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農心(NONGSHIM)『칼빔면(カルビンミョン)』カルグクスとビビン麺を合わせた、韓国のインスタント麺

ノンシムのカルビンミョン 辛い食品の話題
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韓国のインスタント麺メーカー 農心(ノンシム)の新製品

久しぶりに、歌舞伎町の韓国スーパー『韓国広場』に行ったら、新製品らしきものが出てたので買ってきました。 
日本では『辛ラーメン(しんらーめん)』でおなじみの韓国の大手即席麺メーカー農心(ノンシム)の製品です。
辛ラーメンは今や日本全国(多分)のスーパーやコンビニに行けば当たり前のように売られているようになりましたからね。それだけ日本人に受け入れられ、浸透したということでしょうか。 
でも、震災とかの有事のときにはインスタント麺が買い占めされ品薄になりましたが、なぜか辛ラーメンだけが大量に売れ残ってましたけどね。 普段から辛いものを食べられるようにしておけば、有事の時でも食料には困らないというわけです(笑)
ちなみに、ノンシムという社名は日本ではノンシンと言われる事がありますが、ハングル表記では농심となり、発音的にはNong Shimなので、日本語にするとノンシムと発音したほうが近いかもしれません。 でも最後の”m”はパッチムと呼ばれ母音は発音しないんです。”mu”ではなく”m”です。日本語では外国語の発音を表現しづらいですね。
話はラーメンからそれますが、僕が子供の頃に、JTBから発売されていた『六カ国語会話』という本を持っていました。カタカナで振り仮名がふってあるので、その振り仮名で発音を覚えるのです。
その本で、タイ語の挨拶『สวัสดี(サワッディー)』を覚えたんですが、全部大きなフォントで『サワツデイー』と書かれていたので、僕はそれをそのまま読んで『さわつでいー』と覚えてしまったんです。(”沢津でいい” のような発音) 
で、実際にタイに行った時にそれじゃ通じない事に気づいたのでした。
カナカナ読みで”サワッディー”ならまだ通じるところを “さわつでいー”だと全然通じません。
ちなみにその本では韓国語の挨拶も、全部大きなフォントで『アンニヨン』と書かれていました。要はその本のフリガナは全てにおいて小さいフォントが使われていなかったわけです。ただでさえ外国語の読み方ををカタカナで表現するのは難しいというのに・・・。ひどい本だった!

調べたら出てきました!この本です↓ さすがにすでに絶版なようですが、まだネットに出てくるとは!

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いきなり話がそれてしまいました。
ラーメンの話しに戻ります。

僕は、韓国のインスタント麺は日本国内に入ってきているものは大抵のものは食べたことがあるのですが、これは今まで見たことがないので、おそらく新製品だと思われます。

『カルビン麺(カルビビン麺)』という商品名は、”カルグクス”と”ピビン麺”を融合させた名前のようです。 

カルグクスというのは、「手切りの麺」という意味で小麦粉平麺を使った韓国の麺料理です。広義で、その麺を使った麺料理の事を指すようです。
ピビンミョン(ビビン麺)は、直訳すれば”まぜ麺”という意味です。 
日本だとビビンバ(ピビムパ)という韓国料理が有名ですが、ハングルでは”비빔밥”と書きます。
비빔(ピビ)は「混ぜる」、밥(パ)は「飯」という意味で、要は「混ぜ飯」なわけですが、それと同じように、”まぜ麺”は「ピビミョン(ビビン麺)」になるわけです。

要は「カルグクス(麺)を使った混ぜ麺(汁なし麺)」という事になるわけです。

パッケージにかかれている説明↓

意訳すると「カルグクス麺に、さらにプリプリ麺! 辛くて酸っぱいキムチビビン醤!」のような感じです。

どこで買った? いくらだった?

新宿の歌舞伎町。職安通り沿いに昔からある韓国食品スーパーマーケット「韓国広場」にて購入しました。
税込みで211円でした。
韓国のインスタント麺(袋麺)は、日本で買うと100円強くらいなのですが、この商品は200円オーバーです。 高めです。
余談ですが、『韓国広場』を「新大久保の韓国広場」という人がいますが、僕にとってはあそこは完全に歌舞伎町です。というか、住所も “歌舞伎町” ですし。

” 新大久保の韓国街が有名になったので、ほど近い韓国広場もひとくくりにしているのだと思いますけどね。まあ、どうでもいい話ですけど。

原材料やカロリーなど

スープ(タレ)の原材料は砂糖が多く使われていますが、まあ韓国食品が甘いのは普通なのでいいとして、このラーメンは本当にこの原材料だけで出来てるんでしょうか? だとしたらかなりナチュラルなんですけど。
化学調味料も使ってない!? ほんとかなぁ。
農心は韓国では大手食品メーカーです。 このラーメンの輸入者は農心の日本法人なので、そのへんはちゃんとしてると思うんですけどね。きっと。
農心は、日本でも有名な『辛ラーメン(しんらーめん)』を作っているメーカーです。『辛ラーメン』は、今や日本でもコンビニやスーパーマーケットで当たり前のように売られるようになりました。

一応、シールを剥がして、韓国語の原材料表記もチェックしてみます。

韓国語での原材料

うーん・・・・・。
めんどくさいので翻訳はしませんが、一般的なインスタント麺に使われているような化学調味料や添加物は普通に使われています。 
日本で販売するにあたって、あの日本語原材料表記で大丈夫なんだろうか?

カロリーは595kcalです。 意外と高め。

この栄養成分表記は良いですね。 一般的な一日の栄養成分摂取基準量に対する、この商品での摂取パーセンテージが記載されています。

作り方

この商品は、メーカーである農心(ノンシム)の日本法人が輸入しているのですが、日本語での作り方は書かれていません。 ちょっと不親切ですね。 在日韓国人向けで日本人に売る気がないんでしょうかね。

でも、ハングルが読めなくても、数字とイラストだけでなんとか分かるよ!
と思ったら大間違いです。注意しなくてはいけません。

このイラストと数字の「600ml」と「5」だけを見て、「600mlのお湯で麺とかやくを5分茹でて、そのあとに水を切ってから、液体スープを混ぜればいいんでしょ?」と思う人もいるかもしれません。

違うんです。 

麺とかやくを茹でた後にザルにあけ、冷水(流水可)で冷やした後に、水を切ってから液体ソースを入れてよく混ぜるんです。

韓国のビビム麺(ビビン麺)を知っている人ならわかると思いますが、ピビム麺って冷麺なんですよね。

でも、温かいのが好きな人は麺を冷水で冷やさずに温かいまま食べるというのもありだとは思います。
しかし、麺を水で締めたほうが食感は引き締まるかもしれません。

では、パッケージを開封してみます。

中身は乾麺(油揚げめん)と、후레이크(フレーク・かやく)と、김치비빔장(液体ソース・キムチビビン醤)です。

かやくと麺を600mlのお湯に入れ、5分間茹でます。

かやくは、白菜キムチと、緑っぽいのが青梗菜、黄色いのが蒲鉾です。

5分茹でた後にザルにあけ、水道から出る流水などで冷やして水を切り、器に盛ります。

液体ソース(キムチピビムジャン)をかけます。

↑「キムチを細かく刻んだ、辛味と酸味のあるピビン醤」のような事が書かれています。

ソースには、確かにキムチっぽい粒が入っています。

よくかき混ぜたら出来上がり!

食べてみます。

甘酸っぱい。
確かにキムチの味はしますが、ちょっと甘みが強く、同時に酸味があります。
まあ甘辛いのは韓国ではよくある味ですし、酸味はキムチ(キムチペースト)の酸味でしょうし、まあキムチをトッピングしたビビン麺の味です。

麺は太めの平麺です。平べったいとは言え、中国の”麺皮”よりは平麺ではありません。あれは極端↓

まあ、日本のインスタントカップうどんの麺に近いような麺ですね。
麺の食感は悪くないです。

普通のビビン麺と比べて少し油っぽいのは、油揚げ麺だからだと思いますが、個人的には油っぽい麺は好きです。

辛さは?

見た目は辛そうにみえるかもしれません。
辛いものが苦手な人は、見た目で敬遠しそうです。
しかし、韓国のラーメンにしては辛味は弱い部類に入ります。

辛ラーメンが辛くて食べられない人でも、これだったら食べられるかもしれませんね。

まあ、無難に美味しかったですが、また食べたいというほどではありません。
それほど特徴があるわけでもないですし、韓国料理に詳しい人や韓国人でも、これを前知識なしに食べた場合「お? これはカルグクスとビビン麺を融合させたものだね!」なんて分かる人はいないと思います。

これだったら”チャパグリ”のほうがいいかなぁ。(韓国の名物インスタント麺である”チャパゲティ”と”ノグリウドン”を合わせたもの。)

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