辛さ満足レベル:
旨さ満足レベル:
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僕が最近気に入っている味噌ラーメン専門店は『田所商店』です。
2003年に千葉県で創業され、2025年2月末時点で国内に184店舗、海外に10店舗を展開しています。
僕は、昔は味噌ラーメンといえば『ラーメンとん太』派でした。子供の頃、葛西(江戸川区)にあった『ラーメンとん太』にはネギ味噌納豆ラーメンがあって、好きだったなぁ。とん太のチェーン店の中でも納豆味噌ラーメンを出す店は少なかったんです。
ちなみに、僕は昔買った『とん太』の丼を今でも愛用しています!

そんな『ラーメンとん太』と同じく千葉で創業の『田所商店』ですが、僕は今ではすっかり田所商店派です。
『田所商店』は味噌ラーメンはもちろん、焼豚や味噌炒飯も絶品なんです。『田所商店』には2ヶ月に1回くらいは食べに行ってるかも。
その田所商店が担々麺専門店を出していると聞き、さっそく行ってきました!
その名も『田所商店タンタンメン部』。
お店は千葉の幕張メッセの隣にある『WBG(ワールドビジネスガーデン)』内にあります。
担々麺を食べに行ったのですが、店頭で「麻婆担々麺」があるのを発見し、急遽そちらに変更!
まずは基本の担々麺を食べたお所ではありますが、麻婆豆腐好きとしてはどうしても麻婆担々麺が食べたかったのです。
まあ、担々麺と麻婆が同時に楽しめるからよしとしましょう!

さすが味噌ラーメン専門店だけあって、普通のスタンダードな(四川飯店系の)担々麺ではなく、信州味噌(味噌ラーメン)をベースにした味噌系担々麺のようです。
単品で税込968円で、ぎりぎり1,000円を切る価格。
最近は1,000円超えのラーメンが多くて困りますね。外食したくなくなるよなぁ・・・
辛さは選べませんでしたが、卓上に花椒と一味唐辛子が置いてあります。素晴らしい。
こちらがその『麻婆担々麺』。

ニラとネギが少量(ほんの彩り程度)入っていました。
個人的にはもう少しニラとネギを多めに入れてほしかったところですが、残念ながら追加トッピングにも見当たりませんでした。(辛ネギのトッピングはあり)
食べてみると・・・・
これは『豆腐入り濃厚胡麻味噌ラーメン』ですね・・・・
田所商店の味噌ラーメンがベースなので、もちろん美味しいです。
ただ、味噌の濃厚な風味が強すぎるせいか、麻婆豆腐っぽさがあまり感じられません。
味噌味に負けてしまっているのかも。 豆腐は硬めの木綿豆腐が使われており、量もそこそこあるので存在感はあります。
胡麻が味噌と相まってなかなか濃厚ではありますが、味噌の主張が強く、担々麺としての個性もやや控えめかも。
でも、おいしい。
最終的には、担々麺や麻婆ではなく味噌ラーメンを食べたような気分になりましたが、と総合的には満足でした。
テーブルには山椒(花椒)、白胡麻、唐辛子が置かれており、自由に使えるようになっています。

唐辛子は、色合いや風味、辛さから判断するに、おそらく四川料理でよく使われる「朝天辣椒」ではないかと思います。だとしたら、かなりのこだわりです。
朝天辣椒は辛味が弱いので、あまり辛味付けにはなりませんが、担担麺にはとても合います!麻婆にも合います!
花椒のミルには「山椒」と書かれていましたが、実際には「花椒」です。店内に書かれていた説明によると、四川省産の「漢源花椒」を使用しているそう。ホールのままミルに入っていて、好きなだけ入れる事ができますし、挽きたてを味わえるのが嬉しいポイント。
香りもよく、しっかりと痺れがきますので入れすぎ注意です。さすが本場の花椒。
まさかの、漢源花椒と朝天辣椒!
調味料にまで手を抜かず、ちゃんとこだわっているのが印象的でした!
ちなみにサイドメニューとして『ミニチャーシュー丼』も頼んだのですが、美味かった!!
むしろ今度はチャーシュー丼を目当てに再訪したいくらいです。
まあ、幕張はちょっと遠いのですが、今度はノーマルの担々麺や汁なし担々麺も食べにいきたいです。
<了>
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