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小笠原産の原材料を使ったホットソース『オガスコ』
先日、小笠原諸島産のホットソース、その名も『オガスコ』を手に入れました!

『オガ』は小笠原(おがさわら)の『オガ』なのはわかりますが、『スコ』ってなんだ?
なんてとぼけてみましたが・・・・ もちろん、日本では有名で昔から親しまれているホットソース『タバスコ(ペッパーソース)』の名前をもじっているわけでしょうね!
日本では、同じように『タバスコ』の名前をもじったホットソースがけっこう売られているんです。
“スコ”シリーズ一挙紹介w
レモンが原材料の広島の『レモスコ』とか
10年熟成味噌とハバネロを使った『醸スコ(かもすこ)』とか
ウースターソースの『ソースコ』とか
紀州南高梅を使った『ウメスコ』とか
にんにく(ガーリック)を使った『ガリスコ』とか
バルサミコ酢を使った『バルスコ』とか
柚子胡椒を使った『ゆずすこ(YUZUSCO)』とか
同じく、柚子胡椒を使った徳島の『鬼スコ』とか
島唐辛子やシークワーサーを使った沖縄の『島スコ』とか
かぼすを使った大分の『かぼすこ』とか
じゃばらを使った和歌山の『じゃばすこ』や
胡麻を使った京都の『ごまスコ』や
バジルを使った『バジスコ』とか
醤油やバルサミコ酢を使った『しょうゆスコ』とか
ゆずや柿酢を使った徳島の『バカスコ』とか!(なにかバカなのかは不明)
いや〜 色々集めてみましたけど、けっこうありますね・・・
まあ、名前をつけた人の言い訳としては『スコ』はタバスコのスコではなく、酢と胡椒をつかっているから『スコ』なんだという建前のようですが笑 タバスコを意識しているのは明らかです!
このように、名前の一部を使われるほどにタバスコペッパーソースは日本でメジャーなわけです。
ちなみに、タバスコペッパーソースはアメリカ発祥のホットソースです。メキシコのタバスコ州産の唐辛子(タバスコペッパー)を主原料に、岩塩と酢だけで味付けされています。日本ではホットソースの代名詞的存在で、その知名度ゆえに多くの製品が容器や瓶、ラベルまで似せて作られたりしているんです。
⬇︎これがオリジナルのタバスコペッパーソースです。
『オガスコ』どこで買った?
この『オガスコ』は、東京の竹芝埠頭にある旅客船待合室内の小笠原諸島の物産ショップ『東京愛らんど』で購入しました。私は小笠原諸島には行ったことがないのですが、竹芝埠頭が散歩コースなので、そこで偶然見つけたんです。
この『オガスコ』、どこでも手に入るわけではありません。私もこのショップで初めて見ましたし、小笠原諸島のお土産屋さんにはあるのかもしれませんね。
執筆時点ではAmazonでも売り切れになっていました。
オガスコの価格は?
価格は税込で920円でした。
正直、「高い!」と感じました。アメリカから輸入されているタバスコペッパーソース(同じ60ml)が実勢価格300円前後なので、約3倍の値段です。もしかしたら小笠原諸島からの送料が上乗せされているのかもしれません。 ただ、この商品は大阪のメーカーが製造(パッキングも)しています。ということは、原材料を小笠原から大阪へ、完成品を小笠原の発売元へ、さらに小笠原から東京へ輸送するコストが上乗せされている可能性も考えられます。
ボトルのラベルデザインがかっこいい!

ボトルのラベルデザインが中身の色合いと相まって、とてもかっこいいんです。日本語が一切書かれていないので、まるで輸入品のように見えます。タバスコペッパーソースのイメージをさりげなく匂わせつつも、オリジナリティのある秀逸なデザインですね。おしゃれなBarに置いてあっても全く違和感がありません。
ラベルに書かれた「BONIN ISLANDS」は「なんのこっちゃ?」と思ったのですが、英語での「小笠原群島」の呼び方だそうです。
パッケージを見てみます
外パッケージ(箱)を見てみます。

外箱を見てみると、ホットソースではなく『Hot Lemon Sauce(ホットレモンソース)』と記載されていますね。名称は『辛味調味料』となっています。
このラベルデザイン、タバスコのホットソースとは全く違うのに、なぜかタバスコを連想させる不思議な魅力があります。
同じ色合いの『タバスコ ハラペーニョソース』⬇︎と並べると、その雰囲気が伝わるかもしれません。
箱には小笠原諸島についての詳しい解説もしっかり書かれています。

僕は小笠原諸島にはまだ行ったことがありませんが、東京から船で片道25時間、週に一便しか出ていないと最近知りました。飛行機では行けないんです。
一生に一度は行ってみたい気持ちはあるものの、私は船酔いがひどいので……。以前、宮崎から大阪までフェリー(約13時間)に乗った際、「二度と乗りたくない」と思うほど酔いましたから、果たして行けるでしょうか…。
箱には、どんな料理に合うかについても記載されています。

使われている原材料についても説明がありました。

使われている原材料についても説明がありました。
- 露地栽培された『小笠原産のレモン』
- 小笠原産の青唐辛子『島唐辛子』
- 『小笠原産のパッションフルーツ』
- 小笠原の海水から作られた『小笠原の塩』
このように、小笠原産の原材料をふんだんに使った商品なんです。
原材料をみてみます

原材料表示を見てみると、無添加でナチュラルなのが分かります。
醸造酢以外は小笠原産のものを使っているようですね。
保存料なども入っていないので、開封後は冷蔵庫で保存することをおすすめします。
中身はどんな感じ?
液体はサラサラとしたテクスチャーで、粗ごしな印象です。唐辛子の種や、レモンか唐辛子だと思われる果皮のようなものも見えます。使う前によく瓶を振ってから使いましょう。

スプーンにとってみると、全体的にグリーンの液体で、グリーンの粒々も見えます。主原料が緑のレモンと青唐辛子なので、その色が出ているのでしょう。

舐めてみると・・・・
唐辛子の青臭さとレモンの酸味が感じられます。私は唐辛子の青臭さ(ピーマンも苦手なので)があまり好きではないのですが、この『オガスコ』ではレモンの酸味と風味でうまくカバーされているので、意外と悪くありません。ハラペーニョにも似たような風味です。
辛い?
辛さは弱めで、一般的なハラペーニョソースくらいの辛さだと思います。
比べたわけではありませんが、体感としてはタバスコペッパーソースよりも辛さは控えめに感じました。
どんな料理に使える?
これは好みの問題ですが、唐辛子の風味がやや強めなので、「何にでも合う」とは言い切れないかもしれません。メーカー推奨は以下のようです。

確かにこれらには合いそうですね。
僕はまずオーケー(スーパー)で買ったチェダーチーズピザにかけて食べたのですが、良く合いました! チーズが合う料理やチーズ料理には合いますね。
他には、タコスなどのメキシコ系の料理はもちろん、欧風カレーやホワイトシチュー、ボルシチ、ミネストローネといったトマト系や牛乳系の料理にも合いそうです。
あくまで僕の予想ですが、牛タンにレモン汁の代わりに使ってみるのも面白いかもしれません。
あとは、サラダのドレッシングに混ぜるといいですね。 洋風のドレッシングに混ぜるといいかもしれません。 下手なところではフレンチドレッシングやイタリアンドレッシングとかサウザンアイランドドレッシングとか!
メーカーの説明にもあるように、色々な料理に試してみて、自分だけのオリジナルレシピを見つけるのも楽しいですね!
あまり辛くないので、なくなるのも早いですし、値段も高めなので、リピ買いや常備用はないかなぁ。
でも、お土産にはぴったりかもしれません。
タバスコレベルの辛いものが大丈夫な人には喜ばれるかもしれません。
<了>
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