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日本の鍋つゆ界に革命?(大袈裟)ヤマサ醤油『粒々まみれる 創作麻婆鍋つゆ』がなかなかのガチ仕様だった

辛い食品の話題
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ヤマサ醤油『粒々まみれる 創作麻婆鍋つゆ』がなかなかのガチ仕様だった

今回紹介するのは、老舗醤油メーカーヤマサ醤油の『粒々まみれる 創作麻婆鍋つゆ』です。

大きく書かれている『麻婆』の文字に惹かれて買ってしまいました。僕は「麻婆」の二文字を見ると、ついつい手が伸びてしまうのです。

どこで買ったのかは忘れましたが、その辺のスーパーでいつのまにか買ったんだと思います。
僕は、気になったらとりあえず買ってしまうので!

amazonでは送料無料の税込で446円で売られています。(執筆時)

Amazon.co.jp: ヤマサ 粒々まみれる創作麻婆鍋つゆ 580g : 食品・飲料・お酒
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パッケージには人気ノンジャンルビストロ「Lol.(ロルドット)」激推しと書かれています。監修ではなく「激推し」という表現が逆にリアルですね。

人気ノンジャンルビストロ「Lol.(ロルドット)」激推しと書かれています。
あくまでも『激推し』ということなので、このお店のシェフが監修したとか、お店で提供しているとかではなさそうです。

『粒々まみれる』ってなんでしょう? ひき肉がたっぷり入っているのかな???

『コク旨い豆豉と痺れの花椒ホール』と書かれています。
中国の麻辣火鍋の素は花椒が粒のまま入っているのは普通ですが、日本製の鍋の素で、花椒がホールで入っているのは意外と珍しいのではないでしょうか。
ということで、『粒々まみれる』というのはホールの花椒の粒々のことだったわけです。
ひき肉じゃなかったのか!  (ひき肉は入っていないようです。)

辛さレベルは5段階中の”3″ということなので、辛さは期待できません。

パッケージ裏面にはこの商品を推されているシェフのお店の説明が書かれています。
でも、このお店で麻婆鍋が食べられるわけではなさそうですし、監修したわけでもなさそうです。

【原材料の衝撃】砂糖・甘味料が一切入っていない!

まずは何より、原材料を見てびっくりしました。

なかなか本格的に麻婆を意識した原材料です。
豆板醤をメインとして、しょうゆ、豆豉などの本格麻婆の基本原材料が使われています。
日本のこの手の商品で、原材料のトップに豆板醤が出てくるなんてなかなかありませんよ!!
麻婆豆腐の決め手は豆板醤ですからね。しかし、豆豉はというと、食塩よりも少ないのがちょっと気になるところ。  まあ、豆豉自体は麻婆豆腐に大切なポイントであるものの、それほどたくさん入れるわけでもないんですけどね。 むしろ豆豉や豆板醤にも塩は使われているので、麻婆豆腐には塩を追加する必要はないのです。

そして、いちばんの驚きは! なんと砂糖や甘味料が不使用なのです。
本場中国の火鍋にさえ隠し味レベルでは砂糖が使われるのに、この製品には砂糖などの甘味料が全く入っていません。 何かの間違いじゃないか? と思って、何度も確認してしまいました。

日本人は砂糖大好きなので、日本製のこの手の製品には99%の確率(調べたわけではなくあくまでもイメージw)で砂糖や糖類、甘味料が入っているのですが、この商品には入っていないのがすごい!
これは本場の麻婆のレシピをお手本にこだわって作ったのではないか?と勝手に推測。
そして期待は高まります。

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豆知識:麻婆豆腐は「豆」のフルコース?

余談ですが、原材料表記を見て『(大豆を含む)』と書かれている原材料の多い事に気づいた方はいらっしゃいますか? これはアレルギー表記として記載されているものですが、

豆板醤(そら豆や大豆)
食用植物油脂(大豆)
しょうゆ(大豆)
豆豉(大豆)
みそ(大豆)

と、5つもの原材料に大豆が含まれています。
さらにこれに豆腐を入れるわけですよ。 大豆アレルギーの人はたまったものではないかもしれません。

そう、実は麻婆豆腐って豆料理だったりするんです。 豆板醤は”そら豆”で作る事が多いですが、大豆を入れる場合もありますし、麻婆豆腐の油には大豆油を使う事が多いです。(元祖のレシピでは大豆油となっていました)、醤油も大豆から作りますし、豆豉は大豆に塩を加えて発酵させたものですし、豆腐は言わずもがなです。なので、麻婆豆腐には最低でも5〜6種類の豆由来の素材が組み合わさっているんです

おもしろいですね。

いざ調理!

では、早速作ってみましょう。

あ、鍋のおすすめの〆として『麻婆雑炊』や『麻婆ラーメン』『麻婆丼』が提案されていますが、僕は鍋料理の〆はやらないんです。食べ過ぎてしまうので・・・・。  鍋料理でお腹いっぱいになったところに麺やご飯などの炭水化物で追い討ちをかけてしまうと、食べ過ぎで太ってしまうじゃないですか。 ダイエットを気にしないなら、鍋の『〆』はやりたいんですけどね!

せっかくなので、材料は作り方に書かれている材料をなるべく使い、メーカー側が意図する味を再現したいと思います。

豚バラ肉、ひき肉は合い挽きとなっていますが、ここは僕のこだわりで牛ひき肉を使います。
ニラ、豆腐、白菜、長ネギ。 買いに行かなくても全部家にありました!
これに加えて僕はにんにくを一緒に入れます。僕は鍋料理の場合、ニンニクはスライスにせずに粒のまま投入するのが好きです。にんにくが煮込まれて芯がなくなったくらいがちょうど良いです。

袋をよく振って、鍋に麻婆鍋の素を投入し、火にかけます。

油は少なめです。着色料なども使われていないので、この赤い色は豆板醤の自然な色なのだと思われます。

沸騰したら、具材を入れて煮込みます。 僕の場合は白菜と長ネギがシャクシャクと歯応えがあるのは嫌なので、白菜と長ネギの硬さがなくなるくらいまで煮込みます。

まあ、色々具材を入れているのもあって、見た目は麻辣火鍋ですね。 
でも、おいしそう!

油は少なめです。

上品でヘルシー、素材の甘みが活きている

スープを飲んでみると・・・・ 甘みはあります。 砂糖や糖類は入っていないので、この甘味は味噌や肉や野菜などの素材から出てくる自然な甘味なのだと思います。
砂糖を入れなくてもこれだけの甘さが出てくるので、砂糖なんて使わなくていいんです。
この自然の甘さを見越して、あえて原材料に砂糖や甘味料などを入れていないのだとしたら素晴らしいです。
この甘さで十分なんです。
ちなみに、本場の麻婆豆腐にも砂糖は使いません。使ったとしても甘味付けとしてではなく隠し味です。 本場の麻辣火鍋にも隠し味程度に砂糖は入れたりしますが、甘くなるほどには入れません。 
でも、日本の火鍋の素とか鍋の素には必ず砂糖や糖類や甘味料が入ります。隠し味レベルではなくて甘味付け用として入っていることが多いので、甘ったるいものが多いです。 普段気にしてない方、その辺にある日本製の『鍋の素』の原材料を見てみてください。ほぼ間違いなく砂糖か糖類か甘味料が大量に入っているはずです。(どんな味の鍋の素にもです。)いや、鍋の素に限らず大抵の食品には入っていますけどね。

話がそれました。

スープの味はちょっと上品な感じで、ワイルドさには欠けます。柔らかい印象。
甘くないけど、しょっぱくもないので特に白飯は欲しませんでした。
麻婆というよりは、麻辣の弱い麻辣火鍋という感じ。
塩分が控えめなのかもしれません。 僕が普段食べている麻婆や火鍋はこれの倍くらいしょっぱいイメージですし。
だから上品さがあるというか、罪悪感も少なく、ヘルシーな感じがします。

ただ、麻辣は弱い 万人ウケ仕様

豆腐の上に乗っているのが花椒の粒です。 しかし、花椒の粒は柔らかくなっていて、痺れの成分もスープに出てしまっている感じ。 中国の火鍋の素だと、これくらいの花椒がホールで入っている場合は、場合によっては少し硬さが残っていて、食べるとけっこう痺れるのですが、この花椒は痺れは弱めです。(痺れの弱い花椒を使っている可能性もあります。)

中国製の火鍋の素とかでこれくらいの量の花椒の粒が入っていると、かなり痺れるんですけどね。

痺れもそうですけど、辛さも控えめです。 麻辣に関して言えば、初心者向けというか、辛さが苦手な人でもいけそうな辛さです。
かといって花椒の香りがしないわけではなく、花椒の風味はちゃんと感じられます。しかし、そのわりには痺れ(麻味)が弱いんです。
そのあたりはあえて万人受けを狙っているのかもしれませんね!
よほど辛いものが苦手じゃない限りは食べられるくらいの辛さです。
まあ、日本の有名な大手醤油メーカーの商品ですから、これでガチ麻辣にしてしまったらあまり売れないのかも。昨今、日本では麻辣燙が流行してますが、あれだって麻辣レベルは選べるにしても基本の麻辣は弱いですからね。

長ネギの上に乗っているのも花椒の粒です。(柔らかいので形が崩れています。)

そういえば豆豉の粒は見当たりませんでした。(特に探したわけではないので、気づかなかっただけかも?)

そんな感じで、世(日本)にも珍しい砂糖が使われていない麻婆鍋の素。 なかなかおいしかったです。

シンプルで本格的な原材料なのに、ちゃんと一般ウケするように作られてる感じがしました。

“人気ビストロのシェフ激推し”というのも頷けます。

<了>

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