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火鍋味のカップヌードル!
なんと、日清食品のカップヌードルから”火鍋味のカップヌードル”が出ていた!
出ていた、と言っても発売されたのは今年(2021年)の4月。
半年も経つから、もう売られていないんじゃないかな?
カップラーメンって新製品の投入や製品の入れ替わりが激しくて、せっかく気に入った商品ができても、二度と手に入らなかったりするんですよね。
僕は、1日2食が基本で、ほぼ毎日麻婆豆腐を食べているうえに、さらにレトルトカレーとかカップラーメンとかのストックが大量にあるので、なかなか消費が進まず、、やっと火鍋カップヌードルを食べることになりました。
ちなみに、現在のノルマはこんな感じ⬇ ひどい。
目新しいものではないが・・・
火鍋味のインスタントラーメンは、目新しいものではありません。
以前は明星食品から『中華三昧 重慶飯店監修 麻辣火鍋麺』というのが出ていました。
中華三昧の袋麺も出てました⬇
サンヨー食品の『ファイヤーホール4000 四川火鍋風ラーメン 旨辛麻辣仕立て』というのも出てました。
こんな感じなので、目新しいものでもないのですが、カップヌードルの火鍋味となるとこれまた興味をそそるわけです。
世界のカップヌードルシリーズ
カップヌードルの『世界のカップヌードルシリーズ』は、世界で親しまれている料理をカップヌードルで再現したシリーズなのだそうです。
今回の『シビれる花椒の火鍋ヌードル』は、中国で親しまれている鍋料理『火鍋』をカップヌードルで再現しているものです。
僕は麻婆豆腐にもうるさいですが、火鍋にもけっこううるさいです。
しかし、日清食品はなかなか侮れないんですよ。
どんな風に仕上がっているのか、とても楽しみです。
商品説明を読むと、なかなかこだわっている感じがします!
辛さレベルは日清食品基準の5段階中の”3”。
シビれレベルは日清食品基準の5段階中の”1”です。
日清食品のシビれレベルは初めて見た気がしますが、”シビれレベル5”の商品は存在するのでしょうかね?
どこで買った? いくらだった?
ちょっと半年近く前に買ったので、買った場所や値段は忘れました。
コンビニで買ったと思います。
日清食品のサイトによると、希望小売価格は税込みで208円との事。
まだネットでは売られているようです。
原材料やカロリーなど
カップが湾曲していて見づらいので、転記します。
原材料:油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、たん白加水分解物、しょうゆ、香辛料)、スープ(牛脂、香辛料、クリーミングパウダー、食塩、豚脂、粉末しょうゆ、香味油、チキン調味料、香味調味料、はくさい調味料)、かやく(味付豚ミンチ、チンゲン菜、きくらげ、ねぎ、赤唐辛子)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、カロチノイド色素、炭酸Ca、カラメル色素、かんすい、香料、増粘多糖類、香辛料抽出物、酸化防止剤(ビタミンE)、くん液、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・牛肉・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・りんごを含む)
なんと! スープ原料の一番上に牛脂がきています。 さすが日清食品、わかってますねぇ。
火鍋といえば牛脂なんですよ。 パーム油などの普通の植物油を使うこともありますが、高級な火鍋は牛脂です。
あと、素晴らしいのが、砂糖などの糖類が見当たらないこと。
本場の火鍋スープにも少量の砂糖は入っていたりはしますが、それはけして甘味づけの為ではないんです。
なんでもかんでも砂糖を入れたがるのが日本人の悪いところですが、料理の甘さは食材から自然に出てくる甘さだけで充分だったりするんです。 火鍋なんかは特にいろいろな食材を入れますので、甘みは自然にでてきますからね。
“はくさい調味料”が使われているのも面白いです。 どんな調味料だかはよくわからないですが、これによって、白菜から滲み出た野菜の風味をスープに足しているんでしょうかね?
原材料を見たら、さらに期待は高まりました。
カロリーは意外にも低め! 牛脂を使っているのでもっとカロリー高いと思ってたんですけどね。
しかし、食塩相当量はなかなか多い!
まあ、火鍋に低カロリーと低塩分を求めることが間違ってますけどね(笑)。
作ります
蓋の上には後入れの『特製辣油』が付いています。
どういうふうに”特製”なのかはわかりませんが、きっと牛脂を使用した辣油なのでしょうかね?
蓋を開けると・・・
おお! なんだか、これだけで美味しそう! あらかじめ麺と一緒に入っている粉末スープの見た目のスパイス感がたまりません!
具は青梗菜ときくらげとカップヌードルでおなじみの”謎肉”が入っています。あとは目立ってませんがネギと赤唐辛子も入っています。
お湯を注いで、蓋をして3分間待ちます。 その間に蓋の上で特製辣油を温めておきます。
おそらく牛脂が使われているので、ちゃんと熱で溶かしておかなければいけません。
3分後に蓋を開け、特製辣油を投入しました。 美味しそう!
この油の照り具合は、やはり牛です。 特製辣油には香辛料も入っているせいか、一気に火鍋っぽい香りになりました。
食べてみます。
しっかり混ぜてから食べます。
おおおおおお!
こりゃ旨い。
普段は本場四川製の火鍋の素を買ってきて食べまくっている僕ですが、これはちゃんと火鍋の味です。
しかもちょっとお上品な芳香があって、スパイス感もしっかりしています。
10種類の香辛料の内訳は書かれていませんが、唐辛子と花椒は間違いなく、あとは火鍋の王道の八角、クミン、生姜などは使われている感じです。
甘さが控えめなのも素晴らしい。
そして、控えめでありながらもちゃんと麻辣感もあります。
日本人向けにちゃんと考えて弱めになっているんだと思いますが、誰でも食べられる程度の麻辣感がちゃんと出されています。
そして、麺の味のせいもあるのでしょうが、ちゃんとカップヌードルのあの味もするんですよ。
カップヌードルって、いろんな味付けのが出てますが、どれを食べてもちゃんとカップヌードルの味がするのは、麺の味のせいなのかもしれませんね。
そう、これは火鍋の完全再現を目指したものではなく、あくまでも『カップヌードル』なのですよ。
しかし、ちゃんとカップヌードルの味を出しつつも、しっかりバランスの取れたスパイス、味、麻辣感がでていて素晴らしい。
ほらほら、ちゃんと牛脂らしい照りがでています。
辛さは?
辛いものが苦手な人や、花椒のシビレに慣れていない人にでも親しんでもらえるような初心者向け麻辣に仕上がっていると思います。
辛いものがまったくだめな人にはちょっとキツイかもしれませんが、「すこしくらい辛いのは大丈夫だよ」と自称する人には問題なくいけるでしょう。
あとは、この香辛料の風味がだめだという人はいるかもしれませんけどね。
牛脂はポイントだった
やっぱ牛脂は旨い。
以前、ペヤングから発売されていた『牛脂MAX 焼きそば』もおいしかったもんなぁ!
しかし、牛脂って融点が高いので、なかなか溶けないんですよ。
これが体内に入るかと思うと、ちょっと躊躇しますけどね。
だって、体温程度じゃ溶けないんです。
以前、牛脂を使った中国の火鍋の素を食べた時に、お皿に残った牛脂が何℃のお湯で溶けるかを実験したことがあります。
これを見ると牛脂は敬遠されてしまうかも(笑)⬇
しかし、美味しかった!
定番商品化してほしいけど、絶対ムリだろうな・・・・。
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