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本場四川の麻婆豆腐の素!!!
やっときた! 久しぶりにきた!
本場四川(四川省成都)で作られた麻婆豆腐の素!!!!
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僕は、中華食材店に行くたびに、本場の麻婆豆腐の素を探しています。
新しい(見たことがない)中国の麻婆豆腐の素は売ってないかな?と。
でも、ここ数年は、中国で作られた麻婆豆腐の素を見かけなくなっていました。
中国人しか行かないような中華食材店にも行くのですが、そういうお店でも見かけない。
まあ、日本でも定番になってきた元祖の『陳麻婆豆腐の素』で充分なんですけどね。
でも、本場四川で作られた麻婆豆腐の素って、今まで一度も外したことがないんですよ。
粉末の麻婆豆腐の素でさえも美味しかったですからね。
しかし、ある時、横浜中華街で見たことがない麻婆豆腐の素を見つけたのです!!!
その名も『好人家麻婆豆腐調料』
『好人家』?
“好きな人の家”かぁ。 なんか甘塩っぱい初恋の思い出的な感じだなぁ。
小学生の頃とか、好きな人の家の前をわざと通ってみたりしたものだけど。今だとストーカー扱いされるのか?
『好人家』は中国語読みだと『ハオレンジャー』かな?
初恋の思い出が、一気に戦隊物に変わってしまう感じだ。
ちなみに、実際の意味は『良い人』的な感じだと思います。
ブランド名は『好人家』ですが、製造元は『四川天味食品』というメーカー。
このメーカーは、中国国内で”大红袍”というブランドの火鍋の素を大ヒットさせたメーカーです。

“大紅袍”の火鍋の素も美味しかったので、期待がさらに膨らみます!!!!!

ただ、パッケージの麻婆豆腐の調理例写真は全然おいしそうじゃないんだよねぇ。
追記:
⬇︎2022年現在、パッケージが新しくなっています。

どこで買った? いくらだった?
横浜中華街にある老舗中華食材店『源豊行』にて購入しました。
価格は税込で200円!!! 安い!
amazonでも税込218円で、しかも送料無料ですよ。(執筆時)
![]() | 好人家麻婆豆腐調料(マーボー豆腐調味料)80g/中華料理/中華食材/人気調味料/四川料理/本場の味 価格:158円 |

僕がこの商品を購入した『源豊行』というお店は、自社製の調味ペースト『麻辣王国』やオリジナルの麻婆豆腐調味料を出しているんですが、その源豊行が取り扱っている本場の”麻婆豆腐の素”ですよ。
これは”期待”しかないです!
原材料チェック

王道的な四川麻婆豆腐の原材料です。
四川麻婆にはあまり使われない生姜や砂糖やコショウも入っていますが、原材料の最後の方に記載されているので隠し味程度な感じでしょうね。
出汁的には酵母エキスと化学調味料です。
開封

中身は、これ一袋のみです。
中身に対して外パッケージがちょっと大きすぎないか? と思いました(笑)

麻婆豆腐の素が80gです。 別添の花椒などはついていません。
どうやって作るか確認
日本語で作り方が書かれています。

え? 豆腐100g????
僕は、麻婆豆腐の豆腐量の基準は豆腐200gを一人前として考えてます。
ってことは、この麻婆豆腐の素1袋を使っても、一人前の量もできないってこと?
いや、仮にそうだとしたら、豆腐100g(0.5人前)に対して麻婆豆腐の素80gは多すぎるだろう!
中国語でも作り方が書かれていましたので、そちらを確認。

ほら!! 500克豆腐(豆腐500g)って書いてあるじゃん!!!
他の翻訳は大体合ってるみたいだけど、日本語では「挽肉を入れて軽く炒める」だけしか書いておらず、なんの肉を使えばいいか分かりません。 しかし、中国語の説明では、ちゃんと「牛挽肉50g」と書かれています。 やっぱ麻婆豆腐は牛肉でしょ。
せっかくなので指定の作り方で作りたいので、なるべく忠実に作りますよ。
ただ、僕の場合は牛ひき肉は麻婆豆腐用にあらかじめ100gずつ小分けにして冷凍しているので、牛挽肉だけは50gのところを100g使用します。
まあ、普通はひき肉は、麻婆豆腐1人前あたり50gくらい使います。この麻婆の素の量だと、2人前の麻婆豆腐ができると思うので、牛挽肉は100gでも問題ないかと思います。
牛肉は麻婆豆腐の味を左右します。かといって、値段が高い高級ひき肉がいいかというとそうでもない。 高級級ひき肉は脂分が多く、麻婆豆腐に牛脂の旨味が出過ぎてしまい麻婆豆腐の味を変えてしまうんです。(それはそれで美味しかったりしますが)
かといって安い美味しくない牛肉を使うと、それはそれでだめ。
僕は100グラム300〜500円くらいの、程よく脂が混ざった牛肉を使うようにしています。
豆腐も同じで、豆腐料理なだけあって豆腐の味が重要になります。しかし、これもまた高級豆腐を使えばいいかというとそうでもありません。 今度は豆腐の味が出過ぎてしまうんですねぇ。
僕は1丁150円くらいのパック木綿豆腐を使っています。
アサヒコの消泡剤無添加の豆腐がお気に入りです。
http://www.asahico.co.jp/daichi
作ってみます!!!
豆腐はあらかじめ塩を入れたお湯で軽く温めておきます。
指定通りに鍋に植物油を50グラム入れます。

使用する油の量も本格的!
麻婆豆腐は本来は油料理ですからね。油がスープのようになっているのが本来の麻婆豆腐の姿なんですよ。
ただ、僕はダイエットしているので、50gでもちょっと多いんですけどね。
でも、この油の規定量を守らないと味がしょっぱすぎるかもしれません。
油を50グラムも使いたくないという人は、油を減らす代わりに豆腐の量を増やしたりすればいいと思います。(600グラムに増やして問題ないです。700gくらいでも大丈夫かも?)
ちなみに、元祖の麻婆豆腐レシピでは2人前あたり100gの油を使うんですよ!!
僕もダイエットしている身なので、そこまでは使いませんが、カロリーを気にしなければ油はたっぷり入れたいところです。
麻婆豆腐は、油も旨さのポイントの一つなのです。
挽肉を炒め、麻婆豆腐の素を投入!!!

麻婆豆腐というよりも、どちらかというと火鍋のような香りがします。
まあ、ほとんと同じ原材料なので紙一重なんですけどね。
豆腐を入れたところ。

いい色してるじゃーん!!!!
これ、絶対旨いでしょ。
これで2人前の量ですね。
一人で2回食えますよ!!!!
中国語の作り方には、葉ニンニクかネギを入れると書かれています。
僕は当然葉にんにくを入れます!!!(葉にんにくは麻婆豆腐用にまとめて買ってカットして冷凍しています。)
完成しました! 食べてみますよ!

見た目は完璧です!!!
油もなかなか多め!!! これはおいしそう!!!
パッケージの写真より美味しそうじゃないか!
食べてみると・・・・。
うーん、これは本格的だ。 しかも、花椒は追加で入れていないのに、デフォルトの状態でもなかなかの麻味(痺れ)があります。たまにジャリっとした食感がある時がありますが、それが花椒だと思われます。 知らない人が食べたら砂かと思うかも(笑) 中国の食品は、たまに異物入ってますからね・・・。
使っている豆板醤はピーシェン豆板醤だと思われます。
元祖の陳麻婆豆腐に似ているようで違う味。僕は陳麻婆豆腐の味の方が好きですが、この商品も本格的で美味しい。 さすが本場、って感じです。
麻辣も、強すぎないけどバランス良いです。
僕的には、「花椒はほんの少し足してもいいかな?」くらいで、基本的にはデフォルトでOKな感じです。
あとは僕(藤崎涼)監修の『七海涼辛子』を入れれば完璧でしょう!!!(宣伝か!)

この麻婆豆腐は一般的な日本人向けではないです。
でも、これにハマってしまうと日本の麻婆豆腐は食べられなくなると思います。食べられなくなるというか、本場の麻婆豆腐は日本の麻婆豆腐と全くの別物だってことに気づくと思います。
いきなり本場ものを食べるのが怖いという人は、まず本格的でありながらも日本人になじみやすいように作られている『新宿中村屋』の麻婆豆腐をお勧めしますよ。もちろん安心の日本製!
中村屋の麻婆豆腐は、いろいろ出てますが、僕はこれ⬇︎が一番おすすめ。
⬇︎もちろん、元祖陳麻婆豆腐も忘れずに!
⬇︎今回食べた『好人家麻婆豆腐』はこちら
⬇︎火鍋もあるでよ。

火鍋もいいけど、麻辣香鍋(マーラーシャングオ)もね!
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