辛さ満足レベル:
旨さ満足レベル:
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インドネシアのインスタントのミーゴレンです。
ミーゴレン(Mi Goreng)というのは「焼きそば」という意味です。

『SERELA PEDAS』というのはシリーズ名だと思いますが、インドネシア語で『辛い味わい』のような意味です。
『PEDAS NAMPOL』というのは、『PEDAS』は”辛い”、『NAMPOL』は”打つ”のようなニュアンスなので、日本語で言うと『激辛』的な意味になるのでしょう。
『Rasa Sapi Pedas』というのは『辛いビーフ味』という意味です。
要はビーフ風味の激辛インドネシア風焼きそばということになりますね。
何やら炎に包まれたパンチのマークが描かれています。

『Nampol1.0』がパンチ、『Nampol2.0』がダブルパンチ。要は辛さを表しているのでしょう。
『Nampol』というのは、インドネシア語で『打つ』などの意味があるようなので、辛さ度合いを表しているのかもしれませんが、『1.0』なのか『2.0』なのかはっきりして欲しいところ。

調味油には玉ねぎ、ニンニク、ターメリック、ライムリーフが使われていたり、調味粉には玉ねぎ粉末や、にんにく粉末が使われていたりして、日本の同じようなインスタント麺よりも素材にこだわっている感じがあります。
合成調味料など食品添加物ももちろん使われていますが、
辛味成分としては、純粋な唐辛子(粉末など)は使われておらず、チリオイルと香辛料抽出物に頼っている感じ。
内容物

完成↓

美味しくなさそう・・・ 彩りがないからなのでしょうね。
例えばこれにネギの緑と唐辛子の赤が加わるだけで全然見た目が変わってくると思うんです。
具が一切入ってないのが残念です。調味料は3種類も付いているのにね。
でも、袋ラーメンを作るのにわざわざ自分で具材を用意するのはめんどくさいし、足そうとも思いません。手軽に作れるインスタントで食品なのですから、自分で具を入れずとも完成して欲しいのです。(味変は別として)
日本の袋入りラーメンって、具材がついているものってほとんどないですよね。でも、韓国の袋入りラーメンは具材がついているものがほとんど。 文化の違いですかねぇ。
そういえば、この商品のパッケージ写真にはカットされたビーフステーキのようなものがトッピングされてます。

でも、この焼きそばにビーフステーキをトッピングしようとは思わないなぁ。
合わなくはないでしょうけど、結局別々に食べてしまい、わざわざトッピングする意味がなさそうですし。
麺の食感は、日本の昔ながらのインスタント麺にありがちな懐かしい味わいで、油揚げ麺の風味が感じられます。これはこれで美味しいですね。
辛さについては、日本の食品業界で言うところの『激辛』と謳われるくらいの辛さがあります。体感的には、ペヤングの激辛やきそば(カップ版)のノーマルくらいでしょうか?
日本の激辛系の食品には、風味を無視して激辛唐辛子などを使って無理矢理辛くしているものも多いですが、この商品は激辛唐辛子や香辛料抽出物などによるクセがなく、非常に食べやすいです。さすが、辛い料理の多いインドネシアの製品です。辛さだけではく、ちゃんと風味も壊さないように考えられているのではないでしょうか?
とはいえ、調味料として砂糖が多めに使われていて、さらに玉ねぎ粉末も加えられているせいか、甘味も結構感じられます。(嫌な甘さではないが)
また、”ビーフ風味”とありますが、ビーフの風味があまり感じられません。考えてみると、原材料にはビーフ系の成分が含まれていません。もしかすると、「香料」がビーフの風味を出すために使われているのでしょうか? それでも、ビーフの風味はほとんど感じませんでした。ただ、ビーフエキスを使ってわざとらしいビーフの風味が加えられているよりは、こちらの方が良いかもしれません。
辛味はそこそこあり、全体的にチープで素朴な味わいでした。ハマるほどではありませんが、個人的には好きな味でした。
値段も安いですしね。
こういうチープなインスタント麺はたまーに食べたくなるんですよね。
<了>
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