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黒担担麺風のカレー!
このカレーは、数々のレトルトカレーをOEM生産している大阪のカレーメーカー(?)”キャニオンスパイス社”が、自社製品として出しているカレーのようです。
その名も『漆黒の担担ビーフカレー』
『痺辛』『麻辣』『好吃』の文字が書かれていますが、目立ちませんね。
特に『痺辛』『麻辣』の文字を見逃してしまうと、訴求力が半減してしまいそうな気がします。(笑)
『玉ねぎ、にんにく、生姜をじっくりと焙煎し、オリジナルスパイスとして山椒と花椒油をブレンドした”痺辛”カレーソースに、アーモンドでコクをつけた、今までにないシビレ系ウマ辛いブラックビーフカレーです。』との事。
うむ・・・。 ちょっとおいしそうです!
ちょっと前に、ハウス食品の似たような商品『かえる食堂 黒担々カレー』を食べたばかりですが、担担風のカレー、流行ってるのかな?
さらに、以前レトルトで『横浜中華咖喱 四川坦々カレー』というのも食べたことがあるなぁ。
ということで、”担担風のカレー”というのは、そんなに珍しいものではないです。
どこで買った? いくらだった?
カレーの種類が豊富なスーパーマーケット『北野エース(東京スカイツリーソラマチ店)』にて購入。
価格は、税込みで486円でした。
ネットで売られているかどうか調べてみたんですが、見当たりませんでした。
もしかしたら、北野エース専売商品なのでしょうか?
それにしても、ネットには商品情報さえも見つからない。(2020年4月28日現在)
フリマサイトで、だれかが1個売っていた形跡があるくらいです。
ここまでネットに情報がない商品もめずらしいかも。
原材料やカロリーをチェック
原材料的には欧風カレーがベースになっているような感じです。
トマトやオニオンソテーが主になっているようですが、小麦粉の使用量はなかなか少なめです。おろしにんにくよりも少ないですからね。
豚肉ではなく牛肉(オーストラリア産)を使っているところにちょっとしたこだわりを感じます。まあ”ビーフカレー”だから豚を使うわけにはいかないでしょうけど。
砂糖も使われていますが、使用量が少なそうなので、そんなに甘さは強調されていないと推測します。
あと、素晴らしいのが、化学調味料が使われていないという事!
この手の商品は、大抵は化学調味料が使われているものなんですけどね。
見逃しているんじゃないかと、何度も確認してしまいました。
まあ、酵母エキスは使われてますけどね。(酵母エキスについては賛否あるようですが、僕はよくわからないので、その話題はパス。)
カロリーは思ったほど高くはないです。
油脂類も少なめだし、小麦粉の使用量も少ないからかな?
パッケージの中身は?
箱の中身は、普通にレトルトパックです。
内容量は180グラムなので、多くはないかな。
(僕はカレールウは200グラムを一人前の標準にしています。)
盛り付け
パッケージ写真に『写真はイメージです』と書かれているものの、パッケージ写真と比べても遜色のない見た目です。
“漆黒”というほどまでには真っ黒ではありません。(若干茶色っぽいです。)よくある”イカスミカレー”のほうが黒いかもしれません。(着色料としてイカスミは使われているようですが)
黒といえば黒だけど”漆黒”ではないかなぁ
肉がなかなかの量入っていますが、肉以外の固形物は入っていません。
しかし、それをカバーするくらいの肉の量があります。
『担担カレー』ということなので、イメージとしては挽肉などの細かいミンチ肉が使われているのかと思いましたが、そうではなく1〜2センチくらいの大きさの肉がごろごろ入っています。
内容量は180グラムではありますが、肉が意外と入っているからか、量は少なく感じません。
食べます!!
ああ、カレーだ・・・。
ちゃんとカレーの味がします。(カレースパイスを使っているから当然でしょうけど)
しっかり花椒の香りがしますが、麻味(しびれ)はそれほど強くないです。
かといって、痺れないわけではなく、食べ進むうちに口の中がじんわりと痺れてきます。
甘みはありますが嫌な甘さはなく、ご飯にバッチリ合います。
アーモンドのコクは、隠し味になっているのか、よくわかりませんでした。
でも、コクはもちろんちゃんとあります。
小麦粉の使用量が少なそうなのに、そこそこのトロミがあるのは、素材による自然なトロミもでているのでしょうか?
牛肉の味も普通ではありますが、肉の味もケチっている感じはありません。安すぎる牛肉は使っていない感じ。
素晴らしい。
これはなかなかおいしいです!
実は最初はあまり期待してなかったんですけどね。
ただ、担担風味かといえば、そうでもないです。
胡麻が入ってないのもあるかもしれません。
なにをもって”担担”としたのでしょうか。担担的要素がよくわかりませんでした。
味的には、担担カレーというよりは”花椒カレー”みたいな感じでしょうかね。
あ、花椒カレーと言えば、新宿中村屋のも美味しかったです!!!↓
辛さは?
麻辣か? というと、麻味(しびれ)はそこそこ感じられますが、辣味(唐辛子の辛さ)はかなり弱いです。
辛いものが苦手な人でもあまり抵抗なく食べられそうです。
“辣”より”麻”が勝っています。
花椒の風味はそこそこありますし、程よい”麻”も感じられます。
時折ジャリッとした食感がありますが、それが花椒だと思われます。
まあ、パッケージに書いてある『シビレ系ウマ辛』というのは伊達ではない感じです。
辛味付けとして『七海涼辛子』の”涼辛”を入れたら、花椒は追加していないのに不思議と麻味が際立ってきて、良い感じの麻辣になりました。
なので、それで満足したので、”追い花椒”はしませんでした。
手前味噌ですが、七海涼辛子、素晴らしいな。(笑)
味変などのアレンジは?
そのまま味変しないで食べてもなかなか満足できます。
でも、ガーリックパウダーやラー油も合います。
実行はしてませんが、納豆も合いそうな感じ。
これ、白飯じゃなくて、うどん等の麺にかけて食べても良いかもです。
まとめると
欧風ビーフカレーをベースに花椒を少し効かせたという感じのカレーです。
ありがちな中華風ではなく、欧風カレーをベースにしているところに意外さを感じました。
まあ、なにが『担担』なのか?というと、よくわかりませんでしたが、おいしかったです。
化学調味料が使われていないところも良い!
価格は少し高めではありますが、もう一度食べてみたい気がします。
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