辛さ満足レベル:
旨さ満足レベル:
※レベル表記方法についてはこちらのページを。
最近、コンビニ弁当で麻辣メニューをよく見かけるようになりました。
これは単なる一過性のブームというよりも、麻辣が日本にすっかり定着した証拠かもしれません。(…ちょっと大げさですが)
とはいえ、コンビニレベルの麻辣は万人受けするように調整されているため、麻辣マニアが満足するほどの辛さではありません。それも、商業的に考えれば仕方ないこと。あまりマニアックすぎると売れなくなりますからね。
そういう意味で言えば、ペヤングの激辛焼そばシリーズは、思い切った挑戦だったと思いますし、日本の激辛界に革命を起こしたと言っても過言ではありません。(これは決して大げさではなく)
さて、今回買ってみたのは ファミリーマートの『やみつきになる辛さ!麻辣焼そば』。
見た目が美味しそうだったので、つい手が伸びてしまいました。
このあたり↓が特に美味しそうに見えたんです。

あと、麺が太めだったのも個人的にポイント高め。
砕かれたアーモンドが、なんとなく汁なし担々麺っぽい雰囲気を出しています(※汁なし担々麺ではないけど)。
購入店:ファミリーマート (東京都港区内)
価格:税込538円
原材料と栄養成分

コンビニ弁当あるあるの“甘くて意味不明な省略形原材料表記”が今回も登場。
「辛口だれ」って何?「その他」って何?? 企業秘密なのか、原材料を公開する気がないようです。まあ、食品表示法では弁当の原材料はある程度省略できるとはいえ、ここまで中途半端に書くなら、いっそアレルギー表記だけにして、原材料はすっぱり全部省略した方が潔い気もします。
カロリーや食塩相当量は若干高めです。
食べてみます。

甘い! 嫌な甘さではないけど、けっこう甘い。
麻辣感もそれなりにあるけど、甘さと同レベル。辛さが突出していないので、ちょっと物足りなさもあります。
味のベースはみそなのかしょうゆなのか、いまいちハッキリしない…。個人的には、豆板醤あたりでガツンと来てほしかった。麻辣ももっと主張してほしかったなぁ。

豚ひき肉がたっぷりに見えますが、おそらく大豆たんぱく(フェイクミート)とのミックス。
ただ、大豆臭さは特に感じられず、ヘルシー(たぶん)でちゃんと代替肉として成立しているなら、僕としては歓迎です。
ひき肉のほかにチャーシューも少し入っています。

トレーの底には油が溜まるので、しっかり混ぜましょう。 この油がカロリーを上げているのか?
でも、油好きな僕はニヤッとしてしまうのでした。(ダイエットしてるくせに!)

まあ、特に盛り上がりもなく、最後にはガーリックパウダーと七海涼辛子を入れて完食しました。
「おいしくない」わけではないです。これはこれでアリ。でも、“本格的”な印象はあまりありません。
これは汁なし担々麺風を狙ったのか?それとも炸醤麺風?
あるいは完全オリジナルの麻辣焼きそばを目指したのか…?
方向性が曖昧なぶん、中途半端さがちょっと目立ってしまった気がします。
でも、ファミリーマートは以前と比べて弁当のレベルがすこしずつ上がってきている気がします。
逆にセブンイレブンは弁当のクオリティが下がってきているように感じます。
↓こういう上げ底的なやつも増えてきたし……
僕の好きだったコンビニチェーンたちは、みんな大手に買収されてなくなってしまいました。
- am/pm
- スリーエフ
- ポプラ
- サークルK
- サンクス
- セーブオン
そして、そのコンビニたちの良かったところも、ことごとく消されてしまったのでした……。
ファミリーマートに吸収されたam/pmの”とれたてフローズン弁当”とか好きだったのに。
スリーエフのコーヒーもおいしかったな。僕はスリーエフのコーヒー(モカシダモ)を飲んでからコーヒー好きになったほどです。
でも、ローソンは吸収したコンビニの名物はなるべく残すような方針にしているようですね。
以前スリーエフだった店舗は、ローソンになっても『ローソン・スリーエフ』という名前を小さく出したりしてていて、以前そこがスリーエフだったことがわかります。
ローソンが吸収したコンビニチェーンは、
- SHOP99
- スリーエフ
- ポプラ
- 新鮮組
- セーブオン
ですが、ローソンはそれぞれのコンビニの名物を残すようにしているんだそうですよ。 やるな!!
それに引き換えファミリーマートときたら・・・・

今後はローソンとミニストップを応援しようかな〜
<了>
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