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火鍋の名店『海底撈』の本格麻婆豆腐の素!
日本国内にも支店を持つ中国の火鍋の名店『海底撈(ハイディーラオ)』
その『海底撈(ハイディーラオ)』の”四川風麻婆豆腐の素”が売られていたので買ってきました。
購入したのは、『カフェランテ』イオンスタイル有明ガーデン店です。
価格は税込みで214円でした。
『カフェランテ』は、イオングループのカルディ的なお店ですが、センスの良い輸入食品が豊富に揃っています。コーヒーも取り扱っており、カルディの真似をしているような店ではありますが、個人的にはカルディよりも魅力的な商品が多いように感じます。
カルディも昔は変わった輸入食品がたくさんあって面白かったのですが、最近では日本人の味覚に合わせた国産の自社PB商品などが増え、私にとってはその魅力が半減してしまいました。まあ、たまには行きますけど。
↓amazonでも売られています。
『海底撈』の日本国内の実店舗は過去に行ったことがあります。ちょっとお値段は高めですが、火鍋は美味しかったです。ただ、火鍋専門店なので、麻婆豆腐のメニューはなかったはず。
今回は『海底撈』の麻婆豆腐の素ということで、かなり期待して買ってきました。
原材料
原材料を見てみましょう。
さすが本格的!
豆板醤と豆豉醤をメインに使った原材料、そして油も多め! 唐辛子もたくさん入っていそうです。
タマネギが入っているところにオリジナリティを感じます。
砂糖も入っているようですが、原材料の下の方に記載されているので、隠し味程度に使われているのだと思われます。
旨味調味料や酵母エキスについては、しょうがないですね。 中国では、日本以上に科学調味料が多用されているので。
とはいえ、僕は自分で麻婆豆腐を作るときは無化調で作ります。それでも美味しいです。だけど、うま味調味料を加えると、さらに美味しくなる(美味しく感じる)ことは間違いない。
僕はうま味調味料(化学調味料)を否定しているわけではありませんが、化学調味料に頼らずに美味しく作るのが料理の技だと思うんです。化学調味料を使うと、確かに多少なりとも美味しくなりますが、それが「ずるいな」と感じることもあります。
でも、化学調味料が使われていない食品を探すのは難しいくらい、当たり前に使われていますね。
作り方
作り方を見てみましょう。
これ1袋で豆腐を500グラム使います。 ということは、麻婆豆腐2〜3人前が出来上がるといったところでしょうか?
使用する肉は、牛肉あるいは豚肉と書かれていますが、僕は四川式麻婆豆腐は断然牛肉派です。
しかし、肉は50グラムしか使わないことになっています。 ちょっと少ないです。
僕は麻婆豆腐を自分で作るときは、2人前に対して100グラムの肉を使います。
なので、麻婆豆腐用の牛肉は100グラム単位で冷凍保存しているので、そこはちょっと多めになってしまいます。
正規輸入品なので、日本語の作り方もちゃんと書かれています。・
でも・・・ あれ? なんか中国語の作り方と違うことが書かれています。
そもそも分量が全然違う!!! これって、日本人向けにわざと変えているんでしょうか?
豆腐500グラム→350グラム
油30グラム→15グラム
水200〜300グラム→300グラム
さらに、中国語の作り方では片栗粉を5グラム用意するように書かれていますが、日本語の作り方には片栗粉は出てきません。葱もでてこない。
また、煮込む時間も、中国語では2〜3分と書いてますが、日本語では5分と書かれています。
なぜこんなにも違うのか、謎です。
僕は、せっかくなので本場の分量で作ります。
ただし、肉は50グラムではなく100グラムを使います。(100グラム単位で冷凍しているので)
肉は、僕は四川式麻婆豆腐には牛肉しか使いません。
100グラム171円の激安国産牛ミンチを使いました。
麻婆豆腐は肉と豆腐にこだわらなくてはいけません。豆腐や肉によって全然味が変わってきます。
特に肉の影響は大きいです。ダシが出るからでしょうね。
かといって、高い肉や豆腐を使えばいいかというとそうでもありません。高級な牛肉(霜降り)とか高級豆腐は味の主張が強すぎて麻婆豆腐の味を大きく変えてしまいます。(でも、それはそれで美味しいんですけどね)
僕は、麻婆豆腐の牛肉は100グラム300円くらいの脂身の少ない国産牛をなるべく選ぶようにしています。 豆腐も1丁100円強の豆腐を使ってます。
僕は、豆腐は消泡剤無添加のアサヒコの大山阿夫利を気に入っててよく使っています。だた量が少なめ(1丁350g)なのが難点。僕の中では豆腐は1丁400グラムなのです。
なかなかいい感じ!
ちなみに、僕は麻婆豆腐の豆腐は木綿豆腐を合町でカットせずに手で千切って使います。
そのほうが見た目もワイルドだし、豆腐が麻婆のソースに絡みやすいので。
大切りの唐辛子の皮も見えますね〜。 豆板醤に入っている唐辛子かな?
仕上げには葉ニンニクを入れます。 本格麻婆豆腐にはやっぱり葉ニンニクを入れなきゃです!!!
中国語の作り方には小葱20グラムと書かれていても、僕は葉にんにくを入れます。
完成!!! 油の量も分量通り入れています。
ヴィジュアルは完璧です!!! 美味しそう!!
食べた感想
食べてみると・・・・・
おお!!! やはり本格的な味!!!!
豆板醤はピーシェン豆板醤を使っている感じですね。
僕の好きな陳麻婆豆腐の素に近い味ですが、何かが違う。 でも、こっちはこっちで美味しい!!!
陳麻婆豆腐と何かが違うのは、やはり玉ねぎや生姜が入っているからでしょうか? でも、玉ねぎの効果はよくわかりません。
砂糖の甘さも全く気になりません。砂糖はやはり隠し味なのでしょう。
でも美味しい! ちゃんと四川式の麻婆豆腐の味です。
陳麻婆豆腐がシンプルスタンダードとすれば、こちらは若干洗練された感じ。
でも、どちらも甲乙つけ難い。
麻辣もなかなか効いています。 厳密に言えば麻味(花椒のしびれ)はちょっと弱めかもしれません。陳麻婆豆腐の素と違って別添の花椒は付いていません。
まあ、花椒は自分で足せばいいだけの話です。(常備しているので)
当然ながら白飯は必須です。
この製品1袋は1回の使い切りではありますが、金額的には陳麻婆豆腐の素とほとんど変わりません。
ただ、こちら(海底撈)の方が分量が多くて、使用する豆腐の量も多めなので、陳麻婆豆腐の素よりは多めに麻婆豆腐が作れます。(中国版の分量で作った場合。)
味は、基本は陳麻婆豆腐ですが、たまにこっちを買うのもいいかも!
でも、陳麻婆豆腐のトップは揺るがない!!
好人家(ハオレンジャ)の麻婆豆腐の素もおすすめ!! 安くてうまい!!
最近は日本の大手メーカーの麻婆豆腐も本格的になってきましたよー
<了>
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