとんどですが、このへんはやはり不親切な中国クオリティなのかもしれません。良い方に解釈すれば、『いたずら防止にしっかりとしたパッケージになっている』のかもしれませんが笑

 

箱の中身はこんな感じ⬇︎

透明な袋に入った麻婆豆腐ソースが2袋です。 (レトルトではない)
そして、花椒のパックなどは付いていません。

中国商品にありがちな雑さはなく、全体的には清潔感のあるしっかりしたパッケージ。
さすがユウキ食品が輸入しているだけあります。

 

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作り方(日本語版)

作り方を見てみましょう。

この麻婆豆腐の素1袋に対して、豆腐は350グラム使うことになっています。
つまり、一般的な2人前の分量ですね。
……とはいえ、僕の場合は麻婆豆腐が主食みたいなものなので、この量だと“1人前”です(笑)。
(最近はダイエットの為に2回に分けて食べることも多くなりましたけど。)

豆腐は入っていないので自分で用意する必要があります。
豆腐の種類はお好みですが、僕はしっかりめの「木綿豆腐」派です。(本場は硬めの豆腐です)

肉は、パッケージには“合い挽き肉”と書かれていますが、僕は麻婆豆腐は断然、牛肉派
なので、そこは迷わず牛ひき肉100%を使用!
入れる肉の量は150gとちょっと多めです。普通は2人前で100gくらいですが、まあそこは好みですね。

花椒も「少々」とだけ書かれています。
でも『陳麻婆豆腐の素』のように別添の花椒は入っていないので、自分で用意しなければいけません。

日本は“麻辣ブーム”とはいえ、花椒を常備している家庭は少ないんじゃないでしょうか?
僕は常備してるので困りませんが…ここはぜひ、別添で花椒を付けてほしかった!
(ちなみに最近の”陳麻婆豆腐の素”は、風味が良い良質の花椒がアルミパックで別添されています。)

というか、作り方のイラストをよくみると箸で調理してますね。

箸だと調理しづらいだろうに・・・・



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パッケージをよ〜く見ると… 

ちょっと気になったのが、パッケージの裏面。

よく見ると、日本語の「商品説明」や「作り方」はステッカーで貼られています。

気になったので、ステッカーをそーっと剥がしてみると……

中国語の表示が登場!!!

なぜか一番上の『大辛麻婆豆腐(麻婆豆腐)の素』の部分だけは日本語です。
『INPORTER:YOUKI TRADING』となっていて、日本の住所まで記載されているので、日本への輸出専用パッケージになっているのがわかります。 
だったら、はじめから日本語でパッケージを作ればよかったのに。そうすれば輸入元のユーキトレーディングも余計なステッカーを印刷して貼らなくて済んだのでは? 
まあ、なにか事情があるんでしょうね。

内容的には日本語と同じ事が書かれているのか? パッケージの中国語を翻訳してみました。⬇︎

商品概要:
本製品は、豆板醤、唐辛子、豆豉などの様々な原料を科学的に配合して作られています。本製品を使った豆腐料理は、鮮やかな赤色、豊かな香り、そしてまろやかな味わいが特徴です。「麻婆豆腐」や「麻辣豆腐」といった四川料理の定番調味料として最適です。

原材料:
植物油、水、豆板醤、醸造醤油、唐辛子、うま味調味料、ニンニク、白砂糖、食塩、豆豉(大豆製品)

使用方法:
まず、鍋に植物油約20グラムを入れ、火が通るまで加熱します。油温が適度に下がったら、この調味料50グラムを加え、香りが立つまで炒めます。その後、水約60グラムと豆腐約300グラム(細かく切ったもの)を加え、2分間煮ます。その後、適量の水でんぷん、ニンニクの芽、またはネギを加えて盛り付けます。

辛いものがお好きな方は、適量の唐辛子粉を加えても美味しくいただけます。この調味料は、"麻辣魚"や"麻辣涼粉"などの料理にも使えます。

作り方の手順、食材の量なんかが、日本語版と中国語版でけっこう違いますね・・・
日本では食品表示法で「使用量の多い順」に記載しなきゃいけないんですが、中国でも同じのようです。 ただし、日本は食品添加物に関しては、原材料とは分けて別に記載しなくてはならないので、添加物がどの程度入っているかがイメージしづらいです。
この麻婆豆腐の素の場合、食品添加物は『うま味調味料(調味料(アミノ酸等))』になるわけですが、中国の表記順では真ん中あたりに『うま味調味料』がきているので、そこそこの量のうま味調味料が使われてると推測されます。 まあ、中華料理はうま味調味料を沢山使いますからね。
日本でも、在日中国人向けの食材店に行くと、『白い粉(うま味調味料)』が大量に(1キロ袋とか20kg袋とか)売られていますからね。もちろん飲食店用なんでしょうけど、「どんだけ使うんだよ!」と思ってしまいます。

日本語版の原材料には『水』の記載がないけど、これは間違いではありません。日本の食品表示法では『水』は省略できるんです。でも中国語版にはしっかり『水』も書いてあります。

あと、中国語版では豆板醤や豆豉のそれぞれの原材料は省略されています。



日本語版と中国語版の作り方では、食材の使用量が違います。

豆腐の量:中国語版では約300g、日本語版では350g。

炒め油の量:中国語版は油20gと具体的に書いてありますが、日本語版には記載なし。
 本場の麻婆豆腐って実はかなりの油を使う料理(油料理)なんですよ。2人前で100ccとか使います。でも、日本ではあんまり「油料理」という認識がないから、油の量はあえて書かなかったのかもしれません。20gでも抵抗がある人いそうですし。

水の量:中国語版は60g(≒60ml)、日本語版は100ml。
中国語版の分量で作ると、きっと味が濃くて辛めになるはず。だから、日本向けには材料をちょっと多めにして、味が少し薄め(マイルド)になるようにしてるんじゃないかと勝手に推測してます。

作り方の手順も違います。

作り方の手順もけっこう違ってて、中国語版では「油を熱して少し温度が下がったら麻婆豆腐の素を入れて炒める」となってます。香りを引き出す感じですね。
一方、日本語版では「油を熱してから合い挽き肉と長ネギを炒めて、そのあとに豆腐・麻婆豆腐の素・水を加えて煮る」 という流れになっています。
個人的には、中国版の作り方のように豆板醤は最初に軽く炒めた方が香りが立って美味しくなると思ってます。

でも、ちょっとまてよ・・・

中国語の作り方では肉を入れないことになっている!? 
中国語版では作り方のどこにも肉を入れるタイミングが書かれていないのです。 というか肉を使う記載も見当たりません。 でもパッケージの写真にはちゃんと肉が使われていますので肉を入れないわけではないと思います。 記載し忘れた可能性もありますね。 ほら、中国って色々いい加減ですから笑

まあ、色々な不備もあって、そもそも中国語表記だけのパッケージでは日本国内で販売できないので、輸入元で新たに日本語のステッカーを作って貼ったのでしょうね。 (あくまでも僕の勝手な推測です。)

というわけで、今回は中国語版の分量と作り方で作ってみようと思います!
もちろん、牛肉は入れますよ〜。

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用意する材料(こだわりの材料)

麻婆豆腐の素だけじゃなくて、一緒に用意しておきたい材料も紹介しておきましょうか。僕が麻婆豆腐を作るときに使う拘りの食材です。

●豆腐
豆腐は高ければいいというものではありません。味が濃すぎる高級豆腐だと、豆腐の主張が強すぎちゃうんですよね。(まあ、それが好きって人もいると思いますけど) 
豆腐の味は麻婆豆腐の味を大きく左右するので豆腐選びは重要
僕は1丁100〜130円くらいの豆腐を使っています。

⬆︎いつもは”アサヒコ”の木綿豆腐を愛用しています。
アサヒコの豆腐は値段も手頃で余計な添加物も入ってないし、程よい濃さでおいしいのです。

●肉
僕は麻婆豆腐には牛肉を使います。昔の四川では水牛や羊の肉を使っていたという話もありますが、現代の四川では牛肉を使うのが主流です。
さらに、ひき肉ではなく牛もも肉の塊を細かくカットして使うのが本流です。でも、正直めんどくさいんで、普段は普通に牛ひき肉を使ってます。
高級な和牛A5ランクとかである必要はありません。 高級な霜降り肉は牛の味(脂)が出過ぎてしまうのです。(それはそれでおいしかったりしますけどね)
なので、ほどよく脂の入ったひき肉がよいです。 
僕は『あんず お肉の直売所』というお店で、100グラムあたり税込み279円の『国産牛ミンチ』をよく使っています。(麻婆豆腐用に多めに購入して冷凍保存しています)
肉の味って、麻婆豆腐の味にめちゃくちゃ影響するので、自分好みの牛肉を見つけるのが大事です。
安すぎる牛肉(美味しくない牛肉)だと麻婆豆腐がおいしくなくなります。 同じ麻婆豆腐の素を使っていても、肉が違うと味がまったく変わってしまいます。


●花椒
花椒(ホワジャオ)は、麻婆豆腐に痺れ(麻味)を加える、欠かせないスパイスです。
中国の国家が麻婆豆腐を『麻辣豆腐(マーラードウフ)』と呼ぶように推奨した事があるほどに、麻婆豆腐に『麻辣(マーラー)』は欠かせないものとなっています。 
ちなみに、麻辣(マーラー)の『麻(マー)』は”花椒による痺れ”を指し、『辣(ラー)』は唐辛子による”辛さ”を指します。

花椒は、中国四川省漢源産の”漢源花椒”が高級とされています。
僕が現在使っている花椒はこれ⬇︎です(四川省成都の”禾茵食品”の漢源花椒)


花椒もなんでもいいわけではなく、品質の悪い花椒だと、痺れが弱かったり香りが少なかったりします。

これ⬇︎を買っておけば間違いないと思います。日本国内の有名四川料理店に卸しているメーカーの漢源花椒です。

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花椒は、食べる直前に挽いた“挽きたて”がいちばん香り高くて、旨いです。
ちなみに、僕は花椒用にフランスの『Peugeot(プジョー)』のペッパーミルを使っています。

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まあ、ちゃんと挽ければ百均のでも充分ですけどね。

●片栗粉
片栗粉は麻婆豆腐にとろみをつけるためのものです。
めんどくさがりやの僕は水溶き不要(ふりかけるだけ)の片栗粉を愛用しています。これで充分だし、手軽です。⬇︎

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水溶き片栗粉を使う場合は、大さじ1.5杯くらいの片栗粉を、大さじ3杯くらいの水で溶いておくと良いでしょう。)

●葉にんにく
本場の麻婆豆腐にはネギではなく”葉にんにく”を使います。 葉にんにくは麻婆豆腐に独特な芳香を与えます。 葉にんにくを使わない麻婆豆腐はちょっと物足りないんですよ。

『葉にんにく』はニンニクの球根(実?)が育つ前の葉っぱの部分です。 日本国内ですと冬の間(12月〜3月くらい)しか採れません。球根に栄養がいく前(球根になる前)に収穫するのでニンニクは採れないですし、きっとニンニクの方が需要もあり高く売れるから葉にんにくはあまり栽培されないのかもしれませんね。さらには葉にんにくは傷むのも早いので流通販売のリスクが多いのかもしれません。
そもそも日本では葉にんにくを食べる習慣ってあんまりないんですよね。(高知県や沖縄県では葉にんにくを食べる習慣があるようです。)
それでも近年では関東でも葉にんにくを取り扱うスーパーが増えてきました。

僕は国産の葉にんにくを冬のうちにまとめ買いして、冷凍保存しています。 足りなくなったら横浜中華街などに中国産の葉にんにくを買いにいきます。入手できない場合は長ネギを使うしかないですね。 その場合は、ニンニクのみじん切りやガーリックパウダーなどを追加すると香り良くなります。 

ちなみに、僕が麻婆豆腐のお店を探す時って「葉にんにくを使っているかどうか」を指標にしたりします。(グルメサイトの読者が投稿した写真を見たりして調べます)
入手しづらい葉にんにくをわざわざ仕入れて使っているということは”本格的な麻婆豆腐にこだわっている(研究している)”証にもなりますからね。

あ、葉ニンニクを使ってないからダメだっていうわけじゃないですよ(笑)
 

●鍋
ついでに調理用の鍋も紹介しておきましょうか。
僕は、以前は、今は亡き陳健一さんのシグネチャー中華鍋も使ったりしてました。⬇︎

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麻婆豆腐を作る時は、中華鍋を使って本格派を気取りたいところですが・・・・ 中華鍋って手入れがめんどくさいんです。
なので、最近は調理スタイルには拘らず、使いやすさを重視してイタリア製のBallarini(バッラリーニ社)のフライパンを使っています。
Ballariniのフライパンはamazonでのカスタマー評価も高い! なんと11,810件の評価で5段階中の4.2星です!(2025.6.11現在)

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僕は今まで日本製、韓国製、タイ製、フランス製のフライパンなどを色々使ってきましたが、すぐにコーティングが剥がれてこびりつくようになってしまっていました。
しかし、Ballariniのフライパンは2年ほど使っていますが、コーティングの剥がれもなく、こびり付きもありません。値段もそれほど高くないし、何よりもデザイン(特にフライパンの裏面w)が良い!
“男の調理道具”っぽいかっこよさがあるんですよね(なんだそれw)

上の写真は『ブラック』ですが、僕が使っているのは濃いブルーです。
あと、取っ手がリベットで取り付けられていないのも良いです。リベットで取っ手を付けているフライパンって、鍋の内側にリベットがあるので洗うときにあの部分にカスが溜まりがちなんですよね。リベットがないほうが洗いやすいし衛生的です。(うちには食洗機がないので手洗いなのです。)
Ballariniは気に入ったので、同じシリーズのミニフライパンも愛用しています。
イタリアの製品はデザインはいいけど品質がイマイチなイメージがありますが、このフライパンはデザインも品質も良いです!

ちなみに、炒める時はシリコンヘラを使っています。先がスプーン状になっているので、麻婆豆腐を皿に盛りやすいです。

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そんな感じで、僕なりの麻婆豆腐に対するちょっとしたこだわりを紹介してみました。もし気になったら、ぜひ試してみてくださいね!

 

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作ってみましょう!(中国語版の作り方にて)

麻婆豆腐って、四川の料理人でも人によって作り方が全然違ってて、「これが正解!」っていうのがないんですよね。だからこそ、僕もいろいろ試しながら、自分なりにアレンジして楽しんでます。

今回は、パッケージのシールの下に記載されている”中国語版の分量と作り方“で作ってみることにします。

『大辛麻婆豆腐の素』1袋を使って、1〜2人前の分量で作ります。

まずは下準備。
●木綿豆腐1丁を手でちぎって、軽く湯通ししてからざるにあげて水切りしておきます。
 (※煮るんじゃなくて、沸騰直前のお湯で芯までじんわり温める感じ)
豆腐を手でちぎる理由は、断面に麻婆の味がしみこみやすくするためと、見た目をワイルドにするためです!


●葉にんにく or 長ネギをお好みの量、好きな切り方で準備。

●”水溶き不要の片栗粉”がない場合は、水:大さじ3、片栗粉:大さじ1.5で水溶き片栗粉を用意。

『作り方』

1)フライパンに菜種油20gを入れてしっかり加熱。

2)牛ひき肉(130〜150g)をしっかり炒めます。(この工程はなぜか中国語の作り方には書かれていません) ひき肉はちょっとカリッとなるくらいまで炒めると良い。(お好みで)

3)麻婆豆腐の素(1袋)を投入。香りが立つまで炒めます。

4)豆腐と水60ccを加えて、2分ほど煮込みます。

5)片栗粉(or 水溶き片栗粉)を入れてとろみをつけてから、葉にんにくを入れます。
  


葉にんにくは、生なら少ししなる程度、冷凍なら火が通るまで温めれば完成です!!!

*ほんとは最後に油(もしくはラー油)をもっと足すとベストなんですが、今回はダイエット中なので我慢…。
でもガチで本格派にしたい人は、仕上げにサラダ油かラー油を回しかけて一煮立ちさせるのがオススメです。

以上で完成です。 
 

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完成!! 食べてみます。

完成です。(出来上がった量の半分を盛り付けています)

うーん・・・分量通り作りましたが、油がほとんどありません。
やはり仕上げの油は必要でした。 でも今回は初めて作るので、これでいいのです。

で、肝心の味はというと……

え? 美味しいじゃん! これ!

正直、「砂糖入ってるし、甘ったるいんだろうな〜」とか思ってたんですが、全然そんなことない。
砂糖は完全に“隠し味”になってて、甘さはほとんど感じません。

豆板醤の風味(たぶんピーシェン豆板醤)がしっかり効いてて、味は陳麻婆豆腐に負けずとも劣らないレベルです。

最近の日本製の麻婆豆腐の素も(中村屋、クックドゥ極、ライフプレミアムとか)かなりクオリティ高いけど、やっぱり本場の味には敵わないなと実感しました。
でも日本のやつも、日本人向けに絶妙にアレンジされてて、あれはあれでおいしいんですよね。

激辛ではないけどちゃんと辛口!!
麻婆豆腐は最低でもこれくらいの辛さがないとね!!!
これ、元祖の『陳麻婆豆腐の素』より辛いかも。
というか、陳麻婆豆腐の素は日本人向けにしたのか昔より辛さが落ちた気がするんですよ。陳麻婆豆腐の素も、昔はこれくらい辛かった気がします。

ただ!!!花椒感はゼロです。どうやら花椒は入っていない模様。
やはり別添の花椒くらいつけてほしかったところ。
まあ、僕は自前の花椒を入れますが、花椒を常備していない人にはちょっと物足りないかもしれません。麻辣を求める人は花椒は自分で用意してください。 でも、花椒がなくても意外とおいしいですけどね、これ。

味はけっこう濃いです。 なので、水の分量は日本語版の作り方の通り100mlでいいかもしれません

というか、すべて日本語版の分量と作り方で作って問題ないと思います。


白飯はばっちり合います。 というか、白飯なしでは食べられませんよ。

ガーリックパウダー、自前の唐辛子や花椒を色々追加しながら楽しみました。

おいしかった!!!

ちょっと値段は高めですが、これはまた買いたいレベル

ちなみに先日、「本格四川麻婆豆腐」が評判の某中華料理店に行ってきたんですが――
正直、こっち(今回作ったほう)の麻婆豆腐のほうが、はるかにおいしかったです。

もちろん、あのお店の麻婆豆腐も「日本人向け」としては普通においしかったですよ。
でもね、公式サイトの写真と、実際に出てきた麻婆豆腐の見た目がまるで別物だったんです。色も、具の感じも、雰囲気すら違う。こういう“メニュー詐欺”、たまにありますよね……。

ということで、麻婆豆腐は自分で作るか、麻婆豆腐の素で作ったほうが満足度高いです。
家なら味の調整もできるし、自分好みにアレンジもできるし、なにより裏切られません(笑)。

ということで、今回買った『ユウキ食品 辛口麻婆豆腐の素』は、僕の”おすすめ麻婆豆腐の素”に新たに加わりました。

まあ、きっと美味しさの秘訣は”熟成豆板醤”と”魔法の白い粉(うま味調味料)”なのかもしれませんけどね。  

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余談:魔法の白い粉(うま味調味料)について、思うこと

うま味調味料(昔でいう”化学調味料”、”化調”)については、昔から賛否があり、料理界やグルメ界ではたびたび論争になります。
でも、正直なところ、コンビニやスーパーで食べ物を買ったり、外食したりする限り、うま味調味料を避けて通るのは、よっぽど意識しない限りほぼ無理です。

僕は「うま味調味料否定派」ではありません。
ただ、うま味調味料に頼らずに美味しく仕上げることこそ、料理の真髄であり、技だとは思っています。(理由は割愛しますが、音楽にも似ています)
だからこそ、うま味調味料を使わずに素材の味や調理の腕で勝負して、美味しい料理を作る人(やメーカー)はリスペクトします。

とはいえ…やっぱり“うま味調味料”って、魔法の粉なんですよね。
僕の家にも小さいサイズのやつを常備していますが、自分で料理を作っていて「なんかちょっと物足りないな…」ってときに、サッと魔法の白い粉をひとふりすると……
あら不思議! 一気に美味しくなるんですよ。
「おいしくなるなら、それでいいじゃん」と思っちゃいます。

料理の最終目的って、「美味しく、楽しく」だと僕は思ってます。
ちょっと音楽にも似てますよね。まあ、エンターテインメントでもあるわけです!

ちなみに、僕は料理は好きですが――後片付け(洗い物)は大嫌いです!


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僕のおすすめ麻婆豆腐の素をいろいろ紹介します。

藤崎涼がお勧めする麻婆豆腐の素を以下に紹介します。
どれも美味しい! (ただし、上の記事にも書いたように、豆腐や肉選びにはこだわってください。ソースが美味しくても、肉や豆腐が美味しくないと味が半減してしまいますよ。)

⬇︎『ユウキ 大辛 麻婆豆腐の素』(今回紹介した商品です。)

Amazon.co.jp: ユウキ 大辛麻婆豆腐の素 50g×2袋入り : 食品・飲料・お酒
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⬇︎『ユウキ 四川マーボーソース辛口』(以前からある定番。)

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⬇︎『ヤマムロ 陳麻婆豆腐調料』(これぞ本場の元祖!!!これが基本です。これを食べずに麻婆豆腐を語るなかれ。)

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⬇︎『味の素 Cook Do PREMIUM 極 麻辣麻婆豆腐用』(今まで甘ったるい麻婆豆腐ばかり作ってきた味の素が突然覚醒した革命的商品!)

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⬇︎『新宿中村屋 本格四川 極み麻婆豆腐 辛口』(日本人向けにアレンジされながらも本格的!肉入りなのも嬉しい)

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⬇︎『好人家 麻婆豆腐調料』(本場四川の麻婆豆腐の素。おいしいのは言わずもがな。コスパ最高)

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⬇︎『横浜中華街 京華樓 本場四川 麻婆豆腐の素』(横浜中華街の四川料理の名店! 麻婆豆腐担当の厨師がお店で調合したソースをそのままパック!)

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⬇︎『ライフプレミアム 辛さと旨味がくせになる麻婆豆腐の素』(スーパーのPB商品と侮るなかれ!国産の麻婆豆腐の素の中ではトップクラスで本場に近い味。)

https://amzn.to/3Thxrz0

 

⬇︎『中国大明火鍋城 麻婆豆腐調味料』(福岡にある四川料理店の麻婆豆腐の素。日本製です。僕は実店舗には行った事ないですが、この麻婆豆腐調味料を通販で何回か買った事があり、美味しかった記憶があります。ただ、2025年6月現在、製造メーカーの都合で一時的に製造を中止している模様。)

以上です!!

⬇︎僕(藤崎涼)が麻婆豆腐のお店を紹介してます。(お気に入りのお店は全部紹介できていないですが・・)

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