辛さ満足レベル:
旨さ満足レベル:
※レベル表記方法についてはこちらのページを。
名古屋にある『台湾ラーメン』の元祖店『味仙本店』が監修した『汁なし台湾ラーメンです。』
通常の味仙台湾ラーメン(汁ありヴァージョン)のカップ麺は、今までたまに販売されていましたが、汁なしは初めての発売かもしれません。(僕の知る限りはですが)
ちなみに、汁なしの台湾ラーメンは、実店舗にはないと思います。(僕の知る限りでは)
このカップ麺は、汁あり同様ファミリーマートの”ファミマル印”となっているので、ファミリーマート専売のようです。
販売価格は確か300円くらいだったと思います。
amazonに出ているのは転売品なので高い。↓
辛さは『大辛』です。 日清食品基準の辛さレベルは5段階中の”4”となっています。
大して辛くないということです笑
原材料
以前の大辛汁ありヴァージョンのスープの原材料は、一番トップに”糖類”がきていて、スープが甘かったのですが、この汁なしヴァージョンは、豚脂、しょうゆ、ポークエキス、植物油脂の次に”糖類”がきているので流石にそんなには甘くないと思われます。 でも、甘味料(スクラロース、アセスルファムK)は使われていますけどね。 やはりどうしても甘味は出したいようです。
栄養成分を見てみます。
カロリーは高め。 とはいえ、麺は130グラムで少し多めなので、カロリーも高めなのかもしれません。 でも、汁なしカップ麺はだいたいこれくらいのカロリーですので、特別にカロリーが高いということでもありません。
ビタミンB1、ビタミンB2、カルシウムも配合されていて、罪悪感を感じるカップ麺に少しでも栄養素が添加されていると気休めになります。
とはいえ、成人男性のビタミンB1の1日の摂取量は約1.4mgなので、1日の半分量近くは添加されています。
ビタミンB2の1日の摂取量も約1.6mgなので、これも1日の半分の量近くは摂れるようになっています。 カルシウムも1日の1/3の量がこのラーメンから摂れるようになっているわけです。
これらはわざと添加しているのでしょうか? それとも、原材料の中に元々含まれているだけなのでしょうかね。
でも、僕のようなジャンクフードばかり食べている人には、こういう栄養素は入っていないよりは入ってた方がいいのです。
早速作ってみます。
中身は、麺とかやくと液体だれのセットです。 麺と一緒に入っている具材はありません。
まずは麺の上に具材をあけてからお湯を注ぎ、5分待ちます。
液体だれは、後でお湯を捨ててから入れます。
具は、少量のニラと肉そぼろです。 ちょっとショボい(量が少なくて寂しい)です。
5分経ったらお湯を捨て、液体だれを入れてよく混ぜ合わせます。
出来上がり!
具がしょぼいせいもあってか、汁なし台湾ラーメン感ゼロです。
せめてひき肉とニラがたっぷり入っていれば、少しは台湾ラーメンっぽかったんですけどね・・・。
たべてみます!!!
やっぱり甘かった!!! さすがに甘くないだろうと思ってたのに、やっぱり甘かった。
それも、結構な甘さ。
まさか、台湾ラーメンが甘いとは、普通は予想もしないでしょう。
しかも、『大辛』がウリなのに、なぜこんなにも甘くしたのでしょうか・・・・
まあ確かに辛味もありますけど、辛味と同じくらいのレベルで甘みがあります。
むしろ、食べ始めは、辛さよりも甘さが先にやってきます。
味仙の実店舗の台湾ラーメンにも、おそらく砂糖は使われているとは思いますが、こんなに甘くないはずです・・・
いくら日本人が甘いもの大好きな人種とはいえ、ここまで甘くする必要はない気がします。
でも、思い出した。。。 多分、以前食べた日清食品の味仙の台湾ラーメン(汁あり)も甘かったような記憶が蘇りました。
甘くなかったら普通に美味しいのに、甘さが邪魔してます。
実店舗のラーメンは全然甘くないのに、カップラーメン化したら甘くなってしまうラーメンって、たまにあります。なぜなんだろう? 疑問です。
とにかく、「甘い、甘い」を連呼しましたが、それほどに甘味は強いんです。
基本の味は悪くはないのに・・・。
あと、ひき肉やニラが少ないので、汁なし台湾ラーメンではなく、「辛口油そば」だと言っても通用するくらいに特徴が薄れます。
具がなければ、ただのニンニク風味醤油ラーメン(まぜそば)かもしれません。
台湾ラーメンは具(特に”台湾ミンチ”)が命だなぁと、あらためて思いました。
ちなみに、17年ほと前に売られていた、今はなき伝説の『十勝製麺』が作った『味仙 台湾ラーメン』のカップ麺は具もしっかりしていたし、甘ったるくもなくて美味しかったです。
十勝製麺のラーメンの再現率は素晴らしかった。
十勝製麺がなくなってしまったのは非常に残念です。
<了>
コメント