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ローソン発。横浜中華街の四川料理の老舗”重慶飯店”の担担麺
ローソンから、”重慶飯店”の担担麺が出ていました。(ローソン弁当として)
“重慶飯店”は、横浜中華街にある四川料理店の老舗です。 自社ブランド商品をスーパーやコンビニなどで販売したり、いろいろなメーカーとコラボなどもしているので、全国的にも名前が知られているかもしれません。
特にローソンとのコラボは積極的に行っているようで、年中色々なコラボ商品が出ています。
ローソン弁当の重慶飯店監修担担麺は、去年(2020年)の4月頃にも出ていましたが、今回は味が違っていそうなので買ってみました。
これが2020年4月に出ていたローソンの重慶飯店監修担担麺⬇
ちなみに、重慶飯店の汁なし担担麺も、以前ローソンから発売されていました。
重慶飯店は、自社でも生麺のインスタント担担麺を発売しています。(重慶飯店の直営売店などで売られている)⬇
乾麺タイプも出ています。⬇
さらにはニュータッチからカップ担担麺を出していた(監修)こともあります!
どこで買った? いくらだった?
ローソンお台場海浜公園前店(東京都港区)にて購入。
価格は、税込みで550円でした。
原材料は?
去年の4月に買ったものと、原材料はけっこう変わっています。
といいますか、基本のスープの味が全然違いそうです
ちなみに、これ⬇が去年でていた物の原材料
前回はスープが「黒酢入り醤油スープ」だったのが、今回のは「胡麻入り担担麺スープ」となっています。 前回の黒酢を効かせた醤油ベースのスープだったのが、今回は芝麻醤をメインにしたスープに変更したということでしょうか?
というか、相変わらずスープの原材料が省略されています。
コンビニ弁当って、肝心なところの原材料をぼかすんですよね。 例えば麻婆豆腐だったら「麻婆ソース」とか。 その麻婆ソースの原材料が知りたいのに・・・。
弁当なので、原材料表記の詳細を書く必要はないんでしょうけどね。ましてやレシピはあまり公開したくないのが本音でしょうし、アレルギー表記さえ出しておけば問題ないのかもしれませんけど・・・。
具などは前作と変更はなさそうですが、相変わらず『キャベツとモヤシ炒め』が入っています。ラーメン二郎かよ!!なんで担担麺にキャベツとモヤシいれるかなぁ・・・。
でも、重慶飯店は実店舗でもキャベツとモヤシが入っているんですよね。
まあ、料理というものはどんどん進化や変化をしていきますから、スタンダードはあっても”正解”はないですからね。 元祖が美味しいとも限りませんし。料理は時代や流行などに合わせてどんどん変わっていくものです。 でも、僕は担担麺は四川飯店系の元祖日本式担担麺は好きですけどね。
重慶飯店の出す担担麺も、本場四川の担担麺とは違って、四川飯店の創業者陳建民さんが考案した日本人向けの日本式担担麺に近いものです。しかし、重慶飯店も中華街の老舗で、四川飯店と創業年はそんなに変わらないですから、元祖の四川飯店と同じような担担麺を出すのはプライドが許さないでしょう。(多分)
なので、さらにアレンジして、栄養バランスや見た目なども考えてキャベツやモヤシを入れているのでしょう。ニラやザーサイが入っているの四川飯店の担担麺とはまったく違うところです。
でも、僕はなんだかんだ基本の純粋な陳建民式(日本式)担担麺の味が好きですけどね。
でも、モヤシはいれないでほしいなぁ。 僕はどんなラーメンであろうとラーメンにモヤシを入れるのは好きじゃないんです。だって、モヤシの風味って強いので、ラーメンがモヤシ風味になってしまうんですよ。 まあ、もともとモヤシがあまり好きではないってのもありますけど、韓国の豆もやしナムルは大好きですよ。
でも!栄養バランスを考えると、キャベツやモヤシなども入っていたほうがいいですよね。
それはわかるんですが・・・・。
あと、ニラが入っているのもおもしろいです。ニラが入っている担担麺はなかなか見かけません。
先にも書きましたが、重慶飯店は、日本式担担麺を考案した四川飯店とは創業時期も近い(四川飯店は1958年、重慶飯店は1960年)のもあって、ただの真似にならないようオリジナリティを出したかったのでしょうかね? 四川飯店の陳建民さんが考案した日本式担担麺と言えば、青梗菜(青菜)ですからね。 四川飯店に対抗して、意地でも青梗菜は使わないぞ!みたいな。 僕の勝手な推測ですけどね。
カロリーや食塩相当量は!?
今回の担担麺のカロリーは786kcalで、食塩相当量は5.77gです。(推定値となっています。)
前作の担担麺のカロリーは730kcalで、食塩相当量は6.54g(推定値)だったので、今回のものはカロリーは減ったけど食塩相当量は増えたことになっています。
醤油ベースのスープよりも胡麻たっぷりスープのほうがカロリーは高そうなのに、意外です。
調理します。
これが調理前の姿⬇
スープが真っ白です。ゼラチンスープかなりで固まっているのも相まって、かなり濃厚そうに見えます。
電子レンジ加熱目安は、1500Wの場合1分40秒、500Wの場合は5分となっています。
こういう担担麺は熱々で食べたいところですが、加熱しすぎると容器が溶けたりするので注意が必要です。
出来上がり! 食べます!
出来上がりの見た目はあまり美しくないです。
辣油の量をもうちょっと増やして、美しい赤色を出してほしいところ。 料理は見た目も大事です。
キャベツやもやしが入っているおかげで、具の少なさは感じられませんが、炸醤(挽肉)がちょっと少なすぎなのが残念。
モヤシとキャベツはいらないから、もっと炸醤とニラは沢山入れてほしいところ!
でも、実店舗がモヤシとキャベツを使っているので、再現としてはバッチリなわけですけど。
スープはかなり濃厚です!
ちょっと甘めではありますが、かなりの胡麻感があります。
おいしいかも! 甘みはもうちょい抑えてほしいところではありますが、嫌な甘さではありません。
去年食べたものは、醤油ベースのスープで黒酢が利いていたのですが、今回のものは酸味はなく、味噌風なスープに胡麻が沢山入っている感じです。 全然別物ですね・・・。
でも前作よりこっちのほうが実店舗の担担麺に近いのではないでしょうか。
うーん、キャベツとモヤシ・・・・。
しかし、モヤシの量はそれほど多くなく、モヤシの風味もあまりしませんでした。
辛さは?
麻辣は弱めで、日本人の万人受けするように作られていると思います。
辛さはピリ辛レベルで,花椒の風味もありませんが、しびれ感は多少ありました。
さすがに、辛さは期待してはいけません!
それよりもとにかく胡麻が濃厚でおいしいです。
辛いものが好きな人は、唐辛子や花椒、辣油などを入れて調整すればいいんです。
ガーリックパウダーも入れると最高です。
商品としてはできが良いと思います。
そのへんの中華屋さんの担担麺よりも美味しいです。
コンビニ弁当も侮れません。 なかなかクオリティ高いです。
ちなみに、重慶飯店とは関係ない話ですが、”日清食品”の作る担担麺はなかなかクオリティが高いです。
日清の担担麺はインスタント系もおいしいですが、冷凍の担担麺が特においしいんです。
『日清食品 日清具多(GooTa) 辣椒担々麺 辛口芝麻醤味』です。
この商品はロングセラーで、スーパーマーケットなどでもよく売られているので、入手しやすいです。ぜひ食べてみてください。
あ、僕は日清食品の回し者ではないですよ・・・。(笑)
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