辛さ満足レベル:
旨さ満足レベル:
※レベル表記方法についてはこちらのページを。
中国の怪しいお菓子!!!(辣条)
卫龙(略さない漢字は”衛龍”、英名はWeilong、日本語はウェイロン)
というメーカーの、『大辣棒(ダーラーバン)』というお菓子を買ってきました。
一般的には、『辣条(ラーティァオ)』と呼ばれている、『中国で一番売れている珍味菓子』なんだそうです!
激辛ガチ中華菓子をお楽しみください♪
と書かれています。
ガチ中華菓子!!!
卫龙(Weilong)は、香港証券取引所上場のメーカー
『中国で一番売れている珍味菓子』だって??またどうせ大袈裟なキャッチコピーだろ!! と思って調べてみたところ、この卫龙というメーカーは中国の湖南省に本社を置き、香港証券取引所にも上場し、中国の辛味食品製造業の中では売上高第一位(2021年)を誇るそうなんです。
しかも、このメーカーの売り上げの7割を”辣条”が占めるのだとか(Wikipedia情報)
というのも、辣条を考案したのは卫龙の創業者らしいのです。
ということで『中国で一番売れている珍味菓子』だというのは大袈裟ではないようです。
中国で一番売れているということは、類似品とか模倣品とかも多く出ているようで、安全性に問題のあるメーカーもあるんだそうで・・・
しかし、卫龙は一応上場会社なので、品質は信頼できるかもしれません。(上場会社だからって安心できるわけではありませんけどね〜。)
まあ、散々怪しい中国食品を買って食べている僕が、今更気にすることでもないでしょうけど。
原材料など
原材料を見てみます。
小麦粉ベース作られていて、さらに大豆繊維粉を混ぜているようです。
味付けは食塩がメインですが、砂糖や4種類の甘味料なども入っているので、かなり甘さもありそうな予感。
食感は?
おそるおそる食べてみました!!!
食感は、柔らかいです。 噛み切りやすいスポンジのような感じです。
口に入れて噛んだ瞬間「これって食べ物なの?」と思ってしまうような初めての食感。
スポンジに油を染み込ませたような感じで、噛んだらジュワッと油が出てきます。
とにかく油がすごい。 油が好きな僕でさえ、しつこく感じる油感。
でも、逆にこのじゅわ〜と出てくる油がいいのかもしれません。
指でつまんで食べると手が油だらけになるので、それが嫌な人は箸とか爪楊枝で食べるのがいいかも。
味は?
クミンが使われているからでしょうか、いかにも中国的な風味です。
スパイシーで、カレーっぽいような味でもありますが、ちょっと雑味を感じました。なんの味なのかは不明な雑味。スパイスなのかな?
そして、結構甘い!!! ”お菓子”だから甘いのでしょうか?
でも、辛味もあるんです。 甘辛です。
中国食品で、ここまで甘辛なのは珍しい気がします。
日本人受けしそうですが、好みははっきり分かれそう。
スパイシーなくせに甘ったるいのが僕はあまり好きではなかった!(中途半端すぎる)
あとは油が多すぎなのと(僕は油大好きなんですがね)、食感や風味もあまり好きになれませんでした。
油を含めた品質もちょっと心配だし、総合的にあまり食べる気にならない感じ。
でも、知人はこれを「美味しい」と言って気に入ってました。 食感や風味が好きなんだそうです。
そんな感じで好き嫌いははっきり分かれそう。
僕は一本食べて、それ以上食べるのはやめました。
辛さは?
ピリ辛です。
日本の一般的な辛口のお菓子よりも辛さは際立つかもしれませんが、激辛レベルではありません。
花椒も、食べている時はあまりわかりませんが、食後に口の中がじんわりと痺れが残ります。
でも花椒の風味はあまり感じられません。
これぞ正真正銘の “油菓子” ww
日本のお菓子『芋けんぴ』などは、品名『油菓子』として売られていたりすることもありますが、この辣条は正真正銘の『油菓子』と言っていいでしょう。
これぞ油菓子です!!
パッケージにテープで封をして保管していたら、保管していた場所に赤い油がべっとりと漏れていました。
どうやらしっかり封ができていなかったらしく、テープの隙間から油が漏れていたようです。
漏れてしまうほどに油の量が多いとうわけです。
⬇︎
『開封後要冷蔵』などとは特に書かれていないのですが、油の酸化や劣化が気になるので、開封後はなるべく早めに食べたほうがいいかと思います。
僕はもういいや〜
<了>