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LIFE PREMIUM『辛さと旨さがくせになる 麻婆豆腐の素』

ライフ麻婆豆腐の素 お勧め
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LIFE PREMIUM(ライフプレミアム)の麻婆豆腐の素

関東、関西に支店があるスーパーマーケット『LIFE(ライフ)』のPB(プライベートブランド)である『LIFE PREMIUM(ライフプレミアム)』から、麻婆豆腐の素が出ていました。
『ライフ』は、関東圏では東京、千葉、神奈川、埼玉、近畿圏では大阪、京都、兵庫、奈良にしか店舗がないので、馴染みのない方も多いかもしれません。

国産の麻婆豆腐の素のパッケージ写真って、おいしそうではない(本格的ではない)ものが多いのですが、この麻婆豆腐の素は違いました。

葉にんにくさえ載っていないものの、なかなか本格的な見た目!!!!
麻婆豆腐は見た目も大切です。 

パッケージ表の説明文

『辛味、旨味、コクを引き出す3種の醤(豆板醤、豆鼓醤、甜麺醤)を使い、花椒の香りと痺れを加えた逸品。』と書かれています。

うーん、甜麺醤を使っているのかぁ。
甜麺醤は甘いんです。 本場四川の麻婆豆腐のレシピには甜麺醤は基本的に使われません。
甜麺醤を麻婆豆腐に使い始めたのは、日本に四川料理を伝えた陳建民さんだと言われています。日本では中国の発酵豆板醤や豆鼓が手に入らなかったので、甜麺醤や八丁味噌を使ったらしいのです。(八丁味噌は豆鼓の代わり) 
それが現在の日本式麻婆豆腐の原型となっているようで、日本の麻婆豆腐には必ず甜麺醤を使います。 だから日本の麻婆豆腐は基本の味が甘いんですね。
僕は甘い麻婆豆腐は苦手なので・・・。 隠し味で甜麺醤や砂糖が入っているくらいならいいんですが、
本場中国四川製の麻婆豆腐の素などでも、たまに砂糖が入っているものがありますが、食べると甘ったるさは全然感じず、砂糖はほんとに隠し味程度になっているんです。(広東風はこの限りでない) 
日本の場合は甘さを出すために砂糖を使っている。
麻婆豆腐の甘さは、油、豆腐、肉などから出る自然の甘さだけで充分だと思うんですけどね。

どこで買った? いくらだった?

スーパーマーケット『ライフ』 ムスブ田町店(東京都港区)にて購入。

価格は税込みで430円でした。

これ1箱で2〜3人前が2回作れるようなので、『陳麻婆豆腐の素』と同じくらいの値段ですね。陳麻婆豆腐の素は、2〜3人前が3回作れて600円前後なので。

原材料チェック

なんと!! 

郫県豆板醤を使っているらしい!  しかも、商品中に豆板醤は22.36g(刻むなぁ)も使用しているとのこと。  これ、なんか期待できそうだぞ。

豆板醤は中国製と国内製のものがブレンドされているようです。
豆板醤のうち、ピーシェン豆板醤の割合は92%らしいので、いい感じのブレンド率です。
僕も自分で麻婆豆腐を作る時はピーシェンをメインに国産の豆板醤をブレンドしたりします。

というか、これってなかなか本格的な原材料です!!!
甜麺醤は使われているものの、砂糖は不使用!!! 
日本国内製造の麻婆豆腐の素で砂糖不使用なものを見たのは初めてかも。

花椒オイルの他に花椒粉末も使われているようですし、原材料を見る限りではかなり期待できますよ、これ。 パッケージ写真もおいしそうだし。

そして、製造者は佐賀県の”宮島醤油”なんですね!

宮島醤油の作った麻辣鍋の素(麹鍋スープ 麻辣)がなかなか美味しかったんだよなぁ!

ミヤジマ(宮島醤油)『糀鍋スープ 麻辣』
辛さ満足レベル: 旨さ満足レベル: ※レベル表記方法についてはこちらのページを。 日本製の麻辣鍋スープ "宮島醤油"という、佐賀県の醤油メーカーが作る麻辣火鍋の素です。 宮島醤油 糀鍋スープ麻辣 600g×10袋入 価格:3,002円(20...

でも、宮島醤油はマルエツのPB(プライベートブランド)の麻婆豆腐の素も作っているんですが、あれは砂糖たっぷりで甘すぎた。
まあ、あくまでもPB製品なので、砂糖をたっぷり入れるレシピは委託側(マルエツ)の提案なのでしょうけど、”辛口”なのにかなり甘かった・・・↓

マルエツ『辛口 麻婆豆腐の素』 - ドラマー涼の激辛ブログ『Eat with fire!』
マルエツ『辛口麻婆豆腐の素』辛さ満足レベル:☆☆旨さ満足レベル:☆☆☆※レベル表記方法についてはこちらのページを。マルエツのPB『maruetsu365+1』の辛口麻婆豆腐の素です。『花椒をきかせ、しびれる辛さの四川風の麻婆豆腐が作れます。...


しかし、今回のはスーパーマーケット『ライフ』のPB商品ですが、パッケージ写真や原材料から推測すると、なかなか期待できそうです!

カロリーはこんな感じ。

これに油とか肉とか豆腐とか白飯のカロリーが加わるので、あくまでも参考です。
カロリー気にしてたら麻婆豆腐は食えません!

用意する材料と作り方

用意するもの。 肉は、”牛または豚挽肉”と書かれていますが、やはりここは牛でしょう!(もしくは牛豚ひき肉)
牛挽肉は、高いものを用意すればいいってものではありません。 A5クラスの霜降り和牛などの牛挽肉は確かに美味しいのですが、牛の風味が立ちすぎて麻婆っぽさが失われてしまう。(それはそれでまた別の美味しさがあるんですけどね)
牛挽肉は、赤身多めで、ほどよく脂が入っているものが良いでしょう。 100グラムあたり300円前後のものがいい感じです。 安すぎると肉の味がおいしくなくて、これまた麻婆の味を台無しにしてしまう事があります。

あと、長ねぎを使うことになっていますが、できるのなら『葉にんにく』を使うことをお勧めします。
僕は麻婆豆腐用に葉にんにくを冷凍保存しているので、それを使いますよ。
ただ、葉にんにくは季節野菜な上に、栽培農家も限られていて、市場にほとんど出回りません。
横浜中華街の八百屋さんでは、だいたい一年を通して売られています。(中国産です。)
長ねぎとニラなどで代用してもいいかもしれません。葉にんにくをニラで代用する場合は、ガーリックパウダーなどを併用すると良いでしょう。 

豆腐は木綿豆腐が本場っぽいですが、絹ごし豆腐を使うと滑らかで上品な感じになります。
僕は木綿豆腐をあえて手でちぎって使います。 包丁でカットするよりも手でちぎったほうが豆腐に味が絡みやすくなり、味も染み込みやすいです。 なによりもワイルド感があります。
麻婆豆腐はワイルドな料理ですからね。 

作ってみます。

パックの封を開けたら、ピーシェン豆板醤の香りがしました。 期待できる香り!

挽肉を焦げる手前まで炒め、そこに麻婆豆腐の素と豆腐を入れます。

陳麻婆豆腐の素よりもタレの量は多めです。


豆腐よりも先に麻婆豆腐の素を入れ、軽く火を通したほうが香り高くなります。

豆腐を入れ、混ぜ合わせながら炒めます。

豆腐の水分も少し出てきて、脂と馴染んできました。 いい感じ!

ここで2〜3分煮込んで豆腐に火を通します。

上げ際に葉にんにくを入れて、葉にんにくが少ししなった状態で完成です!!!

本来は片栗粉を入れてとろみを付けて仕上げるのですが、この麻婆豆腐の素は片栗粉は入れなくてもいいようです。 その代わりなのか、素には”増粘剤”が使われています。
いいんだか悪いんだか。

完成! 食べてみます。

「パッケージ写真に偽りなし」の出来具合です。 美味しそう。

食べてみると・・・・

だよね・・・ 原材料を見てて味はだいたい想像できてました。

やっぱり想像通りの味。

ちゃんと麻婆豆腐です! おいしいです。

国産の麻婆豆腐の素の中で一番本場(というか元祖陳麻婆豆腐)に近い味じゃないかな。

ピーシェン豆板醤を使っているので当然といえば当然です。

豆鼓がちょっと弱いかなぁ。 そのせいもあってか塩分も少し控え目な味です。

あと、ちょっと甘みが気になります。 これは甜麺醤の甘みだと思います。
嫌な甘みではありませんが、僕個人的にはこの甘味は必要ないかなと思いました。
麻婆豆腐の甘みは、豆腐と脂と肉から出てくる自然な甘みだけで充分なのです。

辛さは?

麻辣が弱いです!!
バランス的には麻味(花椒のしびれ)よりも辣味(唐辛子の辛さ)が強めな感じですが、全体的な麻辣感はかなり弱めです。 このへんは日本人向けに配慮しているのでしょうか。
全然辛くないわけではありません。辛さは一応あります。 ピリ辛レベルの辛さです。
豆板醤に使われている唐辛子だけの辛さだけなんでしょうね。と思いますが、
まあ、スーパーマーケットの麻婆豆腐の素ですから、あまりマニアックになっても駄目なんでしょう。 
でも、花椒の小袋とかを付けてくれたらもっと良かったんですけどね。
僕は花椒も辛味付用の唐辛子(七海涼辛子)を常備しているので問題ないですが、普通の家庭で花椒を常備しているところもそんなに多くはないと思いますし。

しかし、スーパーマーケットのPB(プライベートブランド)商品でこれくらい本格的な麻婆豆腐の素が出てくるとは意外でした。
四川式麻婆豆腐の素としては国内トップクラスだと思います。(本格さにおいて)

もちろん、麻婆豆腐という料理は色々アレンジされ進化してしています。
いまや作り方や原材料も多岐に渡っているので、「本格的=おいしい」というわけではありませんし「元祖=美味しい」というわけでもありません。

でも、僕が一番好きな元祖陳麻婆豆腐の素の味に一番近いです。

「陳麻婆豆腐の素が辛すぎる!」
「陳麻婆豆腐を食べてみたいけど、辛そうなので躊躇している」

という人にはおすすめかもしれません。
辛いのが苦手だけど、手軽に本場の味が楽しめると思います。 

麻辣は控えめだけど、味は本格的! だけど若干甘い。 という感じです。

値段とかを考えると陳麻婆豆腐の素を買ったほうがいいかなぁ。  
もうちょっと価格が安ければいいのにね。 でも陳麻婆豆腐の素は値上げしたので競争力はあるかも。


↓花椒は挽きたてが一番いい!


↓辛味付けは七海涼辛子で決まり!!

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↓色々な本格麻婆豆腐の素をご紹介します!

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