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無添加、糖類不使用の本格国産キムチ！？
車で東京〜大阪を一般道で往復した時の帰り道に、山梨県の『道の駅白州』に寄りました。（東京〜大阪を一般道で往復しようと思ったら、普通は山梨県は通らないと思いますが、僕はわざと遠回りしたので、そんなところを走ってます。）
そこで見つけたのがこの『八ヶ岳キムチ工房の本格手作りキムチ』でした。
山梨県北杜市の『八ヶ岳キムチ工房』というところで作られているようです。
ネットで調べたところ、同じ北杜市（清里）に『八ヶ岳キムチ』というものを販売しているところがあるようですが、住所なども違うので関係はなさそうでした。
さらに、製造者欄に書かれている個人名で検索すると、神奈川県の南足柄市の農園がでてきますが、そちらも関係はなさそうでした。
この『八ヶ岳キムチ工房の本格手作りキムチ』は、ネットに情報は出てないようですね。（執筆時）
よく道の駅で売られているような、個人で作ってそうなキムチですからね。
普段なら僕も手に取らずに素通りするんですけどね。
というのも、僕は基本的には国産のキムチはあまり買わないのです。
国産のキムチは浅漬け（発酵しない）なのが多く、さらに糖類の入れすぎで甘ったるいのが多いので・・・。
しかし、なんとなく手に取ったこのキムチの原材料を見て、すぐに購入を決意しました。
原材料は？
「本当にちゃんと原材料全部記載してるの？」と疑いたくなるようなシンプルな原材料。
しかも、糖類が一切使われていないんです！素晴らしい！
日本のキムチは糖類や甘味料が大量に使われている事が多いのです。多いというかほぼ間違いなく入っているレベルです。 しかし、この商品には砂糖はおろか糖類は一切使われていません。甘そうな原材料はりんごくらいです。韓国のキムチでさえ、砂糖は隠し味程度に入れたりするんですけどね。
しかも、化学調味料も使われていません！
ちょっと唐辛子の使用量は少なめっぽいですけどね。
あと、塩分が一番最後に記載されていますが、塩分も控えめなのか！？（原材料は、法律により使用量の多い順に記載しなくてはいけないことになっています。）
キムチはプラスティック容器の中に、さらに袋に入れられていました。
ちゃんと食べやすいようにカットされたキムチです。
どこで買った？ いくらだった？
先にも書きましたが、道の駅白州（山梨県）にて購入しました。
価格は、税込みで378円でした。
要冷蔵の商品（10度以下）ですが、僕は車には常に保冷バッグを積んでいるので、スーパーで調達した氷を保冷バッグに入れて、保冷して持ち帰りました。
食べてみました。
買った日は3月27日(2020年)で、賞味期限が4月27日となってましたので、賞味期限は1ヶ月間で設定しているのでしょう。
なので、おそらく製造日は買った日（3月27日）だったのだと思われます。
そのせいもあってか、帰った翌日に食べたら漬かりが浅すぎてイマイチでした。
白菜もかなり硬めでした・・・。
なので、2週間くらい食べずに寝かせてみることにしました。
二週間寝かせて・・・・
冷蔵庫に入れておいて、二週間後に食べてみました。
ちゃんと発酵が進んでいるようで、酸味も出ていて、白菜もいい感じに馴染んでいました。
これは美味しいです。
でも、ちょっと物足りない感じがします。
それは化学調味料が使われていないせいもあるでしょう。
僕もそうなのですが、化学調味料に慣らされた舌だと物足りなさを感じるかもしれません。
さらに砂糖の甘さがない分、それが物足りないという人もいるかもしれません。
しかし、化学調味料も砂糖も使わずにこの味が出せるなんて素晴らしいと思います。
これは、そのまま食べるのもいいですが、味がストレートでシンプルなので色々な料理に使っても合いそうです。
キムチ炒飯とか特に最適だと思います。
辛い？
まあ、キムチなので辛さはたかが知れています。
普通の一般的なキムチの辛さです。
キムチが好きな人なら問題なく食べられる辛さ。
唐辛子はちゃんと韓国唐辛子を使っているのかな？でも多分使っている。
しかし、ちょっと唐辛子の旨味が物足りない気もしました。（唐辛子の使用量が少ないのかな？）
ちょろっとアレンジしたら、さらに美味しく！
僕的には、「塩っぱさがもうちょっと欲しいな」と思ったので、塩（ヒマラヤ岩塩）と唐辛子（韓国唐辛子）を追加して、さらに一日寝かせてから食べることにしました。
韓国唐辛子は大さじ2杯ほど、塩は軽くふたつまみほど入れて、軽く混ぜてから冷蔵庫で24時間寝かせました。
そしたら・・・・
さらに美味しくなりました！
やはり少し塩味が足りなかったのかな？ それと韓国唐辛子の旨味が染み出たんだと思いますが、旨味が増しました！
やはりちょっと唐辛子と塩が少なかったのかな。
国産キムチで「また買いたい」と思ったことはあまりないけど、この商品は機会があればまた買いたいです。
でも、調べてみても通販はおろか情報も出てこないので、道の駅白州に行ったら買うしかないのかな？
またいつか行く機会があれば！
2022年4月22日 追記
賞味期限も迫り、いい感じに熟成してきた頃なので、『てきとー豚ニラキムチ炒』めを作ってみることにしました！
作り方はめちゃくちゃ簡単です。豚バラ肉とニラと一緒に炒めるだけです。
炒めるのに、油は必要ありません。豚バラ肉から出る脂を利用するのです。
まずはフライパンで豚バラ肉を軽く炒めます。
脂が出てきたところで、八ヶ岳キムチを投入します。
豚肉にしっかり火が通るまで炒めます。
最後に、ニラを入れて、ニラが軽くしなったら出来上がりです。
※このキムチは、元々ニラは入っているのですが、量が少ないので追加しました。
いい色です。 もちろん着色料など使っていません。韓国唐辛子から出る自然な色です。
めちゃくちゃウマいです。
もちろん、化学調味料は使っていません。
僕のアレンジとして、韓国唐辛子と塩を追加して数日熟成させただけです。
元々のキムチの旨味と、豚肉の旨味と甘み、韓国唐辛子から出る旨味と甘みがうまく融合してます。
味付けはキムチだけですから、キムチがおいしくないと、ここまでのウマさは出せません。
ちなみに、豚バラ肉は、カナダ産の安い豚バラです。100グラムあたり100円くらいのやつ。
キムチの味は重要です。
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