辛さ満足レベル:
旨さ満足レベル:
※レベル表記方法についてはこちらのページを。
『赤い壺』監修の麻婆丼『本辛麻婆丼』がエスビー食品から発売されていました。
国産キャロライナリーパーと韓国産唐辛子が使われているらしいです。
ちなみに、僕はキャロライナリーパーなどの超激辛唐辛子は風味があまり好きではないので、自分が作る麻婆豆腐には入れません。
でも、韓国産の唐辛子も使うとは、なかなかやりますね。
『辛さの決め手は 丸ごと1本唐辛子』と書かれています。
この唐辛子は、普通の唐辛子(鷹の爪)のようです。
S&Bの辛味順位は『9』です。
ちなみに、エスビーのゴールデンカレー辛口のレトルト版の辛味順位は『5』です。
『赤い壺』とは
『赤い壺』は、東京の表参道(北青山)にある激辛料理専門店です。
この商品にも”激辛通の集う店”と冠されていますが、実際に有名な激辛マニアな人達が常連さんになっているようです。
というか、辛さを売りにしているお店なので、辛さに弱い人はあまりいかないと思いますので、必然的に辛いものが好きな人達が集まるというわけですね。
以前、テレビ番組の激辛ロケの時にこのお店を使っての撮影があり、僕はその時に初めて行きました。
この時、激辛料理専門家、激辛YouTuber、 激辛タレント、激辛大好きモデルな方々と一緒に出演させていただいたのですが、(ちなみに、僕は『激辛ドラマー』です笑)
僕以外の皆さんは、赤い壺の店主さんと知り合いみたいな感じでしたので、『激辛通の集う店』というのは本当です。
お店の人にしてみたら、僕に対して「この人誰? 激辛界のモグリなの?」と思ったでしょうね。
ま、僕は”激辛通”ではありませんし!
ちなみに、この撮影の時に、お土産でこのお店の麻婆豆腐を買って帰りました。(撮影でお腹いっぱいだったのですが、食べておきたかったので持ち帰りにしたんです。)
なので実店舗の麻婆豆腐は食べたことがあるんです。
どこで買った?価格は?
文化堂ウィラ大井店(東京都品川区)
価格は税込みで279円でした。
一応、夏季限定の商品で、商品自体は2024年の6月頃に発売されたっぽいです。僕が購入したのも6月中旬頃だったんですけどね。
僕には色々な食品を食べるノルマがあるのでなかなか手をつける事ができず、食べるのが秋口になってしまいました。
ちなみに、同じ赤い壺監修の『本辛ビーフカレー』も同時に買っているんですが、それもまだ未食です・・・
原材料や栄養成分
原材料をチェック!
肉は豚肉が使われていますが、粒状大豆たん白(偽肉)で嵩上げしているようです。
で、砂糖の量が多い! 豆板醤よりも多い! 大丈夫かな? 甘い麻婆豆腐は嫌よ。
甜麺醤やごま油も入っていて、原材料的には完全に日本式の麻婆豆腐な感じです。
ま、別に”四川風”とか謳われているわけではないのでいいのです。
エネルギーは176kcalで低め。 食塩相当量も2.8グラムなので、それほど多いというわけでもなく。
いや、でも内容量が150グラム(少なめ)だからなぁ。
ちなみに辛さレベル『9』というのは、具材の1本丸ごと唐辛子を含まない辛さらしいです。
なので、1本丸ごと入っている唐辛子を食べると、より一層辛くなるという事ですね。 楽しみです。
こういう商品に入っている丸ごと唐辛子って、辛味や旨みが抜けてしまっているのも多いですからね。
電子レンジ調理対応
600Wの電子レンジで、わずか1分でできてしまいます。
最近のレトルト食品は、箱を開けてそのまま電子レンジで調理できるのがいいですね。
(というか、実際にはこういう食べ物は『レトルト食品』とは言わないんですけどね。レトルトパック(レトルトパウチ)ではないので。)
レトルトパックではない分、賞味期限が短くなっていますが、それでも1年くらいの賞味期限なので充分です。 非常食品ではないですし。
ちなみにレトルトパウチだと、メーカーによるかもしれませんが賞味期限は2年〜3年くらいかな?
食べてみます。
もっと赤みの強い色を想像していましたが、茶色っぽい色をした日本式麻婆豆腐のヴィジュアルです。
麻婆ソースの量は150グラムなので少なめ。
なので、ご飯の量を多くしてしまうと麻婆が足りなくなるかも。
なので、ご飯の量も同じくらいの150〜200グラムくらいがちょうどいいかもしれません。
味は、スタンダードな日本式麻婆豆腐の味ですねぇ。
どこかで食べた事があるような、よくある味です。
同じエスビーの『味芳斎の麻婆丼』に似ている気がする。
町中華や、昔ながらの日本の麻婆豆腐の素で作ったような麻婆豆腐の味です。
熟成されていないフレッシュな豆板醤の味がします。
砂糖が入っているので甘味はありますが、それほど嫌な甘みではなく、バランスは取れている感じ。
白飯にはちゃんと合います。
僕は元々はこういう麻婆豆腐で育ってきたのもあり、嫌いではありませんよ。
ただ、花椒は合わない感じです。(日本式の麻婆豆腐って花椒合わないんですよね。)
辛い?
辛さは程よい感じで、”激辛”レベルには達していません。
一般的なレトルトカレーの『大辛』レベルくらいです。
超激辛唐辛子である”キャロライナリーパー(国産)”が使われているとのことですが、使われている量はめちゃくちゃ少なそう。 だって、キャロライナリーパーは全唐辛子中のわずか0.7%しか入っていないそうです。 なので、キャロライナリーパー臭は感じられません。まあ、だからこそクセのない風味なんですね。
韓国唐辛子も0.7%入っているとの事ですが、韓国唐辛子自体は辛みがめちゃくちゃ弱いので、辛さには関係ないですね。だけど韓国唐辛子を入れるなんてさすが! 韓国唐辛子は旨いですからね。
ちなみに、僕のオリジナルブレンド唐辛子『七海涼辛子』にも、実は韓国唐辛子が結構多めに入っているんです。しかもちゃんと韓国栽培(韓国産)の高級なやつです!!(よくある中国産の韓国唐辛子ではない)
突然、宣伝してしまいました笑
話を戻します。
辛さレベルが『9』という事なので、結構辛いのを想像してましたが、大して辛くなかったです。
ちょっと拍子抜け。
キャロライナリーパーの辛さは、わずかながらも貢献しているような感じもありますけど、『香辛料抽出物』も使われていますので、その辛さもあるかもしれません。
万人受けする辛さなので、飛び抜けて激辛ではありません。
ただ、辛さに弱い人にはちょっと辛いかもしれませんが・・・。 とはいえ、ノーマルのタバスコペッパーソースをたくさんかけたくらいの辛さです。(あくまでもイメージです。)
では、丸ごと1本入った唐辛子を食べてみます。
おお、珍しく種子まで丸ごと入っています。
こういう商品に入っている丸ごと唐辛子って、丸ごとであっても種は抜かれているものですが、これは種を取っていないんですね。 (でも、種の量は少なく感じます。)
種が入っているのもあってか、この唐辛子には辛さがちゃんとあります。
普通、こういう唐辛子って辛味が抜けたりしているものですが、種を残しているから辛味があるのでしょう。
唐辛子の実の一番辛い部分って、種の周りの綿(胎座)なんです。それを残すことにより1ランク上の辛さを実現しているのかもしれません。
さすがスパイスのエキスパート『エスビー食品』だと思いました。
ということで、普通には美味しかったし、普通の辛口でした。
リピ買いはないかなぁ。 とはいっても、期間限定販売なので、もうあまり売られてないかもですが!
<了>
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