辛さ満足レベル:
旨さ満足レベル:
※レベル表記方法についてはこちらのページを。
『台湾ラーメン激辛』と書かれたカップ麺を買ってきました。
『激辛』の大きい文字が目を引きます。
カップ麺とはいえ、常温保存可能な生麺で、さらに電子レンジ対応容器に入っているのが特徴です。
原材料をチェックしてみます。
畜肉エキスを使った醤油ベースのスープです。畜肉エキスなので、何の動物が使われているのかは不明です。
何よりも多く使われている原材料が『たん白加水分解物』をいうのが珍しいです。(『たん白加水分解物』というのは旨みを調整するためのものです。)
辛味成分としては、豆板醤、唐辛子粉末、こしょう粉末、香辛料抽出物などが入っています。
パッケージには「3種のスパイスで後引く辛さ」と書かれていましたが、3種のスパイスというのは唐辛子、胡椒、ニンニクなのかな?
セット内容
電子レンジ対応容器、生麺、液体スープ、乾燥具材のセットです。
具材は、乾燥にら、乾燥ガーリックチップ、胡麻です。 あれ?肉は???
台湾ラーメンと言えば『台湾ミンチ』を言われる、豆板醤で味付けされた挽肉が必須でしょう!!!
入ってないの???
作り方
電子レンジ調理です。
普通のカップ麺のように「お湯を注いで○分」という作り方はできない模様。
加熱時間は長くなりますが、水からの調理も可能。
麺には粉がついているので、麺のでんぷん質やヌメりを取ることが推奨されています。
僕も、『極上の旨さ』と書かれているやり方で作ってみました。
カップに蓋がついていないので、お湯を捨てる時は慎重にならないと麺がこぼれてしまいます。
ちょっとめんどくさい。
出来上がり
ラー油が浮いていて、台湾ラーメンっぽい見た目のスープですが、なぜか台湾ラーメンっぽくない。
豆板醤などで炒めた挽肉(台湾ミンチ)が入ってないからですね。
でも、作り方にも「自分で挽肉を入れるとより一層・・・」的なことは一言も書かれていません。
パッケージには挽肉がかなり目立って写っていましたので、挽肉が入っていると思って買ってしまう人は多いはず!
ニラも少ないし、台湾ラーメン的な要素がない・・・・
食べてみると・・・・
甘みが結構ありますが、なぜかそんなに嫌な甘さではありません。
醤油のコクと唐辛子の辛味とのバランスがいいからかもしれません。
確かに台湾ラーメンっぽい雰囲気は出ていますが、やはり肉ミンチがないのが致命的かもしれません。
台湾ラーメンって、ニラと台湾ミンチが載ってなかったらただのラー油入り醤油ラーメンですからね・・・。
パッケージ写真には肉ミンチが全面に写っているんだし、乾燥肉でもレトルト肉でも入っていたらよかったのに! 確かに「調理例」とは書いてありますけどね。
でも、なぜか作り方には挽肉を入れるということは一切書かれていないのが不思議。
ニラとガーリックチップの具材も量が少ないので、かなりしょぼい感じになっています。
せっかくいい商品なのに、もっとこだわってほしいところ!!
でも、スープの味は良かったです。
麺は、弾力性がなくポソッと噛み切れる感じ。
生麺なのに常温保存可能のロングライフ麺なので、その辺は仕方ないかもしれませんね。
辛い?
辛さは、”激辛”を謳っているだけあって、ちゃんと辛いです。
激辛レベルではないですが、しっかりとした辛さがあります。
『辛口』です。
豆板醤と唐辛子粉末と香辛料抽出物で辛さを出しているようです。
ちなみに、同じシリーズの博多ラーメンを食べたことがありますが、なかなか美味しかったです。
博多ラーメンなのになぜかニラが入ってましたが(笑)
<了>
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