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ファミリーマート『菰田欣也シェフ監修 コク旨辛麻婆豆腐』

ファミマ 菰田欣也監修麻婆豆腐 辛い食品の話題
辛さ満足レベル:
旨さ満足レベル:
※レベル表記方法についてはこちらのページを。


ファミリーマートで、『4000 Chinese Restaurant総料理長 菰田欣也シェフ監修 コク辛麻婆豆腐』
を買ってきました。

ファミマ 菰田欣也監修麻婆豆腐

ファミリーマート芝四丁目店にて購入。 価格は、税込みで428円でした。

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菰田欣也さんって何者?

菰田欣也(こもだ きんや)さんは、元四川飯店グループの総料理長だった方です。
僕が麻婆豆腐で初めてテレビ出演した時(2011年、フジテレビ『百識王』)、四川飯店グループの『スーツァンレストラン陳(高級店)』でロケを行ったのですが、その時に直接麻婆豆腐を作ってくださったのが、当時総料理長だった菰田さんでした。その麻婆豆腐がとても美味しくて、僕はその時からファンになったんです。
その後、菰田さんは独立され、五反田に『ファイヤーホール4000』という火鍋屋を開店されました。残念ながら、その火鍋屋には麻婆豆腐はメニューにありませんでしたが、『燃麺(ランメン)』という四川の汁なしまぜそばが非常に美味しかったです。
その後、『ファイヤーホール4000』は麻布十番にも店を出店しました(現在は閉店)。こちらのお店にも麻婆豆腐はありませんでしたが、菰田さんが自家製発酵豆板醤を使って麻婆豆腐を直々に作る企画を時折行っていて、一度その企画で訪れたことがあります。
最近では、『ファイヤーホール4000』が虎ノ門ヒルズにも出店し、そこで自家製発酵豆板醤を使った麻婆豆腐を楽しめるようになりました。僕もランチタイムに訪問したのですが、その時の麻婆豆腐は普通だったなぁ…(もちろん菰田さんが作っているわけではないので)。ちょっと残念でした。

そんなこんなで、菰田欣也さんは僕が一目置いている方です。

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菰田欣也さん監修の麻婆豆腐!!

菰田さんの麻婆豆腐は、四川飯店時代に冷凍で販売されていたことがありました。↓

KK企画『菰田欣也 陳麻婆豆腐(冷凍)』 - ドラマー涼の激辛ブログ『Eat with fire!』
KK企画『菰田欣也陳麻婆豆腐(冷凍)』辛さ満足レベル:☆☆旨さ満足レベル:☆☆☆+※レベル表記方法についてはこちらのページを。陳建一麻婆豆腐、陳健太郎麻婆豆腐、に引きつづき、元四川飯店グループ総料理長菰田欣也さんの冷凍麻婆豆腐です。しかし、...

これ⬆︎はちょっとイマイチでした。(普通には美味しかったですが、残念ながら僕好みではなかった)

しかし! 今回、菰田さん監修の麻婆豆腐が、まさかファミリーマートの惣菜弁当で食べられるとは!

果たして、出来栄えはどんな感じなんでしょうか!?

美味しければいいなぁ・・・。

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原材料を見てみましょう。

コンビニ弁当によく見られる、”省略された原材料表記”です。
一見、原材料がすべて記載されているように見えますが、よくよく見ると、麻婆豆腐に必要な原材料はほとんど記載されていません。まず、豆板醤や豆豉(トウチ)が見当たりませんし。
さらに、主原料として「中華風調味料」とありますが、おそらく麻婆豆腐の肝となる原材料は、この「中華調味料」の中に含まれていると思われます。コンビニ弁当の原材料表記って、知りたい肝心な部分がこのように曖昧にされていることが多いんですよね。
コンビニ弁当は加工食品ではなく、あくまで「弁当」として販売されているため、原材料の詳細を省略できるのだと思われます。

また、ひき肉には豚肉が使われているようですが、大豆たん白も含まれています。大豆たん白は、おそらく大豆ミートのことで、肉のかさ増しとして使用されていると思われます。

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もしかして甘いのだろうか?

そんな感じで、肝心な主原料がよくわかりませんでしたが、砂糖や味醂が使われていることはわかりました。
菰田さんがネットなどで公開している麻婆豆腐のレシピでは、甜麺醤を使うことはあっても、砂糖を使っているのは見たことがありません。
もしかしたら、こういったコンビニ弁当を企画する際、監修者が「砂糖は入れたくないです」と言っても、却下されることがあるのかもしれません。「甘くないと消費者が納得しないので、砂糖は必ず入れてください」と言われることがあるのでしょうか?(僕の勝手な想像ですが)
コンビニ商品として販売する場合、本人がやりたくなくても、いろいろと妥協しなければならないこともあるのかもしれません。(これも勝手な想像ですが)
一般的な日本人向けの料理では、砂糖などを使って甘みを加えないと納得しない人が多いのかもしれません。日本人は甘いものが大好きですからね…。
ちなみに、甜麺醤(甘い味噌)を使うのは、四川飯店由来の日本式麻婆豆腐の伝統レシピです。元々の四川麻婆豆腐のレシピ(元祖レシピ)では、甜麺醤は使いません。

ということで、この菰田さん監修の麻婆豆腐はやっぱり甘いんだろうか・・・ 

早速食べてみることにします。

外装には四川花椒が別添されていました。(レンジアップの際は外します) 

今回は菰田さん監修の麻婆豆腐ということで、一応期待を込めて白飯を用意しました。

美味しい(甘くない)本格麻婆豆腐には、白飯は必須ですから!!!

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たべてみます。

ネギなどの緑系の具が入っていないので、見た目はちょっと物足りない感じがします。
油も控えめです。 

まずは添付されている花椒は入れないで食べてみます。

甘い…やはり甘いです。砂糖の甘さが結構感じられます。
しかし、同時にしょっぱさもあるので、ギリギリ白飯にも合うくらいの味ではありますが、僕はこのくらいの甘さだと白飯はあまり欲しくなりません。
コクは確かにありますが、豆板醤というよりも『味噌』寄りの味わいになっています。(豆板醤も味噌の一種ではありますが)
本格的な四川風味ではなく、完全に日本人向けにアレンジされた味わいです。
まあ、コンビニ弁当は万人受けしないといけませんからね…。
これはこれで美味しいですが、僕の好きなタイプの麻婆豆腐ではないかな…。

花椒を追加します。

添付の花椒は量が少ないため、入れてもそれほど変化は感じられません。風味の弱い花椒を使っている可能性もあります。
花椒は好き嫌いが分かれる調味料なので、コンビニ弁当ではあまり効かせすぎるのもよくないのかもしれません。

この商品はあくまでも『コク旨辛麻婆豆腐』ということで、麻味(痺れ)がフォーカスされているわけではありません。そのため、麻辣(マーラー)が弱いのは仕方ないことです。
辣味(唐辛子の辛さ)は普通にピリ辛程度で、辛さに弱い人でも「辛い」と言いながらも食べられるレベルの辛さだと思います。

ということで・・・

コンビニ弁当だからという理由もあるかもしれませんが、ちょっと残念に感じました。
とはいえ、別に不味かったわけではありません。普通に美味しいのですが、”菰田さん監修”ということで期待値が高すぎたのかもしれません。

監修商品とはいえ、コンビニ弁当は万人受けを狙わなければならないので、あまりこだわりすぎることができず、いろいろな妥協が必要なのかもしれませんね。

テレビ番組などでも同じですが、自分の思うようにはいかないことが多いんですよね。
例えば、過去に出演した番組や雑誌の企画では、僕が本当に紹介したいお店や商品を、いろいろな事情で紹介できなかったことが何度もありました。
それは、お店の都合だったり、スポンサー絡みの大人の事情だったり、いろいろな理由があるわけです。時には、個人的に好みではないものを紹介しなければならなかったり…。
コンビニの監修商品も同じで、いろいろな妥協を経て発売されるのかもしれません。

僕の大好きな某ラーメン屋さんも、監修したカップ麺を出していますが、それは実際のお店の味とは全然違っていて、しかも対して美味しいわけでもなく…。店主さんはよくこれでOKしたな…と思ったりします。
実店舗の味を知らない人が食べて「なんだ、この程度か」と思われたりすると、下手するとお店の評価自体が下がってしまう可能性もありますよね。 それでも宣伝になることの方が大きいのかもしれませんけどね。



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麻婆豆腐に使う肉

今回買ったファミリーマートの麻婆豆腐は、豚肉(と大豆ミート)を使用していました。

菰田さんのYoutubeで『家庭で作れる本格麻婆豆腐』を紹介してますが・・・
この動画のご本人のコメントでは
「よく豚肉を使ったりとかっていうのもあると思うんですけど、僕は豚じゃなくて牛の(和牛の)美味しさですね。」とおっしゃっています。
ネットなどに出ている菰田さんの麻婆豆腐のレシピでは豚肉を使っているものが多いです、おそらくですが、四川飯店の麻婆豆腐は豚肉を使うことが主流っぽいのでその流れなのかもしれません。しかし、ご本人的には本当は牛肉を使いたいんではないかと思います。
本場四川の麻婆豆腐も牛肉が主流ですしね。ちなみに、僕も自分で麻婆豆腐を作る際は牛肉(国産)を使います。

麻婆豆腐は豆腐はもちろんのこと、肉選びが重要なんです。ここでは割愛しますけどね。

でも、コンビニ弁当の場合は、コストの都合など色々あって豚肉を使用しているのでしょう。大豆たん白(大豆ミート)もお肉のかさ増し用として使われているような感じですし。
まあ、コンビニ弁当を監修する場合は、万人受けを狙わないといけないので、色々な制約や事情があるのでしょうね。

ちなみに、菰田さんはマルコメから『大豆ミートを使用した麻婆豆腐の素』を出されてたりもします。

【注目の大豆ミート】 マルコメ ダイズラボ 菰田シェフ監修 四川式 麻婆豆腐 180g×5個
中華の巨匠、菰田欣也氏監修の麻婆豆腐です。 豆腐を用意すれば、3種類の豆板醤と花椒(ホワジャオ)に大豆のお肉ミンチタイプで本格的な四川式麻婆豆腐に仕上がります。 別添の花椒が、しびれる辛味と爽やかな香りをさらに引き立てます。

僕も食べたことありますが、このファミリーマートの麻婆豆腐に似た味だった記憶があります!

菰田さんの上記の動画で出てきたラオガンマー(老干媽)のラー油は僕も昔から愛用していたものですが、豆豉辣油を麻婆豆腐の豆豉代わりに使うというのはいいアイデアです。 さすがです!

老干媽 風味豆鼓油制辣椒(豆鼓ラー油) 280g
老干馬(ラオガンマ)ブランドのラー油です。 中国では有名ブランドの豆鼓入りタイプの具入りラー油です。 唐辛子の刺激的な辛さに、豆鼓の甘味と風味をバランスよく合わせた調味料です。 餃子のつけダレや、麻婆豆腐や炒め物に加えるだけで本格的な辛さと...

もしかしたら『牛肉豆豉辣油』もいけるかもしれません。

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老干媽 精製牛肉末豆鼓油辣椒(牛肉豆鼓ラー油) 210gがラー油ストアでいつでもお買い得。当日お急ぎ便対象商品は、当日お届け可能です。アマゾン配送商品は、通常配送無料(一部除く)。


今度、自家製の麻婆豆腐に使ってみようと思います。
僕は、amazonではなく横浜中華街とか中国食品店で買いますけどね。
しかし、ラオガンマーは値段が上がったなぁ。昔、僕がよく買っていた頃(20年以上前?)は1瓶200円台。安売りで150円とかで売られていた記憶があります。 まあ、その頃からは物価は上がっていて、今や1,000円くらいするんですね・・・・5倍近く値上がっている!!!
物価は税金はガンガン上がっているのに、僕のギャラは全然上がってないぞ!!! 

そりゃビンボーになるわけだ・・・


<了>

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