辛さ満足レベル:
旨さ満足レベル:
※レベル表記方法についてはこちらのページを。
ユウキ食品の火鍋の素を入手しました。
ユウキ食品による中国貴州省風の火鍋の素
『爆辛』だそうです!!!
『遊びのない辛さながら、丸鶏エキスとポークエキスの旨味のあるスープがクセになる!』と書かれています。
ガチ辛注意『貴州人怕不辣』
『中国一辛い料理を好むといわれる。中国貴州省のガチで辛い火鍋が楽しめます。』とのこと。
中国の貴州省は、四川省の南東(重慶市の南)に隣接しており、辛いものを食べることでも有名な湖南省とも隣同士です。
四川周辺の地域は辛い食べ物を好む地域なのですね。四川あたりから周りに伝わっていったのでしょうか?
中国には「四川人不怕辣,湖南人辣不怕,貴州人怕不辣」という言葉があるそうです。
(四川人は辛さを恐れず、湖南人は辛くをも恐れず、貴州人は辛くないのを恐れる。)
面白い!!
でも、貴州省が辛いものを食べる省というのは、僕は初めて知りました。
ということで、貴州省の火鍋の素を再現した、国産(ユウキ食品製)の火鍋の素!を今回は食べてみます。
値段は? どこに売ってる?
僕は、MEGAドン・キホーテUNY市原店(千葉県市原市)にて購入しました。
価格は、税込みで387円でした。
ユウキ食品の公式サイトでは、希望小売価格350円(税込み378円)と書かれていました。
え? ドン・キホーテ! 希望小売価格より高く売ってるのか!!!!
ちなみに、ネットでは350円ほどで売られているようです。
amazonでは、プライム会員は(もしくは3,000円以上購入)送料無料で税込み343円だというのに!
ドン・キホーテは油断できないんですよね。
商品によっては定価だし、安売り商品を謳っていても、ネットスーパーや近所のスーパーの方が安かったりすること多いんです。
"激安の殿堂"を名乗るドン・キホーテ(通称ドンキ)は、なんでも安いわけではないということに注意が必要です。確かに安い商品も結構あるのですが、それに混じって定価販売の商品も結構あるんです。 僕はあちこちのドン・キホーテに行って買い物をしたりするんですが、ドンキのお店で買い物をするときは、ネット検索で市場価格や他店の価格を調べてから買うようにしていますが、
この商品は、初めて見かけたのもあって調べずに買いました。
話がそれました。
原材料
原材料を見てみましょう。
醤油ベースで、豆豉が多めに入っています。 油は『香味食用油』が使われていますが、少なそうです。
貴州の火鍋は四川の火鍋と何が違うのかは知りませんが、この原材料が本場のものに沿った原材料とするならば、まずは油の量が四川式よりも圧倒的に少ないです。
あとは豆板醤の使用量も控えめで、醤油や豆豉が多めになっていますね。
作り方
これ1パックで、2〜3人前の鍋が作れるとのこと。
500mlの水に溶いて、具材を入れて煮込むだけです。
ペーストを500ccの水に溶かすとこんな感じになりました。
油は少ないし、色も茶色っぽい。
僕は貴州省の火鍋についてはよく知らないのですが、やはり油は控えめなんでしょうかね?
ちなみに、本場四川(重慶)の火鍋の素は、こんなに⬇︎油(脂)が使われていたりします。
これは固形の火鍋の素(濃縮)ですが、この白っぽい(白というよりオレンジ?)部分は全部牛脂なんです!!! 油好きな僕でもちょっと引きます。
しかし、このユウキ食品の火鍋の素は日本人向けなので、こんなに脂(油)を入れてしまうと敬遠されてしまうため控えめにしているのかもしれません。
沸騰してきたところ。
まずは、スープだけを味見。
甘いかと思ったら、結構スピーディーに辛さがやってきました!
意外と辛い。そして酸味が結構あります。でも酢などの酸味があるような原材料は使われていないんですよね・・・。
あと、五香粉が使われているはずですが、あまり香りはありません。
スパイスのクセもなく、スープもあっさりしていて優しい味。辛さを除けば日本人受けする味だと思います。
期待を込めて具材をちょっと高級にしてみました。
油が少なめなので、脂の多い飛騨牛切り落とし、国産牛のシマチョウ、国産牛のマルチョウを入れることにしました。 豚の細切れも入れちゃいます。
飛騨牛や牛ホルモンは脂が多めなので、脂が少ない分を補ってくれると思います。
野菜は、揃えるのがめんどくさいのでイオンのトップバリュの鍋用カット野菜を入れました。
入れた具材のリスト:
飛騨牛切り落とし、国産牛シマチョウ、国産牛マルチョウ、国産豚肉小間切、青森産田子ニンニク、ニラ、豆腐、長ネギ、白菜、にんじん、ぶなしめじ、えのき、水菜
↑日本の鍋の具材ですね〜。
僕は、火鍋を作るときには本場のようにマニアックな具材は入れないので、いつも日本風な具材の火鍋になります。
そして僕が火鍋を作るときは、白菜やニンニク(粒のまま)のシャキシャキ感がなくなるまで煮込みます。
具材に味が染みるくらいまで具をしっかり煮込むので、火鍋本来の食べ方ではないです。
本来の食べ方は、鍋に具材をしゃぶしゃぶして、つけだれにつけて食べます。
僕はつけダレも使いません。 だって、スープの味だけでも濃いし、それで充分です。
完成!
全然辛そうには見えません。 でも、辛さは色ではわからない!
脂の多い牛肉や牛ホルモンを入れたにも関わらず油(脂)感はあまりありません。
食べてみると・・・・
やっぱりあっさりしています!
醤油ベースですね。 豆板醤のコクなどはあまり感じられませんが、なかなか美味しいかも!
具材を入れる前のスープだけを試飲した時は酸味が結構感じられましたが、具材を入れてしまったら酸味は感じられなくなりました。
脂多めの肉や牛ホルモンを入れたにも関わらず、かなりあっさりしていて罪悪感のない火鍋です。
逆に具材の牛肉や牛ホルモンを食べた時に、脂や旨みが引き立って良い感じです。
僕はダイエットしているのでやりませんが、〆の麺やご飯を投入してもバッチリだと思います。
辛さは?
本場の四川の一般的な火鍋よりも辛さは強いです。
『激辛』と言っても差し支えないくらいの辛さです。あ『爆辛』ですね。
とは言っても、ペヤングの激辛やきそば(ノーマル)より少し辛いくらいの体感です。
辛いものが好きな人なら美味しくいただけるような常識的な辛さだと思いますが、上手に食べないと咽せてしまって咳でもしようものなら喉を痛めてしまうかも?
唐辛子エキスを使っているのではないか? と思うくらいの辛さの性質がありますが、原材料を見ると唐辛子エキスは使っていないようです。
原材料を見る限りでは乾燥唐辛子しか使っていないようですので、激辛系の唐辛子を使っているのかもしれません。 だけど、激辛唐辛子特有の臭みやクセは感じられず、非常に食べやすいです。
自社で豆板醤を作っているユウキ食品ですから、唐辛子にもこだわっていそうです!
ということで、ユウキ食品の爆辛火鍋の素、おいしかったです。
クセのない素直な辛さに優しい味の美味しいスープ。
辛さや美味しさ的には満足でした。
結構気に入りました。
機会があったらまた買ってみたいです。
<了>
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