辛さ満足レベル:
旨さ満足レベル:
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冷凍餃子を自動販売機などで販売している会社『雷神(雷神餃子)』が販売する冷凍餃子です。
『雷神』は、冷凍の餃子や油そばを自動販売機で販売したり、飲食店に卸したりするビジネスを展開している会社のようです。千葉県市川市には、実店舗の油そば店も1軒構えているとのこと。そういえば、市川あたりの国道14号沿いで看板を見かけた記憶があるような気もします(かなり前からあったような…)。
先日、東京都江戸川区のショッピングモール『アリオ葛西』の入り口に設置された自動販売機で、『激辛八幡餃子』という商品を見つけ、購入してみました。”激辛”という文字に惹かれて購入を決めたのですが、もし普通の餃子だったら買わなかったかもしれません。

この餃子は冷凍自動販売機で売られていますが、私は車に保冷バッグを常備しているので、安心して購入できました(保冷剤なしでも、車で30分ほどの自宅まで問題なく持ち帰ることができました)。
価格は1パック20個入りで1,000円。1個あたり50円なので、それほど高くはないでしょう。
(ちなみに、隣接するスーパー『OKストア』では、1個あたり約10円の激安冷凍餃子(50個で税込538円!)も販売されていますが、こちらは味がいまいち…笑)
『激辛八幡餃子』このようなパッケージに入ってます。

この餃子は、ブランド(店名)的には宇都宮餃子会正会員の『はちまん餃子(八幡餃子)』の餃子のようです。しかし、製造しているのは千葉の雷神餃子。
『はちまん餃子』は宇都宮餃子会正会員なのに、自分の店では作ってないのかなぁ・・・。
調べてみると、その『八幡餃子』自体も栃木県内に飲食可能な実店舗はなく、冷凍餃子を専門に販売する無人店舗(自動販売機)のみで展開しているようです。
つまり、『雷神』がOEM生産した冷凍餃子を、『八幡餃子(はちまん餃子)』ブランドとして無人店舗で販売している、ということなのでしょうか。
⬇︎パッケージに書かれている説明

なんと! 栃木三鷹唐辛子を皮にも餡にも練り込んであるんだそうです! こりゃ楽しみです。
昨日、栃木三鷹唐辛子の記事を書いたばかりです。 奇遇ですねぇ。僕、栃木三鷹唐辛子気に入ってるんですよ。

パッケージには”激辛グルメ祭り2022″のステッカーが貼られています。

激辛グルメ祭り2022にも出品したことがあるのかもしれません。(2022年は僕は行ってないなぁ)
国産豚肉と国産野菜を使っているのもいいですね。
調理前の冷凍の状態

とても不自然な赤色です。 紅生姜みたい!!
なんでこんな色にしてしまったんでしょう? ちょっと食欲わかないなぁ・・・
”激辛”な雰囲気を出すために着色料で赤くしたのかもしれませんが、これじゃ逆効果だと思うんです。
赤というよりもピンク色ですし。
原材料を見てみましょう。

基本の原材料は特筆するところはないですが、 かつお粉末調味料、ナツメグ、クミン、ローレルなどが入っているのは面白いです。
カラメル色素まではいいのですが、着色料(赤色102号)が使われているのは残念です。
あと、皮に使われている『mでん粉』というのはなんでしょうか?ネットで調べてもよくわからなかったので、AIに聞いてみたところ・・・
『「Mでん粉」という言葉は、主に「マニオカでん粉」または「タピオカでん粉」を指す可能性があります。マニオカ(キャッサバ)の根から作られるでん粉は、タピオカパウダーやタピオカパールなど、様々な形で食品に使われています。』
ということでした。 ほんとか???
たまにAIは知ったかぶりをしてテキトーな事言うから、当てにならないんだよな・・・
ま、いいや・・・
作ってみます。

焼いたら色が変わりましたが・・・ それでもわざとらしい赤色をしています。

唐辛子好きな僕からすると、こういう色合いは逆に萎えてきてしまうんですよね・・・・
着色料を使わずに唐辛子だけで赤色を出したら、こんな色にはならないですし。
この色を見て「おいしそう!」とはならない。
せっかく『栃木三鷹唐辛子』を皮にも餡にも練り込んであるらしいので、栃木三鷹の綺麗な赤色を生かして欲しかったところ。
栃木三鷹唐辛子って、とても綺麗な赤色をしているんです。 その自然な赤色だけでいいのに・・・そうすれば一石二鳥だし。 とても勿体無い!
味はなかなかおいしいです!
餡はパンパンには詰まっていませんが、味がしっかり付いているので、タレなどなくてもそのまま食べられます。ちょっと生姜が強めです。 にんにくはそれなりに効いていますが、にんにく大好きな僕にしてみれば全然足りない! でも、にんにくが強烈な餃子って、世間一般では嫌われがちですよね。
砂糖の使用量は少なめなので甘ったるさもありません。(でも、ちょっと甘い)

皮はモチモチな感じでおいしいです。 着色料は残念ですが、皮に砂糖が使われてないのも良いです。
たまに餃子の皮に砂糖とか還元水飴を使っているメーカーがあるんですよね。なんでだろう?
皮なんて甘くしなくていいのに。むしろ、僕は餃子の餡には砂糖はいれてほしくない派です。
辛さは、”激辛”と呼べるようなレベルではありません。だけど、辛さはそれなりにちゃんとあります。辛いものがそんなに得意じゃない人でも、「辛いね」なんていいながら食べられてしまうくらいの辛さです。 逆に激辛マニアな人たちは「全然激辛じゃない!」と怒り出しそう笑
さすが餃子で勝負しているメーカーの餃子だけあって、なかなかおいしかったですが、また買いたいほどではないかな・・・。
冷凍で、自分で調理しなくてはなりませんが、5個で250円ならそのへんのラーメン屋の餃子よりは割安ではあると思います。 (”餃子の王将”並の価格かな?)最近は1個あたり100円くらいの餃子も多いですからね・・・。
余談・・・・
ちなみに、僕が一番好きな(好きだった)餃子は、千代田区の神田須田町1丁目にあった『中華十八番』の餃子です。(現在、神田には2軒の”十八番”という名前の中華料理屋がありますが、それは関係ない)
十八番のマスターは高齢のために引退されたようで・・ 僕は、十八番の炒飯もカレーもニラ味噌ラーメンも中華丼も好きでした。たまに十八番シックになります。
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