辛さ満足レベル:
旨さ満足レベル:
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名古屋市瑞穂区田辺通にある中国料理店『四川』監修の担々麺です。
常温保存が可能な生麺タイプのインスタント麺です。
僕は十数年前にこのお店の本店?(名古屋市港区)に『麻婆豆腐』を食べに行ったことがあります。
確か、当時は激辛麻婆豆腐があるということで訪問したんだと思います。
その時のブログを見つけました。
バンドメンバーと行って、激辛麻婆豆腐の他に汁あり担担麺と汁なし担担麺も同時に注文したっぽい。
なんだ、実店舗でも食べたことあったのか!(覚えてない)
ブログを読むと、別に特段美味しかったわけでもなさそう。
それよりも、ここの激辛麻婆豆腐を食べて、食べ過ぎと辛味で夜中に腹痛がきて眠れなかったんだった。それだけは覚えています。
どこで買った? 値段は?
愛知県春日井市にあるスーパーマーケット『勝川フランテ』にて購入。
価格は、税込みで613円でした。
この商品は、関東では見かけたことはないですし、名古屋のメーカーが作っている商品ですので、愛知県(東海地方)あたりでしか売られていない可能性があります。
ネットでは、製造者の公式サイトで通販されているくらいで、なかなか入手は難しそう
パッケージには色々な情報が!!
パッケージは裏面、表面、横面まで情報が沢山!! 読むの大変!
2人前入りです。
「大変辛い味付けとなっております」との注意書きが!!!
この商品についての解説。
『担々麺のこだわり』について
側面には通常(汁あり)の作り方が書かれています。
パッケージの裏面には、汁なし担々麺として作る場合の作り方も書かれています。
さらにはお店の場所や営業時間についての細かい情報まで!
宣伝に余念がありません。
辛さを売りにしていて、添付のラー油を全部入れると担々麺好きな人(辛党)向けになるようです。
ラー油を全量入れてもお店の味よりも若干辛さが控えめになっているとの事。
僕は当然全量入れます。
汁なしと汁ありでは推奨される具が違ってくる。
パッケージの調理例の写真は『汁あり』です。
なので、どちらかといえば『汁あり』で作ることがおすすめのようです。
一般的な担々麺(いわゆる陳健民風の伝統的な日本式担々麺)とは具が全然違います。
一般的な担々麺には入れられることがないチャーシューともやしという組み合わせで、スタンダードな具材である炸醤(ひき肉炒め)さえも乗っていません。 なかなか独創的です。
汁なしで作る場合のおすすめ具材は、また汁あり担担麺の具材とは違って『酢、もやし、ネギ、千切りキャベツ、ひき肉(ひき肉はお好みで)』と、こちらもかなり独創的な具材になっています。 酢はわかりますが、もやしと千切りキャベツは新しい!! しかも、汁なしの方は『ひき肉』を入れることになっています。しかし、ひき肉はあくまでも「お好みで」ということで、マストではないようです。
独創的なのはいいんですが・・・・僕は担々麺にもやしを入れるのは勘弁してほしい・・・。
まあ、我慢すれば食べられますけど、もやしの風味があまり好きではないんです。
もやしは独特な風味があるので、味の邪魔をしてしまうんです。
なので、今回は汁ありのレシピで作りますが、もやしは入れません!
原材料チェック!
なかなかシンプルな原材料です。
というか、砂糖などの甘味料が入っていないのがいい!! 素晴らしい!!!
担々麺には砂糖は入れない方がいいんです。(本場四川でも隠し味として入れることはありますけど、甘くしてはいけない!)
麺には全粒粉がブレンドされているみたいだし、色々とこだわっています。
栄養成分表示
栄養成分表示を見て、一瞬「カロリー低い!」と思いましたが、よく見たら100グラムあたりのカロリーでした。
なので、この製品408グラムに換算すると、カロリーは1317kcalで、食塩相当量は約9グラムになります。1人前に換算すればカロリー658kcalで、食塩相当量は4.5グラムになりますので、無難な線です。
しかし、この”100グラムあたり”の表示はたまに見かけますが、なぜ1製品あたりのカロリーで表示しないんでしょうかね? 少しでもカロリーを低く見せたいのでしょうか?
作り方(汁有りで作ります)
通常の汁あり担担麺の作り方は、なぜかパッケージの横面に書いてあります。(気づきにくい)
パッケージの裏面には汁なし担々麺の作り方が大きく書かれているので、汁なし担々麺の作り方に気づかない人もいるのでは? 僕はパッケージを隅から隅まで見るタイプなので気づきましたが。
パッケージの中身
これで常温保存可能なのはいいですね。
全粒粉入り生麺、スープ、ねりごま、ラー油のセットです。
ねりごまとスープはあらかじめ丼に入れて、110ccのお湯で薄めます。
お湯の量少ないですね!! 名古屋の錦城のインスタント担担麺も170ccしかお湯を入れませんが、それよりも少ないです。 汁なし担担麺に近い感じを目指しているのでしょうか?
別湯でした麺をスープに投入した後、ラー油をかけて混ぜることになっています。
というか、パッケージの写真と全然違うんですけど・・・ ↓
スープの量も違うし、そもそもこんなに赤くない!!!
ちなみに、実店舗の担担麺はこの写真と同じくらい赤いみたいですね(覚えてないけど、自分のブログに書いてあった。)
指定通りに混ぜたら、もっと赤みが減りました。
同時に炸醤(肉味噌)も別途作ってあるのですが、炸醤は味付けしてあるため、まずは素の味を楽しんでみることにします。
麺は、中太麺と言われる太さですかね。なかなか太めのストレート麺で食感もいい!! 全粒粉がブレンドされているからか、ツルツル麺ではなく、わずかにザラっとした感じで、スープも絡んでくるし、食べた時の歯切れもいい感じ。
ツルツルモチモチ麺もいいですが、こういう麺もいいですね。
スープは胡麻がなかなか効いていて濃厚で美味しいです!
若干酸味を感じました。 僕は酢は好きなのですが、酸味の強すぎる担担麺はあまり好みません。しかし、この商品は強すぎない程よい酸味で、スープ全体の味のバランスもいいです。
日本しきのスタンダードな担々麺に近いですが、ちょっと違います。
スタンダードな日本式担担麺と四川式汁なし担担麺を混ぜ合わせたような雰囲気(味)の担々麺です。
花椒も合います。 というか、元々花椒は効いてない(多分使われてない)ので、お好みに合わせて入れた方がいいです。
これ、意外に美味しいです。
十数年前に実店舗(名古屋市港区の本店?)で食べたときはなんとも思わなかったんですが、あれからブラッシュアップされた可能性もありますね。
この味なら、また食べたくなります。
無駄に砂糖などの甘味料が使われていないのもいいです。 なので、白飯が欲しくなる!
炸醤を追加してみました。
炸醤を軽く混ぜて食べてみましたが・・・・ 合う!
さらに美味しくなりました。
というか、なぜにお店ではモヤシとチャーシューを入れるんだろうか・・・
まあ、チャーシューは合わなくないとは思いますが、肉は挽肉の方が絶対いいです。
ちなみに、炸醤は豚ひき肉に、ピーシェン豆板醤、ニンニク、朝天辣椒を炒めて作りました。
炸醤が混ざった時に味が濃すぎにならないように、ピーシェン豆板醤は控えめにしてあります。
担担麺の炸醤のひき肉は、牛や牛豚の合い挽きよりは豚肉100%がいいと僕は思っています。(麻婆豆腐は牛100%がいい)
もやしを入れたらどうなるかはわかりませんが、僕は個人的に、炸醤(肉味噌)やニンニク、ネギなどを入れて食べることをお勧めします。
また愛知に行った時は買いたいと思います。
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