辛さ満足レベル:
旨さ満足レベル:
※レベル表記方法についてはこちらのページを。
※この記事は以前のブログ↓からの転載記事です。
話題の激辛レトルトカレー『18禁カレー』。
『18禁カレー』は、ただ辛いだけではなく色々こだわって作っているようで、化学調味料とかも使ってないけど旨いんです。(ただし、”酵母エキス”は使っている。) 辛味付けに関しても、香辛料抽出物などは使わないで、唐辛子などの香辛料だけで辛味付けしているようです。
今までは、18禁カレーは『痛辛(ピンク)超痛辛(黒)』の2つの辛さレベルのが発売されていて、『超痛辛』が一番辛かったのですが、今度はその上を行く辛さの『痛い(白)』というのが発売されたらしいという情報を聞きつけました。
「食べてみたい!」と思ったのですが、買うのに躊躇しましたよ。なにせ一人前で2,280円もします
からね。
18禁カレーがおいしいのは知ってます。でも、なかなかリピート買いするには至らないんです。
一番辛さの弱い『痛辛』でさえも1人前1,080円しますからね。
『痛辛』は、以前ファンの方からまとめてプレゼントをされた事があったので、しばらく愛食していました。
味のバランス的には辛さが一番弱い『痛辛(ピンクの箱)』が一番おいしいです。だけど、自分で買うのはちょっと躊躇するんですよ。
レトルトカレーに出せるのは、せいぜい5百円までですね。僕の場合。(まぁ、たまに思い切って1,000円くらいのを買ったりはしますが...)
そんなわけで、なかなか2,380円のカレーを買うのに踏み切れずにいたところに、事務所の人が僕にプレゼントしてくれたんですよ!
なんとありがたい!(単に、実験台にしたかっただけのようですがw)
これが、その18禁カレーの最高峰である『痛い』です!
全然辛そうに見えないし、危機感さえも全く感じられないパッケージです。
ちなみに、これが『超痛辛』のパッケージ↓
超痛辛のパッケージのほうがインパクトありますね。
ブラックのパッケージにピンクメタルの文字で、でかでかと『18禁』のロゴ!
レジに持っていくのをためらってしまうような怪しさがあります。
ネーミングも、『痛い』よりも『超痛辛』のほうがよっぽど辛そうなイメージがありますよね。
僕が勝手に想像するに、メーカーとしては最高峰の辛さのつもりで『超痛辛』を作った。しかし、「たいして辛くない」という評判が多かったので、もっと辛い商品を作ろううと思ったもののブラック&ピンクメタル以上のインパクトのあるパッケージを作るのが難しかったので、あえて白いパッケージにしたのではないかと。
でも、ひょっとしたら極辛を食べた時の”頭真っ白のトリップ感”を表しているのかもしれませんね(笑)
一見普通のパッケージですが、よく見るとラメが入ってキラキラしていました。
ちょっと高級感ありますね~。
って、1食2,280円のレトルトカレーなので充分高級だってば!
この『18禁カレー “痛い”』ですが、ブートジョロキア(唐辛子)が丸ごと2本入っているそうなんです。
“超痛辛”のほうはジョロキアは1本でした。 ちなみに、『痛辛』はジョロキアではなく普通の唐辛子が1本でしたよ。詳しくは過去の記事を参照してください。
☆『18禁カレー チキンカレー 痛辛』
☆『18禁カレー 超痛辛 ジョロキア・チキンカレー』
パッケージの注意書きも、『超痛辛』の注意書きよりもさらに厳しいことが書かれていますね。
せっかくなので、書き出してみます。
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■18禁:辛すぎますので、18歳未満は食べるの禁止。
■けっして1人の時は食べないでください。
■高血圧、胃腸の弱い方、体調不良、空腹時、高齢者の方は絶対に食べないでください。
■辛さに弱い方はもちろん、中途半端に強い方も食べないでください。
■このカレーは「世界最強レベルの辛いもの好きの方」のために開発した商品です。
警告を無視して食べられる方に:乳製品などを先に食べることをおすすめします。大量の水、または乳飲料、胃腸薬を用意してください。緊急事態を想定して携帯電話を携帯してください。
■体質に合わない場合には、ただちに食べるのをおやめください。
■万一、目に入った場合には大量の水で洗い流し、ただちに石の手当て受けてください。
■この「痛い」18禁カレーは、『18禁カレー』の中での辛口です。
『国産の鶏肉と野菜を使用し、化学調味料「調味料(アミノ酸等)」や香辛料抽出物は一切使用せず、素材の旨みと辛さを生かしました』
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半分ふざけているようにも見えるかもしれませんが、意外とマジだと思われます。
この注意書きの危機感のなさも、パッケージのせいかもしれませんね。
では、箱を開けてみます。
レトルトパックには『18歳以上開封可』と書いてありますね。
7分くらい湯せんして出来上がり!
うまそー
カレーの香りに混じって唐辛子(ジョロキア)の香りがします。
鶏肉がゴロゴロ入っていますよ。なかなか具沢山なのもいいねぇ。
では、食べてみます。
相変わらずコクのあるカレーですね。この欧風カレー的なコッテリ感がいいですね。
そして、鶏肉が旨い! 鶏肉は国産の鶏肉を使用しているらしいです。(普通だとは思いますが)
しかし、カレー自体はちょっと唐辛子の味が強めでバランスがイマイチですね。
ジョロキアが2つ入っているせいもあるかもしれません。でも、もしこれがハバネロだったらもっと臭いかもしれません。
やっぱり『痛辛』が一番味のバランスいいかもしれませんね。
で、肝心の辛さは.....。
あ、辛いな…。
うん、これはなかなか辛いと思います。
汗が出てきました。
久々に扇風機を回しましたよ。
当然ですが、ココ壱の10辛とかよりも辛いですよ。大沢食堂の極辛カレーよりも辛いと思います。 元々の辛さの質が違いますよ。大沢食堂のは大量の唐辛子。 こっちは、一時は世界一辛い唐辛子としてギネスブックに登録されていたジョロキアですからね。
なかなか爽快です!気持ちの良い辛さです!!
いつものように調子に乗ってジョロキアパウダーと頂天唐辛子を追加してみたりして。(いつもより控えめですがw)
しかし、元々がそこそこ辛いので、辛さはそんなに変わりません。というか、わざわざ無理に辛くする必要はない感じですが。(笑)
『超痛辛』もそうでしたが、カレーの味は美味しいには美味しいんですが、さすがに唐辛子の味が強めで、ちょっと味のバランスが壊れてしまっている感じはありますね。(まぁ、これは味よりも辛さの方に重きを置いているのでしょうがないんでしょうけど。)
味的にはピンクの箱の『痛辛』が一番バランスがとれていておいしいと思います。(唐辛子の風味が味の邪魔をしていない)
メーカーのサイトを見たら、僕も愛用しているバングラデシュ産のジョロキア『りょうくんのジョロキア』のバナーが貼ってあったので、おそらくジョロキアの原材料はそれを使っているのかもしれません。
バングラデシュ産のジョロキアはクセが少ないのですが、このカレーはジョロキアのクセ(風味)がけっこう感じられます。まぁ、実が2個入ってますし、ルウ自体にもジョロキアパウダーを使っているのかもしれません。
あ、ジョロキアの実を発見! 確かに2本入ってますね。
ではジョロキアを1個食べてみます...。
あ、やっぱり辛いかも。ジョロキアッ!!
きたーっ!!
口の中が痛くなってきましたよ。うん、これは激辛といっても差し支えない辛さですわ。
確かに『痛い』です。
『超痛辛』に入っていたジョロキアは辛味が抜けてしまっているような感じでしたが、今回のジョロキアの実はしっかりと辛味が感じられます。(個体差とかもあるでしょうしね)
カレー自体の辛さはそうでもないのですが、やはりジョロキアの実の破壊力はすごいです。
うひー! 辛いわ!!
これは空きっ腹に食べると胃にきそうな感じがしますよ。
口は大丈夫なんですが、胃がついていけるかどうかと心配になります。
ん?
ていうか、俺、まさに空きっ腹で食べてるじゃん! これ、朝飯だし!!!
とにかく! さすがにジョロキアの実は辛いですわ。
以前、アメリカから取り寄せたインド産のジョロキアの実(Danny Cash’s『AWESOME DEGREE BURNS Three Dried Jolokia Ghost Chile Pods』)を食べたこともありますが、丸ごとで、しかも2個同時になんて食べませんでしたからね。うーん、久々のトリップ感!!!
頭が痺れてポーッとする感覚!!
口の中は痛いけど、心地良いです。(←何度も言いますが、けしてマゾではありません)
これぞ激辛の醍醐味!!!!
食べ終わる頃には、汗だくになってしまいました。
うーん、そして久々に胃が熱いぞ。熱いだけならまだいいんです。胃痛がきたらいやだなー。
で、食べ終わってから10分くらい後....
あ、きた...胃痛が....久々の胃痛です。
空きっ腹で、しかも調子に乗ってジョロキアをさらに追加したのも影響したのかもしれません。
さすがにパッケージに書いてある注意事項は伊達ではないですね。
うん、これはレトルトカレーの中では間違いなく最高峰の辛さですよ。
(※この後、もっと辛い”18禁カレー 危険” が発売されました。ブートジョロキアが4本入っているそうです。)
でも、味は『痛辛』が一番バランスがとれてておいしいかなぁ。程よい辛さで、唐辛子の風味で味の邪魔をしていないですし。
ただ、残念ながらどれも値段的にもリピートはないかな。『痛辛』の1,000円だってキツいんだから。
原材料
原材料は、”痛辛”も”超痛辛”も”痛い”も、どれも全く同じ内容ですね。
基本の原材料は同じで、唐辛子の含有量を変えているだけなのかもしれません。
カロリーなど。
315kcalというはけっこうカロリー高いですね。
ちなみに、ボンカレーは18禁カレーよりも内容量が20グラム多いけどカロリーは185kcalですからね。
しかしまぁ、エキスじゃないのにこの破壊力!あらためてジョロキアの威力を思い知らされました。
普段ジョロキアパウダーを常用しているとはいえ、ジョロキアの実2個分の量のパウダーを一度に使うことなんて今までなかったですからね...。
ま、ネタとしては最高なカレーですよ。
ただ、価格も2,280円ですし、さすがにもう一度買って食べたいとは思いません。
味のバランスが取れている『痛辛』の1,080円でさえも躊躇しますからね。
でも、コクがあっておいしいし、しかも化学調味料不使用なところとか、いいんだけどなぁ。
同じ無添加のカレーでもゲイロードのレトルトカレー(ビーフ)は500円程度で買えるので、それはリピ買いしていますけどね。
もうちょっと価格設定がどうにかならないかと。(まぁ、特にジョロキアの価格が高めなのでしょうがないかもですが)
ちなみに、僕が今まで食べたカレーの中で一番辛かったのは『『世界一辛い(当時)ザ・ソース入りの殺人カレー』』です。 というか、今まで食べた激辛料理の中で一番辛かったです。正直、あれはもう二度と食いたくない。繰り返したくない!
わずか4口でリタイアしましたからね。あれはマジで死ぬかと思った!
無理して完食してたら、今頃こんなブログなんか書いてないでしょうね(この世にいないw)。
というか、あれは必死で頑張ってたべて、やっと4口食べることができたので、どう頑張っても完食は不可能でしたけど。
激辛はほどほどに、調子に乗らないように、無理はしないように、楽しく、気持ちよく食べましょう。
辛いのは嫌よ。(←この場合は”ツラい”と読む)胃は痛くなったけど、久々に激辛でトリップしましたよ!
18禁カレー各種は通販で買えます。上から辛い順に並んでます。↓
パッケージといい、パーティーネタやプレゼントには最適です。
でも『痛い』は激辛初心者にはキツいので、『痛辛』からお試しください。
セット↓
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18禁カレーのお供に! バングラデシュ産ジョロキアパウダー(おそらく18禁カレーにも使用されていると思われる)
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