辛さ満足レベル:
旨さ満足レベル:
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中国で流行っているという『辣条(ラーティァオ)』という小麦粉ベースのお菓子(食品)です。
小麦粉ベースで作られた不思議な食感の固形物に辣油が染み込んでいる、麻辣な食品です。
これはお菓子なのか、おかずなのか、おつまみなのか、は謎なんです。 だけど、甘いのでお菓子寄りなのかも?
僕が初めて『辣条』を食べたのは、このお菓子の元祖だと言われる『卫龙(ウェイロン・衛龍)』というメーカーの物です。
この『大辣棒 辣条』は、中国の辛味食品製造業の中では売上高第一位(2021年度)を誇るそうなんですが、僕はそれほど好きな味ではなかったかも。
今回は、『麻辣王子』という面白いネーミングの辣条を買ってきました。
普段なら買わないんですが、インパクトのあるパッケージで、面白そうなのでついつい買ってしまいました。
購入したのは、横浜中華街の中国食品店の『奥徳客(ODECHO)』です。このお店、在日中国人相手だのお店だと思われますが、なかなかマニアックな商品が売られているんです。
買った値段は忘れました。(レシートが見当たらない)
amazonでは1,500円くらいで売られていますが、いやいやこんなに高くない。この値段だったら絶対買ってない。 多分300円くらいだったような記憶
パッケージには5人の男性が写っていますが、この5人が”麻辣王子”というわけではないようです。
『新世代の四川料理の第一人者と、辣条の発明者との共同開発した商品』と書かれています。
この方達は、一番左から・・・・
四川料理の第一人者『肖見明』
辣条の発明者『李猛能』
麻辣王子の創始者『張玉東』
辣条の発明者『钟庆元』
辣条の発明者『邱平江』
だそうです。
パッケージ裏面も中国語だけ。
日本国内で販売する食品は、日本語での原材料やアレルギー表記や輸入元の記載が法律で義務付けられてるんですけどね・・・・。
中国人向けの食品は守られてないことが多い!
『典型的な麻辣辣条 四川料理の第一人者である成都の『肖見明氏が』味を担当した本物の四川麻辣』
非遺伝子組み換えキャノーラ油使用、ノンフライ製法。
トランス脂肪酸、シクラメート(人工甘味料)、ネオテーム(人工甘味料)、tert-ブチルヒドロキノン(酸化防止剤)は使用していないとのこと。
というか、そもそもそんな怪しい名前の添加物聞いたことないんですが。
原材料
原材料:小麦粉、菜種油(非遺伝子組み換え)、水、グリセリン、食塩、MSG、唐辛子、花椒、結晶果糖、たん白加水分解物、香辛料、醤油、醸造酢、砂糖、チキンエッセンス、酵母エキス、モノグリセリド脂肪酸、ヌクレオチド二ナトリウム、D-エリソルビン酸ナトリウム、スクラロース、ビタミンE、香料。
本食品中、非遺伝子組み換え菜種油を100グラム中20グラム以上含んでいると書かれています。油っこいのか???
唐辛子の使用量は100グラム中3.2グラム以上、花椒の使用量は100グラム中0.22グラム以上を使用しているとの事。 多いんだか少ないんだかさっぱりわかりませんが・・・
とにかく『很麻很辣(とても痺れて、とても辛い)』という事です。
麻辣の本場の人(メーカー)が言うんだから、結構期待できる????
外袋を開けると、中には個包装のパックが4袋入っていました。
個包装の裏面にも麻辣辣条の解説が書かれています。
パッケージにいちいち情報量多すぎ!(笑)
翻訳してみました。
『1998年、湖南省平江出身の邱平江、李猛能、钟庆元は、辣条を発明した。
辣条の発明者は麻辣王子であり、本物の麻辣味の辣条です。』
との事。 ちなみに、この情報は外パッケージには書いてないんです。
開けてみました。
なんとなく美味しそうでしょ?
写真ではわかりませんが、柔らかいです。
表面には唐辛子や花椒と思われる粒々が付いています。
柔らかくて、噛んだ時にジュワッと油が出てくる不思議な食感。
柔らかいのに若干噛み切りにくいです。
甘さは結構あるが、旨みも結構強い。この旨味は旨味調味料によるものが大きいと思いますが、なかなか美味しいかも。
僕は、色々な先入観があるので、恐る恐る食べてしまいましたが、何も情報なしで食べたら結構イケるのかも。
そして、意外に辛い。 確かに麻辣はしっかりしています。『正宗四川麻辣』と書かれているだけあります。 ちゃんと辛い。でも、激辛ではありません。
花椒以外の中国的香辛料の風味もあります。僕は香辛料には詳しくないのでわかりませんが、中国の香辛料によくある風味です。多分『八角』かな?
これはお酒のおつまみにいいのかもしれません。
僕はビールは飲まないのでよくわかりませんが、紹興酒とかのおつまみにぴったりかも? 僕は紹興酒も飲まないのでわかりませんけどね。
うちの妹は結構気に入ってました。
<了>
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