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海底撈『本格中華 ごま坦々スープ春雨』

海底楼 お勧め
辛さ満足レベル:
旨さ満足レベル:
※レベル表記方法についてはこちらのページを。

本場中国の火鍋の名店『海底撈(カイテイロウ/ハイディーラオ)』のインスタントカップ春雨が出てました。

『本格中華 ごま坦々スープ春雨(ごま担々スープ春雨)』です。

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僕はイオンの輸入食材店『カフェランテ(有明ガーデン店)』で買ったのですが、税込みで279円でした! なかなか良心的な価格。

おっと〜!

本場モノなのに「担々」の字が間違って「坦々」になっているじゃないか!
担々麺を坦々麺と表記してしまうのは日本ではよくある間違いです。 おそらく入力する時の漢字変換の際に「坦々」としか出てこなかった為、それを使ってしまうのだと思われます。

ちなみに、『坦々』だと

  1. 地形や道路などのたいらなさま。「—と続く道」
  2.  何事もなく時の過ぎるさま。変化のないさま。

という意味になります。

今でこそ、パソコンやスマホで「たんたんめん」と入力して変換すれば「担々麺」が候補に出てきますが(OSによるかも)、一昔前(20年くらい前でしょうか)は、担々麺は一発変換できず「坦々」しかでてきませんでした。
『担担麺』や『担々麺』なんて、候補で出てこなかったですからね。し一発で「担々麺」と変換でなかったので、「たんたん」と「めん」を別々に変換しなければならなかったんです。そのため、当時は飲食店のメニューや商品名を間違って「坦々麺」と表記されていることがよくありました。

最近では、担々麺もすっかりメジャーになり、「たんたんめん」と入力すれば「担々麺」「担担麺」「タンタン麺」など、正しい候補が出てくるようになりましたね。

『担担麺』はもともと中国のストリートフードで、昔は天秤で担いで売られていたため、「担担麺」と呼ばれるようになったのです。つまり、正しい字は「担」なんです。(中国では”麺”を”面”と書くので、”担担面”と表記されるのが普通です。)
昔の中国の担担麺は、天秤で担いで売るため、スープは入っていませんでした(重くなるからですね)。
注文が入ったら、あらかじめ茹でられた麺にタレと具材を入れて提供していたようです。 お客さんはそれを自分で混ぜてから食べるわけです。
ですので、本場中国の担々麺はもともとは”汁なし”であり、今でも汁なしが主流なのです。 

本場式の汁なし担担麺は、いまでこそ日本でもメジャーになり、いろいろなお店で当たり前のようにメニューにあるようになりましたが、今から二十数年前までは、日本ではほとんど見かけることがありませんでした。 僕が知っている限りでは、日本では2000年頃からちらほら汁なし担々麺を出すお店がでてきました。
一説によると、広島の『きさく』というラーメン店が2001年ごろから限定メニューで『汁なし担担麺』を出すようになったのが最初だと言われています。僕もその頃に広島のきさくから通販で買いました。しかし、僕が持っている雑誌『デリシャス』の2001年9月号の担担麺特集には、陳健一さんや趙楊さんが『汁なし担担麺』のレシピを紹介していたり、汁なし担々麺を出すお店が東京だけでも6店舗紹介されていますので、汁なし担担麺は2000年ごろに同時多発的に日本に広まったのではないかと思っています。 ちなみに、僕はこの頃(2000年頃)は担担麺と麻婆豆腐の両方をあちこち食べ歩いていました。

デリシャス2001年9月号。 僕のバイブルの一つです!

↑この雑誌を読んで、汁なし担担麺を食べに全店舗訪問しました! 

日本の担々麺は、四川料理を日本に紹介した陳建民さんによって、スープありにアレンジされて日本で広まったので、日本では担担麺はスープがあるのが当たり前ですが、中国では汁なしです。
しかし、最近では日本で生まれたこのスープありの担々麺が、中国でもメジャーになってきているそうですよ。

だから、今回購入した『海底撈ごま坦々スープ春雨』は、中国製なのにスープありになっているのかもしれません。 

いきなり担担麺の解説からスタートしてしまいましたが、早速『ごま坦々スープ春雨』を見ていきましょう。

パッケージには『野菜5種類+大豆たんぱく摂取できます』と書かれています。

赤唐辛子も野菜5種類のうちのひとつとして加えられているのは若干強引な気がしますが、まあ唐辛子は野菜ですからね。 でも、さすがにそんなに量は入ってないでしょ? 

カロリーは539kcalで高めなのは、春雨の量や芝麻醤(ねりごま)によるものでしょう。
食塩相当量も7.4グラムと多めですね。 塩分の摂りすぎには注意したいところです。

辛さと痺れレベルは、いずれも5段階中の”3″ と表示されています。

原材料をチェック

砂糖や甘味料が使われていますが、中国の場合は砂糖は甘味付けではなくあくまでも隠し味として使われることが多いので、甘ったるかったりはしないはずです。 スープは塩や塩蔵唐辛子、豆板醤などを使った本格レシピ!! 日本のカップ担担麺の原材料とは一味も二味も違うような内容です。

期待値大!!!

パッケージの中身はこんな感じ。

春雨と醬と乾燥具と芝麻醤(ねりごま)のセットです。

春雨の量は、乾燥状態で約60グラムあり、なかなかの大容量です。

カップの内側にちゃんと『注水線』が書かれているのは、さすが海底撈!気が利いてます。
(海底撈は、中国のお店なのに、中国っぽくないホスピタリティあふれる至れり尽くせりのお店としても有名なんです。)

先に春雨と具とスープをカップに入れ、熱湯を注いで5分待ってから芝麻醤(ねりごま)を入れてかきまぜて出来上がりです。

具はこんな漢字。

とうもろこしと湯葉(大豆たんぱく)が多く入っています。 緑のは青梗菜です。胡麻も入っています。

↓これはまだ芝麻醤(ねりごま)を入れる前の状態です。 これでもおいしそう!

もう、色が本格的でしょ!!! 赤と黄色と緑のコントラストも良い!!!

芝麻醤(ねりごま)を入れて完成です。 

芝麻醤は固まっているので、熱湯を注いだ後に蓋の上に置いて温めて柔らかくすることが推奨されていますが、それでも柔らかくなりません。(出しづらかった)
芝麻醤を袋からキレイに全量出したい場合は、芝麻醤の袋は蓋の上ではなく、熱湯にひたしたりして温めたほうがいいかもしれません。

早速食べてみます!!!

春雨はけっこうたっぷり入っていますよー!!! ちなみに、春雨はじゃがいもでんぷんとさつまいもでんぷんの両方が使われています。

コーンと湯葉(大豆たんぱく)もけっこう沢山入っています。 青梗菜はちょっと少なめかなぁ。

唐辛子も固形や粗挽き状態でも見つけることはできませんでした。唐辛子はスープペーストの中に入っていたんだと思います。
しかし、具や春雨の量がしっかりしているので、量的にもなかなか満足度高いです。

麻辣は強くはありませんが、バランスよく効いています。 

そして芝麻醤がすごく濃厚だし、スープは中華風の香辛料が効いていておいしい!!!
パクチーは僕はそれほど好きでもないのですが、気になりません。

うま味調味料の旨みが強く、あとを引きます。

これはスープまで飲み干すやつ!!! 

この湯葉のようなものが『大豆たんぱく』だと思います。

そうです。この担々春雨にはお肉が入っていないんです。
それでも、具がそこそこ入っているのと、この大豆たんぱくのおかげで満足感があります。 肉が入ってたらもっと良かったかもしれませんけどね。

なかなかヘルシーに仕上がってるし、おいしい!!!

最後にスープを飲み干した時、カップの底に芝麻醤(ねりごま)の塊が沈んでて、それを食べてしまいました。 溶けきれてなかったようです。
スープは充分に胡麻が濃厚だったのに、まだ芝麻醤の塊が底に残っていたとは恐るべし! 

どんだけ濃厚なんだよ!
芝麻醤は投入前にお湯でしっかりと温めて柔らかくし、余すことなくカップに投入後は 「これでもか!」というくらいにしっかりと混ぜましょう。

値段もそんなに高くないし、これはまた買いたい!!

さすが『海底撈』は何食べても旨いなぁ。

<了>

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