辛さ満足レベル:※レベル表記方法についてはこちらのページを。旨さ満足レベル:
中国の怪しげなインスタント麻辣春雨スープ
本場中国のインスタント麻辣春雨スープです。
パッケージは紙カップになっていて、調理のイメージ写真などはありません。
なかなか斬新なパッケージです。
“MALABAODU”と書かれた鬼のようなキャラクターが描かれています。
“MALABAODU(マーラーバオドゥ)”はこの商品の名前の”麻辣爆肚”のことです。
『お腹が爆発するような麻辣』的な意味合いですかね。
お、ドラムを叩いてますね!
フリーズドライ(凍結乾燥)、リアルな味、のようなことが書かれています。
場合によってはプレゼントが同封されている場合もあるようです。(どんなプレゼントが入っているのか気になります。)
商品は、四川省とかではなく河南省で作られているようです。中国の真ん中あたりにある省です。
どこで買った? いくらだった?
東京の新大久保にある中国人向けのスーパーマーケット『華僑服務社』にて購入。
価格は、税込みで322円でした。
中国のインスタント麺にしては値段は高めです。
しかし、amazonでは3個セット送料込みで、一個あたり700円くらいで売られていました!(2020.7.2現在)
原材料やカロリーをチェック
なんと、カレー粉が入っています。 麻辣カレー味なのか?
しかし、ごまペースとや豆板醤なども入っているので、どんな味なのかが期待されます。
カロリーは、100グラムあたり、なんと1,776キロカロリー!!!!
ではなく・・・
中国ではカロリー表記を『KJ(キロジュール)』で表すのです。
1kJ = 0.239kcalなので、1,776kJは約424kcalです。
しかし、これは100グラムあたりの数値。
この商品は150グラムあるので、この商品のカロリーは約636kcalになるわけです。
なかなかのハイカロリーです。
さすが、商品名が『ENERGY食族』なだけありますね。
内容は?
まずは開封・・・。
なんと! 春雨の他に5袋の調味料が入っていました!
しかも、折りたたみ式のフォークまで付属しています。
添付調味料5袋の内訳は・・・。(左上から)
1)醤包(ペーストスープ)
2) 菜包(野菜の乾燥具材)
3) 芝麻醤(ごまペースト)
4) 辣油包(ラー油)
5) 粉包(粉末スープ)
です。
まあ、これだけ入っていたら中国製なのに300円くらいしてもしょうがないです。
しかし、作るの少しめんどくさそう。。。、
作ってみます!
作り方はシンプルです。
カップの中に春雨と調味料を入れ、熱湯を入れ、蓋をして4〜5分。
かき混ぜたらできあがりです!
調味料は5種類もあるのに、入れる順番はどうでもいいのかな?
まあ、適当に作ってみます。
春雨の上に粉末スープを投入
乾燥具材を投入。モヤシと青梗菜です。
ペーストを投入。豆板醤っぽいです。
芝麻醤(ごまペースト)を投入。
最後にラー油をかけて・・・。
すべて投入完了!!!
これにお湯を入れて、蓋をして4〜5分待つわけですが・・・。
その前に、カップの内側にお湯を入れる目安の線が見当たらない!
しかも、”作り方”を読んでも、「お湯を入れる」としか書いておらず、どれくらいの量のお湯を入れればいいのかわからないのです。
このアバウトさが大陸的でいいですね。(嫌味)
しょうがないので、お湯の量はとりあえずこれくらいの量にしておきました。
これで濃かったら、後からお湯を追加すればいいわけだしね。
蓋をして4〜5分待ちます。
4〜5分というのも大陸的なてきとーさを感じます。
とりあえず4分くらいにしておきます。
完成! 食べてみます。
これ⬆︎かき混ぜる前です。 なんかすごくおいしそうじゃないですか。
よくかき混ぜてから食べます。
おお、なんか”担担麺”っぽいぞ。
食べてみます・・・。
あら、これ・・・ 担担麺じゃないですか!
胡麻味(芝麻醤)が強めで、クセも少なく日本式のスタンダードな担担麺に似たような味。
しかし、麻辣はそこそこあります。
けっこうおいしいかも!
カレー粉が使われていますが、特にカレーっぽい風味はありません。しかし、スパイシーさはあるので、ちゃんとカレースパイスの効果は隠し味になっているのかもしれません。
てか、カップが熱い!!! 紙製のカップなので、スープの熱さがダイレクトに手に伝わり、カップを持ってられないほど熱い。
湯戻し時間4分だと春雨がちゃんと戻ってなくて硬い部分がありました。
春雨をしっかり戻すには、7〜8分くらい必要なのかも?
スープの味がかなり濃く、もっとお湯をいれてもいいような気がしたので、お湯を水面が1.5cm上がるくらいに追加。
ちょうどよい濃さになりました。
なので、作るときは、お湯はカップの上面から2センチくらいの所まで入れてもよさそうです。
辛い?
花椒の香りは控えめですし、唐辛子の風味もそれほどありませんが、麻辣感はバランス良く、程よい麻辣となっています。
本場中国製なので、もっとしっかり麻辣なのかなと想像していたのですが、麻辣の本場四川のものではなく河南省のものなので、麻辣はちょっと控えめになっているのかもしれませんね。
でも、日本だと『辛口』〜『大辛』と言われそうなくらいのちゃんとした辛さはあります。
量も味もなかなか満足でした!
ごまが濃厚な担担麺風味で、日本人の口にも合う味だと思います。
『紅虎餃子房』をはじめとする”際コーポレーショングループ”の中華料理店で出てくる『黒ゴマ担担麺』の味に似ている気がします。(最近食べてないので、あくまでもイメージですが。)
さすが『食族』と書かれているだけあって、春雨の量もなかなか多めでした。
これ一杯でそこそこ満足できる量です。
インスタントっぽさを感じさせない本格的なものではありましたが、欲を言えばもう少し具材をしっかり入れて欲しかったです。春雨の量は結構多いんですが、その分具材の量が負けているかなと。
まあ、これで300円くらいだからよしとしましょう。
コメント
一瞬、「食人族」に読み間違えました (笑)
30数年前に同名の映画を観ましたが、本物のドキュメンタリー映画と信じ込んでたので、
めちゃくちゃ怖かったです。って、記事と全く関係ない話でしたね m(__)m
それにしても、この添付調味料の多さは驚きです。コスト最優先の日本では有り得ないですね。
確かに(笑)「食人族」怖いですね。
この添付調味料の多さは驚きますよね。 しかもフォーク付き!
本国だと30〜50円くらいで買えるっぽいです。 これが50円だったらなんの文句もないですね。