辛さ満足レベル:
旨さ満足レベル:
※レベル表記方法についてはこちらのページを。
激辛唐辛子キャロライナリーパーを使った、東ハトの暴君ハバネロシリーズのスナック菓子です。
『キャロライナリーパー』とは
2013年にギネスブックにより世界一辛い唐辛子として認定された唐辛子です。
激辛系唐辛子であるハバネロとブートジョロキアを交配させて作られた品種です。
その後にもっと辛い唐辛子『ペッパーX』が開発されたようですがギネス申請はしていないので、あくまでもギネス認定としては、現時点で『キャロライなリーパー』が世界一辛い唐辛子とされています。(ギネス認定にはお金もかかりますからね)
僕はキャロライナリーパーは風味が好きではないので常食はしてませんが、過去に何度かテレビ番組でキャロライナリーパー入りのラーメンなどを食べた事があります。(収録後に胃痛に苦しんだこともあります)
ちなみに、ギネス記録をもつ激辛唐辛子だからといって、すべてが辛いわけではありません。
唐辛子はあくまでも植物なので個体差がありますし、栽培している場所の気候や土壌や栽培環境などにも大きく影響を受けます。 なので、あまり辛くないキャロライナリーパーもあるわけです。僕の感覚としては国産の激辛唐辛子は辛さが弱い傾向にあると思います。 唐辛子は熱帯気候の方が辛くなりますので。
なので、キャロライナリーパーを食べたからと言って「世界一辛い唐辛子を食べた!」とはならないのです。 ギネスに記録されているのは、あくまでも最辛な個体が申請されたわけなので、そのへんで売られているキャロライナリーパーも同じ数値(辛さ)ということではないのです。でも、たいていは辛いですけどね。
国産のキャロライナリーパーも多く出回っています。
激辛系の唐辛子は高く売れますからねぇ。
暴君ハバネロシリーズは辛くない
その激辛系唐辛子を使用したこの商品ではありますが、東ハトの暴君ハバネロはそのネーミングに反して辛味の弱さで名を馳せてきた商品です。 僕も暴君ハバネロシリーズは色々食べてきましたが、激辛だったためしがありません。 まあ、だからこそ万人受けして長年続いてきたんだとは思いますが・・・・
ほどよい辛味と美味しさと食感で人気を博してきたんだと思います。 でも、僕は東ハトの商品はノーマルのキャラメルコーンが一番好きだなぁ(甘いやつかい!)
辛さの目安はこうなっています⬇︎

基準がよくわからないのですが、元祖である『東ハト暴君ハバネロの10倍』という感じでしょうかね?
相関図のようなものが描かれています。

ハバネロとジョロキアを交配させたものがキャロライナリーパーですからね。

キャロライナリーパーを22%使っているようです。

いや? まてよ。
この書き方だと、「製品に使われている唐辛子パウダー全体のうち、”キャロライナリーパーを使った唐辛子が22%”」ってこと?
つまり、キャロライナリーパーそのものが22%入ってるわけじゃなくて、「キャロライナリーパー入りの唐辛子ミックス」が22%って話で、実際のキャロライナリーパーの量はもっと少ないってことかな?
原材料をチェック
原材料を見てみましょう。

おや、ここには「唐辛子パウダー(キャロライナリーパーパウダー22%使用)」と明記されています。
ということは唐辛子パウダーのうちの22%はキャロライナリーパーで間違いないようです。
しかし、そもそも唐辛子パウダー自体がどれくらいの量使われているかって話で・・・
でも、味付けの一番上に唐辛子パウダーがきているので、そこそこの量は使われていそうです。
しかも、暴君ハバネロよりも砂糖の使用量が少なそうなので、甘さは抑えられているかもしれない?でも甘味料(スクラロース)も使われている・・・
あと、色々なスパイスがブレンドされています。 クローブパウダーやセロリパウダーは暴君ハバネロには使われていなかったものです。 え? セロリ??? 僕はセロリの風味が嫌いなんですが、大丈夫かなぁ。
辛さに関する注意書きあります。

ちょうど光が反射してしまっていますが、エネルギーは219kcalです。
内容量は40グラム! 少ないです。
どこで買った? 値段は?
実はこれ、どこで買ったか忘れたんです。 たぶん、どこかのドン・キホーテだったような・・・
たぶんめちゃくちゃ安いから買ったんだと思います。 200円とかでは買ってないはず。 100円くらいだったような?
戸棚の奥に入っていて、食べるのを忘れていましたが、気がつけば賞味期限間近でした。
でも、終売にはなっていない模様? アマゾンでは送料無料で6袋1,500円(1袋あたり250円)で売られています。転売か?(2025.6.19現在)
開封! 食べてみます。
吉野家(牛丼店)の紅生姜寄りの色合いです。 まあ、着色料(ベニコウジ色素)を使っているからでしょうけど、唐辛子のナチュラルな色合いではありません。
リング状のスナック菓子です。 ギアみたいな形をしています。

ギアみたいな形をしているのが関係しているのがかどうかわかりませんが、食感は良いです。
若干硬めの食感。
味は暴君ハバネロと似ているかな。当たり前か。
そして、キャロライナリーパーの独特な風味は全然感じられません。 僕はあの風味があまり好きではないのでこれでいいんですけどね。 でも、唐辛子の風味も感じられません。 だから味は壊れていない感じです。
なかなかおいしいです。
辛さは?
最初からガツンとくる辛さではありません。
最初に、暴君ハバネロと同じような独特な風味が感じられ、そのあとじわーっと口の中全体が辛くなってくる感じです。 でも、激辛レベルではありません。 程よい辛口的な。
でも、従来の暴君ハバネロシリーズの中では一番からい
ジャパンフリトレーの『激辛マニア』よりは辛味は弱いです。
キャロライナリーパーだからといって期待して食べると痛い目に遭います・・・ いや、痛くない目に遭います笑
でも、これは甘さは控えめだし、ほどよく辛くておいしいのであっという間に全部食べてしまいました。
<了>