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新宿中村屋『本格四川 <極み> 麻婆豆腐 辛口』

お勧め
辛さ満足レベル:
旨さ満足レベル:
※レベル表記方法についてはこちらのページを。
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新宿中村屋の麻婆豆腐の素の新製品!?

と思って買ってきたんですが、見覚えのある商品名です。
パッケージは全然違いますが、僕が以前から気に入っているこれ↓と同じ?

今回買った物とパッケージは全然違いますが、商品名が非常によく似ています。

単なるパッケージ替え?

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『本格四川の極み 麻婆豆腐 辛口』と『本格四川<極み> 麻婆豆腐 辛口』 何が違うのか?

『本格四川の極み 麻婆豆腐 辛口』

『本格四川<極み> 麻婆豆腐 辛口』

“の”が抜けただけで、商品名はほぼ同じなのです。 

単なるパッケージ替えなのでしょうか?

新宿中村屋のサイトを見てみたところ、『本格四川の極み 麻婆豆腐 辛口』は見当たらず、今回購入した『本格四川<極み> 麻婆豆腐 辛口』のみが掲載されていました。(2024.12.15現在)

本格四川 極み麻婆豆腐│中華(レトルトなど)│新宿中村屋
新宿中村屋の中華(レトルトなど) 本格四川 極み麻婆豆腐をご紹介します。


やはり、パッケージ替えなのでしょうか?

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原材料を比べてみます。

そうか、原材料を比べてみればいい!!!

⬇︎こちらが今回買った『本格四川 <極み> 麻婆豆腐 辛口』の原材料

⬇︎こちらが、以前買った『本格四川の極み麻婆豆腐 辛口』の原材料

ingredients

ほぼ同じ内容の原材料ですが、配合量が少しだけ変わっています。
新しい方は、砂糖の配合量が多くなっていて、ガーリック(にんにく)ペーストの使用量が減っている感じです。逆ならよかったのに!
でもそれくらいで、他に大きな変更はなさそうです。
ということは、以前よりも甘さが増したってこと????

別添スパイスの原材料も一見変わったように見えますが、”その他香辛料”と省略されていたものを全て表記しただけだと思われます。

 

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パッケージを比べてみます。

新旧のパッケージを並べてみました。

⬆︎左が旧(?)パッケージです。ゴールドがベースです。画像ではわかりにくいですが『麻婆豆腐』の文字は光沢のある金色です。 
右側のが新パッケージで、派手さを抑え黒をベースにして落ち着きを持たせた感じでしょうかね。 
調理例の麻婆豆腐の写真は全く同じものを使っています。

僕個人的には、金色のパッケージの方が特別感や高級感があって好きなんですが、それだと「高そう」というイメージが先行してとっつきにくい人もいるのかもしれません。あとは「本格」な感じがしないのかもしれませんね。 なので、ちょっとデザインを地味にして庶民感を出したのかも?

 

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麻辣グランプリ2024受賞?

新しいパッケージには『麻辣グランプリ2024』というマークがついています。

『麻辣グランプリ』とはなんぞや? と思って調べてみたところ、『四川フェス』の企画として日本全国から集まった四川料理&麻辣の新商品38種を実食審査し、グランプリを選出した企画のようです。
その企画でグランプリに選ばれたのが、この中村屋の本格四川麻婆豆腐だったようです。同率グランプリで味の素のCoockDoの<極>麻婆豆腐も選出されたようですが、納得できる結果です。

麻辣グランプリ2024決まる!本格四川の極み麻婆豆腐(中村屋)と極麻辣麻婆豆腐用(味の素)がダブル受賞!
時色株式会社のプレスリリース(2024年5月13日 10時10分)麻辣グランプリ2024決まる!本格四川の極み麻婆豆腐(中村屋)と極麻辣麻婆豆腐用(味の素)がダブル受賞!

中村屋が受賞したのは以前のパッケージのものになってます。この受賞を機にパッケージとレシピを少し変更したのかもしれません。

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現パッケージに書かれている解説など

パッケージには新宿中村屋の歴史や、説明が書かれています。

この麻婆豆腐の素の “こだわり” についての解説。

ひき肉の量は、当社既存品比1.5倍とのこと。 中村屋の麻婆豆腐の素は元々ひき肉が多く入っていましたが、さらに1.5倍多くなったとのことで、頼もしい限りです。(でも、大豆ミートも使っているようではありますが・・・)
ひき肉は、鶏、牛、豚混合になっています。 3種類の肉を使うのもこだわりなのかもしれません。

面白いのが、添付のスパイスには赤花椒と青花椒の他にマサラ(カレーに使うスパイス)をブレンドしているところです。 これは前作でもそうでした。これが意外と合うんです。
このスパイスを入れると、ほんのりとカレーっぽい風味になるんですよね。さすがインドカレーの老舗の中村屋ならではのアイデアです。
麻婆豆腐は中国版カレーのようなものですからねぇ。


辛味順位は、中村屋基準で最高レベルの5段階中の”5”となっています。

 

カロリーは意外に低い! 
と油断してしまいますが、この表記に豆腐とご飯のカロリーは入っていないので注意!(当たり前)  だけど、食塩相当量はかなり低いです!
ただ、あくまでも1人分ですから・・・。 2人分を食べてしまう僕は、倍になるわけです。

 

外箱の中には、レトルトパックと『特製スパイス山椒』が入っています。

  

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作り方

用意する材料は豆腐と長ネギだけ!!! 肉は入ってますので。

豆腐は『絹ごし』という指定が入っていますが、僕はあえて木綿を使います。
絹ごしどうふを使うと口当たりなめらかで高級感が出てくるのですが、僕は麻婆豆腐はワイルドな食べ物だと思っているので木綿豆腐を包丁で切らずに手でちぎって調理します。(理由については割愛)

豆腐は、僕が普段から麻婆豆腐に愛用しているアサヒコの大山阿夫利の木綿豆腐を使います。

一丁130〜150円くらいです。

Amazon.co.jp: アサヒコ [冷蔵] 朝日食品 国産大山阿夫利豆腐 木綿 400グラム (x 1) : 食品・飲料・お酒
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そして、長ネギではなく”葉にんにく”を使います。 これがポイント。
やはり、麻婆豆腐には”葉にんにく”ですよ。 

今の時期、ちょうど国産の葉にんにくが出始めてきます。 高知から取り寄せました。
国産葉にんにくは、日本では2月くらいまでしか出回らないので、多めに買ってカットして冷凍しておくのです。 それ以外の時期は、横浜中華街などで中国産のものを買ってます。

今回は取り寄せたばかりの生の葉にんにくを使いますよ〜!!

 
 

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作ります。

フライパンにソースを入れます。油は元々入っているからか、使わないことになっています。

麻婆ソースと豆腐を入れて中火で煮立たせます。

水気や油感が全然ありません。
豆腐は分量通り(350g)なんですけどね・・・・(豆腐は下茹でもしてあります。)

 

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完成!!

なかなか美味しそうなんですが・・・ 油感が全くありません。 分量通りに作ってるんですけどね・・・

僕は、ダイエットしているくせに油たっぷりの麻婆豆腐が好きなんです。

おそらく、あまり油を多くしてしまうと日本人は敬遠してしまうからかもしれません。
まあ、売る方は万人受けを狙いますよね・・・。 仕方ないです。

 

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食べてみると・・・

おお! やはり美味い!!!

でも、甘い。 ちょっと甘さがあるんですよね。 食材などによる自然な甘さではなく、砂糖などで付けられたような甘さ。 まあ、嫌なレベルの甘さではないんですけどね。 日本人はこれくらいの甘さがついてないと嫌がるのかもしれません。
まあ、ご飯がいらないくらいの甘さではなく、ちゃんと白飯が欲しくなります。

元々、肉が多めに入っている中村屋の麻婆豆腐の素ですが、これにはさらに1.5倍の量の肉が入っているということで肉の量は申し分ないです。(でも、大豆たん白(大豆ミート)も肉感に関与しているのだとは思いますが。)
肉にはしっかり味が染み込んでいます。 染み込んでいるというよりも、もともと味付けされた肉(炸醤)かもしれません。

 

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添付の特製スパイスは特徴的!

添付の花椒を入れたら、ちょっとだけカレーのような風味がミックスされました。 まあ、カレーに使われているようなスパイスが使われているので、当然と言えば当然です。
シカシ、それがいい具合にポイントになっています。 スパイスの量は少ないので、半分くらいそのままで食べた後に、残りにスパイスをかけて味変するのがいいかなと思いました。

肉にはしっかり味が染み込んでいます。 染み込んでいるというよりも、もともと味付けされた肉(炸醤)の可能性もあります。

 

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辛さは?

辛さは思っていたよりもあります。 
比べたわけではないですが、感覚的には本場の『陳麻婆豆腐調料』と同じくらいの辛さではないかと。
もちろん、普通の人が食べられる常識的な辛さです。 辛さよりも旨みがあるので、辛さに弱い人でも「辛い、辛い」とか言いながら食べられてしまうかも???

 

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甘さがちょっと残念!

以前のヴァージョンよりも感覚的に少し甘みが強くなった感じがしないでもないですが、やはり中村屋の麻婆豆腐は美味しいです。 
最近、味の素の麻婆豆腐も『クックドゥ 極』という商品を出して追い上げてきましたが、中村屋も負けてはいませんね!  ただ、僕の欲を言えば、中村屋の麻婆豆腐はもう少しだけ甘さを抑えて欲しいかなと・・・ 日本人のニーズを考えたら砂糖の甘さは外せないのかもしれませんけどね。でも、味の素は『極』は思い切ったようで、砂糖や甜麺醤などの甘味がある原材料は不使用です。きっと本気で開発したんだと思います。

麻婆豆腐は本場(元祖)のレシピでは、砂糖や甜麺醤を使わないのですが、実際には本場の麻婆豆腐にも砂糖が使われることもあります。しかし、それは甘みを加えるためではなく、あくまで隠し味としてです。

中村屋は、極力本場に寄せつつも日本人ウケも意識し、しかも一捻りアレンジを入れた感じ。
味の素の方は徹底的に本場を追求してみたという感じでしょうか?

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最終的においしければいい!

まあ、麻婆豆腐に厳密なセオリーはないんですよ。料理というものは、時代や地域に合わせて進化していくものですからね。
僕もいろんなシェフの麻婆豆腐の作り方を見せていただいたりしましたが、作り方や言っていることがそれぞれ全然違ったりします。要するに、料理には「正解」というものはないんです。
料理は、美味しければそれでいいんです。自分で作る場合は、自分が美味しいと思えばそれが一番!
でも、誰かに作ってあげるとか、商品化するとなると、少し難しくなりますよね。味の好みは千差万別、十人十色ですから。

しかし、そうやってさまざまなバリエーションや進化が生まれることで、新しい麻婆豆腐が誕生するんです。 ”元祖=一番美味しい”とは限りません。(でも、レーズンウイッチと麻婆豆腐は元祖がいちばん美味しい)

僕は常に麻婆豆腐の元祖のお店『陳麻婆豆腐』のレシピを基準に考えていますが、『陳麻婆豆腐』創業者の陳お婆さんが作った麻婆豆腐は今の物よりももっともっとシンプルなものでした。 それが元となって現代の『陳麻婆豆腐』に改良され、それがさらに評判となり、世界中に広がりながら、いろんな味に進化していったのです。(日本式麻婆豆腐然りです)

中村屋の麻婆豆腐も、そういった意味では、四川式の麻婆豆腐を良い方向に昇華させ、上手に日本人好みに仕上げていると思います。日本人向けのネオ四川風麻婆豆腐と言ってしまったら少し大袈裟かな?
中村屋の新しい麻婆豆腐の素は、高級中華料理店、いや、それ以上の味わいが実現できていると感じます。
カレーっぽいスパイスをさりげなく使っているのも、個性ではありながらうまくマッチしています。

 

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麻婆豆腐は油も重要!

しばらくデフォルトのまま食べていた僕は、油の少なさに我慢できず、途中で大豆油を大さじ1杯だけ入れて、電子レンジで再加熱しました。

ちゃんと油に色がついて、ラー油っぽくなりましたよ。 この油がまた美味しいんです!
やはり、麻婆豆腐は油がないと!!! (ダイエットしてるくせに・・・)

最後は白飯に乗せて食べます。 これがまたウマイ!

ライスに麻婆豆腐の油が染み込んだ部分が、これまた美味いのです!

最後は唐辛子(朝天辣椒と七海涼辛子®)を入れて、激辛にしてフィニッシュ!

七海涼辛子®は、少量でもそこそこ辛いんです。 あ、僕のオリジナルブレンド唐辛子です。

七海涼辛子(しちみりょうがらし) - ぽてちん!食堂 研究所
一味唐辛子なのに七味唐辛子 数え切れないほどの激辛調味料を試してきた藤崎涼がたどり着いたのは、やはり唐辛子だった。唐辛子こそが辛さの原点。辛いだけじゃダメ、美味しくて口の中に涼しささえ感じ、気持ちよくなれる辛さ。それが” ... Read ...

 

ということで、やっぱり中村屋の麻婆豆腐の素は美味しかった!!!

中村屋の麻婆豆腐の素は色々な辛さのものが出てますが、今回買った一番辛いものがいちばんのおすすめです。
ただ、ちょっと残念なのは、いちばん辛いヴァージョンの物でも甘みが結構あるところです。
お肉や豆腐から出てくる自然な甘みならいいのですが、糖類の甘さなので・・・
まあ、嫌な甘さではありませんし、白飯にも合うのですが、個人的にはもっと甘みを抑えた方が好きです。




↓旧タイプ(?)もまだ売られています。(2024.12.14現在)

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本場の旨さは揺るぎない

四川風の麻婆豆腐の素でおすすめは? と聞かれたら、僕はやはり一番に元祖の陳麻婆豆腐の素を挙げます。

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でもね。 中国製の食品だと敬遠する人がいるんですよ。 まあ、気持ちはわかります。
僕も何度か中国製の食品で異物混入とか経験してますからね。↓

『川味 油辣子』(ステッカー入り!)異物混入 - ドラマー涼の激辛ブログ『Eat with fire!』
辛さレベル:☆☆旨さレベル:☆☆☆+(ただし、異物入り)※レベル表記方法についてはこちらのページを。『川味油辣子』川味というのは『四川風味』というような意味かな?(ちなみに『川菜』というと『四川料理』を意味する)油辣子というのは、具入りの辣...

陳麻婆豆腐の素は大丈夫だと信じていますが、その原材料として使われているピーシェン豆板醤は製造方法からも異物混入がしやすいと某料理人から聞きました。 だって、露天に豆板醤の入った大量の壺を並べて、晴れている日には蓋を開けて、時折人間がかき混ぜたりしてるんですからね。空を飛ぶ鳥からの落とし物や、虫の混入は大丈夫なんだろうか?なんて考えてしまいます。
(追記:最近は日本向けのものは専用に作られていて、室内でちゃんと管理されているとの事)
でも、僕は実際に製品に異物が入っているのには遭遇したことない(気づかなかっただけ?)ですし、それには代えられない旨さがあります。
陳麻婆豆腐の素は、お店(日本)の『陳麻婆豆腐』よりも美味しいです。 陳麻婆豆腐は日本に上陸してきたばかりの頃(2000年)は食材とかにも拘っていてとてもおいしかったんですが、近年は明らかに味が落ちていると思うんです。経営が変わった(譲渡された?)と聞いていますが、あれだったら陳麻婆豆腐の素を購入して自分で食材にこだわって作った方が美味いし、安上がりだなと。 日本人ウケするようにアレンジされていっているのかもしれません。一般的な中華料理も提供するようになりましたし、変わり種麻婆豆腐とかも出すようになりましたし。僕はそれを否定はしませんが、上陸当初の本場にこだわった味が好きでした。

お店以上の味が楽しめるのが『陳麻婆豆腐調料』なんです。(豆腐と肉選びは重要ですが)

 

陳麻婆豆腐調料以外の本場の麻婆豆腐の素(輸入物)だと、以下のものもおすすめです。
以下のものですと意外と日本のスーパーなどでも売られたりしています。

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日本の麻婆豆腐の素は進化してきている!

本場中国で作られた麻婆豆腐の素は、だいたい美味しくてハズレが少ないですが、最近の日本製の麻婆豆腐の素もかなり頑張っているようです。

激辛ブームや麻辣ブームを経て、日本人の舌もだいぶ麻辣に慣れてきているようで、麻婆豆腐の味も徐々に本格的になってきました。2000年初頭頃から、花椒を使い始めるお店や商品がちらほら登場しましたが、当初は単に日本式の麻婆豆腐に花椒を加えただけ(しかもあまり合わない)というものが多かったように思います。

これまで、海外から入ってきた料理は日本人の口に合うようにアレンジされることがほとんどでした。たとえば、現在ブームの「町中華」で提供されている多くの料理は、中国各地の料理が日本に入ってきて、味付けや使用食材がアレンジされ、日本で進化したもので、すっかり日本の文化となった「町中華」の人気は衰えることなく続いています。
しかし、最近では本格的な外国料理がアレンジされずにそのまま日本に紹介され、それがしっかりと受け入れられています。世界各国からは、有名な飲食チェーン店も進出していますし、外国料理の本場の味を求める人も増えていると感じます。
ネットが普及し、本格的な料理の情報も簡単に手に入るようになり、「本物を食べてみたい!」という気持ちが強くなったのでしょう。

麻婆豆腐もその一例です。ここ数年で、本格的な四川式麻婆豆腐が一般にも広く認知されてきました。手前味噌ではありますが、2017年に僕が出演したTBS『マツコの知らない世界 レトルト麻婆豆腐の世界』の影響もかなり大きかったのではないかと思います。その時、僕は主に四川式麻婆豆腐を紹介したのですが、ランキング上位の麻婆豆腐の素はしばらく市場から姿を消しました(在庫が足りなくなったらしいです)。その後、日本は麻辣ブームに突入していきました。

現在、日本では様々なメーカーから多種多様な麻婆豆腐の素が販売されていますが、その中でも僕が「本格的だ!」と感じる四川風麻婆豆腐の素をいくつかご紹介したいと思います。


★新宿中村屋『本格四川<極み> 麻婆豆腐』

今回紹介したやつですね!

 


★味の素『Cook Do 極 麻辣麻婆豆腐用』

国産の麻婆豆腐の中では、一番本格的な原材料を採用している。
 



★京華樓『本場四川 麻婆豆腐の素』

https://amzn.to/3qXWWLx

横浜中華街の四川料理店『京華樓』が作る麻婆豆腐の素。
なんと、お店でシェフが作ったものをお店でパッケージングしているため、お店の味わいを家で楽しめます。 京華樓は、現地(四川)で15年以上経験があるシェフを招聘しているそうですが、その中からさらに選ばれたシェフしか麻婆豆腐を作れないのだそうですよ。
 



★スーパーLIFE『LIFE PREMIUM 辛さと旨さがくせになる 麻婆豆腐の素』

首都圏と近畿圏に店舗を構えるスーパーマーケットLIFE(ライフ)のPB(プライベートブランド)の麻婆豆腐の素。
「PB商品の麻婆豆腐の素なんて、どうせ日本人の万人に受けるような味付けで、甘いんでしょ」なんて舐めてかかっていたら・・・ すいませんでした! 
熟成豆板醤(ピーシェン豆板醤)をメインに使い、なかなかしっかり四川風に寄せてありました。 甜麺醤は使っているものの、砂糖は不使用! 本場の原材料に近い本格派です。 僕は、Cook Do”極”が出てくるまでは日本製の本場風麻婆豆腐の中では一番四川風に近いのではないかと思っていた商品でした。 


 

こんな感じで、日本の麻婆豆腐の素は、ここ数年で本格化してきました!!!!

日本式麻婆豆腐しか食べた事ない方にはぜひお勧めしたいです。 

<了>

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