辛さ満足レベル:
旨さ満足レベル:
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川崎の有名ラーメン店『元祖ニュータンタンメン本舗』の『ニュータンタンメン』
実店舗では、辛さが選べまして、一番辛いのが『鬼辛』なのです。
ちなみに、お店の実際の『ニュータンタンメン鬼辛』はこんな感じ。
ニュータンタンメは唐辛子が沢山振り掛けられていて、見た目が強烈なので敬遠する人もいますが、実はさほど辛くないんです。 というのも、辛味が弱く色が鮮やかで甘味とコクがある『韓国唐辛子』を使っているからだと思われます。(ただ、”鬼辛”に関しては、辛味を強くする為に他の唐辛子をブレンドしている模様)
ニュータンタンメンの人気の秘密は、ニンニクをふんだんに使い、万人受けするくらいの程よい辛さにあるのではないかと思います。辛さと旨さが両立できているのかなと。
ラーメンの基本もクセがなく、万人受けするような味ですし。
以前、同じサンヨー食品(サッポロ一番)から『鬼辛 まぜタン』という”汁なしニュータンタンメン”も出ていました。
⬆︎これは美味しかった。 レギュラー商品にして欲しいくらい。
で、今回の『ニュータンタンメン鬼辛』ですが・・・
よく見ると、ただの『鬼辛』ではなく『セカンド(2nd)』が付いています。
どうやら、店舗限定メニューで『鬼辛2nd』というメニューを出しているようなのです。
もう半年以上、実店舗には行ってないからなぁ。
全店舗にあるメニューではなく、店舗限定なんだそうで。
ちなみに、僕がよく行くのは川崎の『京町店』と『川崎大師店』です。
ニュータンタンメンの店舗は、駐車場がないところが多くて困るんですよ。
京町店は台数が少ないながらも駐車場があります。 ただし、満車なことが多く・・・
その場合は、徒歩7分くらいのところにある某スーパーマーケットの無料駐車場にとめて歩きます。(あ、もちろん帰りにはスーパーで買い物して帰ります。)
川崎大師店には駐車場がないのですが、徒歩5分くらいのところにある商業施設に車をとめて歩いていきます。その商業施設には僕がよく行くスーパーマーケットが入っているので、どちらかというとそのスーパーに行くついでにニュータンタンメンにも行くという感じですけどね。
話がそれました。
この『鬼辛2nd』というメニューには、どうやら”山椒”が入っているようなのです。
通常の『鬼辛』には山椒は入っていません。
『鬼辛2nd』は、今流行りの『麻辣(マーラー)』を取り入れたということでしょうか??
いや、花椒ではなく”山椒”と書かれています。
花椒と山椒は別物ですからね。
パッケージのイラストは、花椒ではなく山椒のような感じがします。
ということで、麻辣ではないような感じです。
カップには『元祖ニュータンタンメン本舗』についての説明が書かれています。
店舗説明の左側に、控えめに縦書きで辛味についての注意書きがあります。
注意書きが目立たないように書かれている商品は、たいして辛くないことがほとんどです。
ヤバいくらいに辛い商品は、もうちょっと目立つ位置に注意書きがありますから。
なので、辛さには期待ができません。 まあ、ニュータンタンメンに激辛を求めてはいけません。
僕個人的には、実店舗で食べる場合も『鬼辛』ではなく、その下のランクの『めちゃ辛』を選びます。(ついでにニンニクをダブルかトリプルにします)
鬼辛は、唐辛子の風味が強くなってしまい、味が変わるのと、価格も高くなってしまうので・・・。
なので、割増料金なしで程よく辛い『めちゃ辛』がいいんです。
原材料はこんな感じ。
スープの原材料の一番トップに”糖類”がきています。(原材料表記は、使用量の多い順に記載することが法律で定められています。)
大丈夫でしょうか? 甘々だったらどうしよう・・・
かやくは、味付卵、唐辛子、味付鶏肉そぼろの3つです。
肉そぼろよりも唐辛子が多いのがすごいです。
肉そぼろは”鶏肉”が使われています。実店舗のは豚肉のはず。材料費削減でしょうか。
栄養成分表示
醤油ベースのラーメンなのでカロリーは控えめ。塩分は若干高め!
開封してみます。
添付調味料は見当たりません。 そのままお湯を注いで完成という感じです。
しかし、具材も見当たりません。 麺の下に隠れているのでしょうか?
湯戻し時間は3分です。
やはり具材が見当たりません。
よくかき混ぜてみます。
ちょろっと卵が出てきました。 唐辛子の量がかなり少なく、ひき肉は見当たりません。
実店の『鬼辛』は、唐辛子たっぷりで真っ赤なのに、ヴィジュアルも再現できていない感じ。
見た目はノーマルのニュータンタンメンにも及ばない感じです。
食べてみます・・・・。
基本の味はニュータンタンの味なのですが、ニンニク風味は少し足りない感じ。
山椒の風味がそこそこ強いです。 これは花椒ではなく、山椒のようです。
具材がちょっとしょぼいです。 あちこちに手抜きというか、材料費削減の思惑が見て取れます。
ニュータンタンメンは、本物がシンプルな味付けなので、カップ麺になっても再現性はそこそこ高いと思います。 だからこそニュータンタンの特徴である、ニンニク、豚ひき肉、かき卵、唐辛子をふんだんに使ってこそ本斧に近づけると思うんです。
あと、よく見ると胡麻が入っているようです。胡麻は実店舗のデフォルトの状態では入っていないはず。でも、胡麻は合うと思います。 しかし、胡麻さえもほんの少しの量でケチられている感じ。
特に、ひき肉が少なすぎです。3粒くらいしか入ってなかったんじゃないかな?
ニュータンタンメンは、ひき肉も大きな特徴の一つなのに・・・
本来は豚挽肉のところを鶏挽肉にして、量さえも減らすとは・・
麺は、ツルツルで悪くないです。
これ、ラード入りの油揚げ麺にしたら、もっとジャンク感が出て、実物に近くなったかも?
実店舗の麺にはもちろんラードなんて使われていないと思うんですが、スープには使われていると思うんです。このスープにはポーク調味料とチキン調味料が使われているものの、これにラードを加えるともっといい感じになりそうです。
とにかく一番特徴的なのは山椒の風味だと思いました。
花椒ではないので痺れはありませんが、山椒の爽やかな香りがかなり感じられます。
そして、唐辛子の辛味がそこそこに効いていて、ちゃんと辛口です。でも、唐辛子の量が少なく、唐辛子さえもケチられている感じがします。
ただ、お店の『鬼辛』よりは辛さは落ちます。とはいえ、お店の鬼辛もたいして辛くはないのですが。
山椒が好きな人にはちょうどいいのかもしれませんが、僕は山椒よりも花椒派ですし、そもそもニュータンタンメンに花椒を入れようとは思いません。
なので、美味しいとは思うんですが、あまり好きな風味ではないかも。
普通のニュータンタンの方が良いです。
唐辛子、そこそこ入っているように見えますけど
実際の『鬼辛』はこれ⬇︎ですからね〜
本物並にとは言いませんが、せめて今の量の倍くらいの唐辛子は使って欲しかった感じです。
<了>
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